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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 2月1日 オークランド

RACE DATA

開催日:2020年2月1日(土)
開催地:カリフォルニア州オークランド
会場:リングセントラル・コロシアム

REPORT

450SX:ジャスティン・バーシアが6位に入り、ポイント獲得

Monster Energy Yamaha Factory Racingのジャスティン・バーシアがカリフォルニア州オークランドのリングセントラル・コロシアムで開催されたAMAスーパークロス第5戦で厳しい戦いから攻勢に転じ6位に入った。チームメイトのアーロン・プレシンジャーはタイトでテクニカルなコースに苦戦し、12位でフィニッシュした。

バーシアはヒート2でまずまずのスタートを決めてすぐに3番手に上がるが、レース終了間際にマシントラブルが発生し、LCQ(ラストチャンスクオリィファイヤー)への参加を余儀なくされた。しかしバーシアは好スタートからリードを奪うと他を寄せ付けず圧勝。これでメインイベントへの出場資格を得たが、不利なアウトサイドのゲートからのスタートとなり、中団グループに埋もれてしまう。それでもすぐに15番手から11番手へ浮上。その後も着実にポジションを上げ6番手まで上がったところでチェッカーとなり、ロスを最小限に抑えてトップと15ポイント差のランキング3位に踏みとどまった。

プレシンジャーはヒート2に出場し、好スタートを見せて2番手につけるが苦戦して4番手でフィニッシュし、メインイベントへの出場を果たした。迎えたメインイベントのスタートは、チームメイトのバーシアと同様、中団グループに埋もれ、バーシアに続く12番手でオープニングラップを終えた。その後、2018年250SX西地区チャンピオンは上位を目指すが、ポジションを上下させながら最終的には12位でチェッカーを受けた。

次のAMAスーパークロス選手権第6戦は2月8日土曜日、カリフォルニア州サンディエゴのペトコパークで開催される。

250SX:フェランディスが今季2勝目で、ランキングトップに浮上

Monster Energy Star Yamaha Racingのディラン・フェランディスがカリフォルニア州オークランドのリングセントラル・コロシアムで今シーズン2勝目をあげ、250SX WESTのランキングトップに立った。ジャスティン・クーパーは3位となり、チームメイトと表彰台に立った。

ディフェンディングチャンピオンのフェランディスはレース当日の早い段階から良い流れをキープし、クオリファイングプラクティスをトップで通過。ヒート2では4番手からの追い上げを強いられながらも2位フィニッシュした。

メインイベントでは好スタートを見せて3番手につけると、2周目に2番手に上がりトップを追撃。レースが中間を過ぎる辺りでフェランディスはトップに追いつくと、フープスの後の左コーナーで勝負。ここでライバルがコースアウトし、トップに立ったフェランディスはそのままポジションをキープして2位に2.3秒の差をつけチェッカーを受け、レッドプレートとともにオークランドを後にした。

その一方で、クーパーにとっては再び厳しいレースを強いられた。参加したヒート2でのトップ争い中に、他のライダーと接触して転倒。その後、再走を試みたもののLCQ(ラストチャンスクオリファイヤー)への参加を余儀なくされた。ここでクーパーはスタートからトップに立つと、全周回で首位をキープ。2位に11秒以上の大差をつけてLCQを制した。

メインイベントでクーパーは19番目のゲートからホールショットに近い見事なスタートを見せる。ところが1コーナーでライバルと接触し、6番手まで後退。追い抜きが難しいタイトなコースだったが、クーパーは着実に順位をあげ、終盤のフープスセクションでライバルをかわして3番手に上がり表彰台に立った。この結果、チームメイトにランキングトップを譲ることとなったが、そのフェランディスとは2ポイントで次週のサンディエゴ戦に向かう。

RESULT

RIDERS RANKING

COMMENT

450SX

Monster Energy Yamaha Factory Racing
ジャスティン・バーシア選手談(6位)

「今週はとても充実していました。バイクのテストをたくさんやりました。やるべきことがいくつか残ってはいましたけど、木曜日にオークランドに来たときには本当に充分な位置に居ると感じていました。終日、プラクティスを通して改善を続けて、楽に走れる感じになってきて、これは自分にとって良いフィーリングでした。ヒートレースでは好スタートを決めて、3、4番手につけていたんですが、その後、横から他のライダーに割り込まれて、ちょっと後退しました。それでも攻めて3番手まで上がり、2番手とトップのすぐ近くまで迫ったんですが、残念ながら最終ラップにメカニカルトラブルに見舞われてしまいました。それでLCQに出ることになりました。 LCQでの勝利はメインイベントに向けて自信を高めてくれました。唯一、厳しいことははるか外側のゲートに居たことです。このレースのスタートはインサイドに居る必要がありました。ちょっと厳しい状況で、大変なのはわかっていたけど、自分の身体はすごくいい感じで、体調は最高でした。メインイベント全体を通してハードに攻めました。トップ10圏外から6番手まで上がり、前を走るライダーたちに迫っていました。全体に、オークランドでは自分が望んでいた結果は得られませんでしたけど、自分のライディングは最高でした。難しいコースで楽に走ることができました。来週末のレースが本当に楽しみです」

アーロン・プレシンジャー選手談(12位)

「オークランドはあまり理想的なレースではなかったですね。楽に走れるよう一日中苦労してトライして、それがメインで示されました。スタートして中団グループにつけて、それから何人かパスしました。自分の走りをし始めたのですが、ミスを冒して何人かのライダーに抜かれてしまいました。そこから前に出ようとプッシュして12位でレースを終えました。この後、チームとともに戻って、今週テストを予定しています。サンディエゴへの準備を整えて、そこで名誉挽回に努めます」

250SX

Monster Energy Star Yamaha Racing
ディラン・フェランディス選手談(1位)

「ここオークランドでの一日の展開にかなり興奮しています。総合1位でレースを終えてレッドプレートを手にした。これはすごいことです。チームにとっても、自分自身にとっても良いレースでしたけど、まだ多くのレースが残っています。これから戻って月曜日には次のラウンド、サンディエゴに向けてハードワークで準備を進めます」

ジャスティン・クーパー選手談(3位)

「自分にとってまた厳しいレースになりましたけど、立ち直ることができました。やるべきことをやりました。今夜はかなり多く周回したので、あのメインではかなりへとへとになりました。追い抜きがかなり難しかったです。時間をかけて、アレックス(マーチン)に集中しました。好スタートを決めることができて、それからあの1コーナーでアレックスと当たった時も走り続けられたのでうれしいです。僕はそれをチーム全体に伝えなければなりません。これから戻って、がんばってトップに返り咲きます」

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