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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 1月11日 セントルイス

RACE DATA

開催日:2020年1月11日(土)
開催地:ミズーリ州セントルイス
会場:ドーム・アット・アメリカズ・センター

REPORT

450SX:バーシアが2位フィニッシュ、2戦連続で表彰台獲得!

ミズーリ州セントルイスで開催されたAMAスーパークロス選手権第2戦で、Monster Energy Yamaha Factory Racing Teamのジャスティン・バーシアが2位に入り、450SXポイントランキングでのリードを拡大した。前戦アナハイム1で厳しい戦いを強いられたチームメイトのアーロン・プレシンジャーは進化を見せてトップ10フィニッシュを果たした。

週末に向けて体調不良だったバーシアは、走行開始早々にクラッシュするなど、厳しいスタート。しかし、チームはコンディションに最適な状態へとマシンのセットアップを続け、バーシアは立ち直りクオリファイを5位で通過。27歳のバーシアはヒートレースのヒート2に出場すると、スタートで出遅れたものの、プッシュして3位でフィニッシュし、メインイベント出場を決定した。

メインイベントでは、ヒートレースよりはるかに良いスタートで3番手につけると、バーシアは上位進出を目指し2番手へと順位を上げると、3番手以下の後続を引き離して行った。その後は、トップにこそ届かなかったものの、2番手を堅持してフィニッシュ。最高のコンディションではなかったこのレースで非常に貴重なポイントを獲得した。

一方、プレッシンジャーは、チームメイト同様、ヒートレースのヒート2に出場し、スタートでは出遅れたものの、そこから追い上げて7位に入る。メインイベントでは14番目のゲートからスタートして11番手に上がると、さらにポジションを上げて10位でフィニッシュした。

250SX:ジャスティン・クーパーがセントルイスで2位を獲得

開幕戦でのモンスターエナジーAMAスーパークロス初優勝に続き、ミズーリ州セントルイスで開催された第2戦でMonster Energy Star Yamaha Racingのジャスティン・クーパーが2位でフィニッシュ。再び表彰台に立ち、250SX WESTのランキングトップを守った。チームメイトのディラン・フェランディスは1周目にクラッシュを喫したが再走して追い上げ、12位でフィニッシュとなった。

まず行われたクオリファイで、フェランディスがトップタイムを記録し、クーパーもこれに続く2位となり、順調にスタートを切った2人。この結果、クーパーはヒート1に出場し、いくつかのアクシデントに巻き込まれそうになりながらも3位でフィニッシュした。続くメインイベントではスタートで出遅れたが、7番手から5番手へとすぐに順位を上げると、フィニッシュまで残り5周となったところで2番手に浮上。アナハイムに続く優勝を目指したが届かず2位でフィニッシュとなった。この結果、ポイントランキングで2位との差を5ポイントに拡大した。

フェランディスはヒートレースのヒート2に出場し4位でフィニッシュしたが、残念ながらメインイベントでこの結果を上回ることができなかった。スタート後、リズムセクションで転倒。すぐに立ち上がったものの、クラッシュによるマシンのダメージを修復するためメカニックエリアに行かなければならず、15分プラス2周のレースでさらに貴重なタイムを失うこととなった。それでもフェランディスは果敢な追い上げを見せ、12位でフィニッシュ。ランキングは4位、1位のチームメイトとの差は15ポイントとなっている。

次戦は1月18日(土)、南カリフォルニアはアナハイムのエンジェル・スタジアム・オブ・アナハイムで第3戦が開催される。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

450SX

Monster Energy Yamaha Factory Racing Team
ジャスティン・バーシア選手談(2位)

「とてもつらい一日でした。今週はずっと体調不良で、強いメンタル面で抱えていた困難な状況を乗り越えなければなりませんでした。ヒートレースはすごくうまくいきました。スタートは悪かったんですが、集団を抜けて前に出て3位に入りました。何度かすばらしいオーバーテイクがありましたが、すごかったですね。メインイベントではスタートがずっとよくなり、すぐに2番手に上がりました。その後もハードにプッシュしたのですが、自分にとって今夜のベストは2位でした。状況を考えればとてもいいライディングで、アナハイムの時よりもいいように感じました。ただやはり、少し体調が優れなかったことが残念でした。チームはマシンとセットアップですばらしい仕事をしてくれました。体調を回復させてアナハイムにはいい状態で臨みたいですね」

アーロン・プレシンジャー選手談(10位)

「今日は先週末より少しよくなりました。ヒートレースは最高のスタートを切ることができず苦労し、メインは14番目という厳しいゲートになってしまったのです。そのためメインイベントでもスタートが悪く、トップ10圏内に入ろうと懸命に走りましたが、本当に大変でした。コースコンディションがかなりチャレンジングな状態で、いくつかのスポットでは滑りやすく、たくさんのわだちがありました。実際、多くの選手が転倒していましたが、僕も転倒する恐れがあったので常に注意深く走らねばなりませんでした。大変な一日でしたが、進歩はしています。今週、戻って、より良いゲートを得られるように、表彰台に立つか、少なくともトップ5圏内でフィニッシュするようもっと努力したいと思っています」

250SX

Monster Energy Star Yamaha Racing
ジャスティン・クーパー選手談(2位)

「先週はかなり楽に走れました。トップで周回するだけでしたからです。でも今週末は異なるレース展開となりました。一日を通していい感触でしたが、今夜は優勝には届きませんでした。集中して、時間をかけて集団の中を抜けて行かなければならなかったのです。一度勝利の感覚を覚えたら、それを失いたくはありません。でも今夜はまるで勝ったような感覚です。自分にとっていい勉強になりました。ランキングリーダーの証であるレッドプレートは、こらからもしっかりと保持するつもりです」

ディラン・フェランディス選手談(12位)

「一日を通してすごくいい感触でした。コースコンディションもよかったのですが、残念ながら求めていた結果は得られませんでした。1周目、僕の前で誰かがクラッシュして、それを避けられませんでした。その後、何ポイントかでも得ようと走りましたが、気持ちとしては苛立ちがありました。来週、トレーニングを再開してアナハイム2に備えます」

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