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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 4月28日 ソルトレイクシティ

RACE DATA

開催日:2018年4月28日(土)
開催地:ユタ州ソルトレイクシティ
会場:ライス・エクルズ・スタジアム

REPORT

450SX:バージェスが5位入賞

AMAスーパークロス第16戦(全17戦)がユタ州ソルトレイクシティのライス・エクルズ・スタジアムで開催された。このレースにMonster Energy/Yamaha Factory Racing Teamからエントリーしたのはジャスティン・バーシアとショシュア・ヒル。バーシアは好走して5位に入り、ミネアポリス大会での負傷により欠場したクーパー・ウエブに代わり参加したヒルは16位でレースを終えた。

ソルトレイクシティでAMAスーパークロスが初めて開催されたのは2001年。競技の舞台となるライス・エクルズ・スタジアムはユタ大学所有の屋外フットボール場で、翌2002年の冬季オリンピックでは開会式と閉会式の会場ともなっている。同スタジアムでのAMAスーパークロス開催は2001年から2017年までに10回を数える。

土曜日午前10時15分に開始されたタイムド・クオリファイング・プラクティスを終えて、バーシアは5番手、ヒルは21番手。そしてメインイベントを前に行われるのが6分プラス1周で争われるヒートレース。両選手とも午後4時25分から開始されるヒート2に参加した。バーシアは5位に入り、そのままメインイベント進出を決めるが、ヒルは10位にとどまり、22選手が5分プラス1周で争うラストチャンス・クオリファイヤーに参加することになった。ここでヒルはオープニングラップでトップに立つと、全周回でポジションをキープし、そのまま1位でゴールしてメインイベントへの出場権を得た。

メインイベントはサーキット上空に青空も見える午後5時59分にスタート。バーシアはスタート直後の1コーナーを7番手で通過。そのままオープニングラップを7番手で終えると次の周にはトップ5圏内の4番手に上がる。トップはB・バゲット(KTM)とM・ムスキャン(KTM)が争い、C・クレイグ(ホンダ)が3番手。その後、後方から順位を上げて来たE・トマック(カワサキ)がレース中盤になるとバーシアに追いつき、両選手がバトルを展開。そしてスタートから9分が経過した10周目、トマックがバーシアをパス。その後は上位グループに順位の変動はなく、バーシアは5位でチェッカーフラッグを受けた。
一方、ヒルはオープニングラップを18番手で終えると、D・テダー(KTM)、C・バンバスカーク(KTM)らと争いながら18位前後を走行。結局、トップから2周遅れの16位でレースを終えた。なお、レースはM・ムスキャン(KTM)が制した。

250SX:プレシンジャーが4位、レッドプレートを守る

併催の250SXクラスはシアトル大会以来となる西地区シリーズ第9戦。このレースで、Yamalube Star Racing Yamahaのアーロン・プレシンジャーが4位に入りランキング1位を堅持した。一方、チームメイトのミッチェル・オルデンバーグは練習中の負傷により、今大会を欠場した。

今シーズン8戦を終えて4勝、2位1回で西地区シリーズ・ランキングトップのA・プレシンジャー。タイムド・クオリファイング・プラクティスで2番手のタイムを叩き出し、その後に参加したヒート1ではスタート直後こそC・セクストン(ホンダ)とバトルを展開するが、以後はこれを引き離してレースを圧倒。全周回でトップをキープして1位と、好調振りをアピールした。

メインイベントは今大会も15分プラス1周のタイムレース形式で争われた。プレシンジャーはスタート直後の1コーナーを7番手で通過すると、オープニングラップに5選手をパスしてJ・サバジー(カワサキ)に続く2番手まで浮上する。プレシンジャーはトップのサバジーに激しく迫り、一時は並びかけるシーンも見せる。だがスタートから5分、6周目にS・マクラス(KTM)とA・シアンシャルーロー(カワサキ)の先行を許したプレシンジャーは4番手に後退。以後、上位4選手による僅差の争いが続くが、レース後半になるとプレシンジャーは上位3選手からやや遅れる。終盤に再び3番手のシアンシャルーローに迫るがパスするには至らず、結局4位でチェッカーフラッグを受けた。この結果、プレシンジャーはシリーズポイントランキング1位を守った。

次戦はAMAスーパークロス・シリーズ最終戦。5月5日土曜日、ネバダ州ラスベガスのサムボイド・スタジアムで開催される。

RESULT

RIDERS RANKING

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