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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 1月6日 アナハイム

REPORT

450SX:開幕戦、バーシアが3位表彰台、ウェブは10位

2018年のAMAスーパークロスがいよいよ開幕。第1戦アナハイム1が1月6日土曜日、カリフォルニア州アナハイムのエンジェル・スタジアムで開催された。

2018年AMAスーパークロスではいくつかの変更が発表された。まずチャンピオンシップポイントシステムで、1位、2位、3位の得点差は変わらないものの、上位選手の得点が大きくなる。また、1月20日のアナハイム大会、3月3日のアトランタ大会、そして4月14日のミネアポリス大会では3つのメインイベントで優勝が争われるトリプルクラウン・フォーマットが採用される。

450SXではセミレースが廃止され、各ラウンドともフリー・プラクティス、タイムド・クオリファイング・プラクティス、2つのヒートレース、ひとつのラストチャンス・クオリファイヤー、そしてメインイベントで構成されることとなった。2つのヒートレースでそれぞれ1位から9位までに入った18名のライダーはそのままメインイベントへと進むが、10位以下のライダーはラストチャンス・クオリファイヤーに参加する。ここで1〜4位までに入れば22名によって争われるメインイベントに出場する資格を得る。

450SXにはMonster Energy/Knich /Yamaha Factory Racing Teamから2016年AMAスーパークロス250SX西地区チャンピオンのクーパー・ウエブをはじめ、ディビー・ミルサップス、そしてジャスティン・バーシアが参戦。開幕戦は、2017年秋のテストで負傷したミルサップスが欠場するため、ウエブとバーシアが出場する。なお、ミルサップスは第7戦からバーシアに代わって参戦する予定だ。

エンジェル・スタジアムでの開幕戦では、タイムド・クオリファイング・プラクティスから好調な走りでJ・バーシアが総合3番手、C・ウエブも9番手のタイムを記録した。その後、両選手はヒート2に参加。バーシアが1位、ウエブも中盤まで3位につけていたが転倒。再走したものの順位を落としてしまう。それでも6位に入りメインイベント進出を決めた。

今大会のメインイベントは20分プラス1周で争われた。ホールショットを奪ったのはE・トマック(カワサキ)で、これにYZ450Fを駆るバーシアが続く。8周目にトップのトマックがクラッシュすると、バーシアがトップに躍り出たが、3番手を走行していたM・ムスキャン(KTM)が11周目にバーシアを抜いてトップに立つ。さらにJ・アンダーソン(ハスクバーナ)もバーシアに迫り、プレッシャーをかける。バーシアはこれを巧みに抑えていたが、4ラップ後に逆転を許し、アンダーソンが2番手に上がった。順位を落としたバーシアだったが、その後はポジションを守って3位でフィニッシュ。開幕戦で表彰台を獲得した。

チームメイトのC・ウエブはオープニングラップを8番手で終えると、K・ロクスン(ホンダ)、J・ブレイトン(ホンダ)らと序盤から激しいバトルを展開。そしてレースが中盤へと進む頃にリズムセクションでバランスを崩して遅れ、一時15番手まで順位を落としてしまう。それでもその後追い上げ、10位まで挽回したところでチェッカーフラッグを受けた。

250SX West:プレシンジャーが開幕戦で2位表彰台を獲得!

250SXは西地区の開幕戦が行われた。2018シーズンを迎えるにあたり、いくつかの変更が加えられたAMA スーパークロスだが、250SXでも東西両地区から最も速いライダー20名が争う250SX East / West Showdownsがインディアナポリスとラスベガスの2大会で開催されるなど、新たな試み追加された。各ラウンドの構成については2つのヒートレース、ラストチャンス・クオリファイヤー、そして15分+1周で争われるメインイベントで変更はない。なお、2つのヒートレースでそれぞれ1〜9位までに入った18名がそのままメインイベントへと進み、10〜20位までのライダーはラストチャンス・クオリファイヤーにまわって、ここで1〜4位までに入ればメインイベントへの出場資格を得る点も変更はない。

Yamalube Star Racing Yamahaからはアーロン・プレシンジャー、ミッチェル・オルデンバーグ、そしてジャスティン・クーパーの3名がこのレースに参加した。

今大会のメインイベントは15分+1周で争われ、YZ250Fに乗るプレシンジャーは、ホールショットを奪ったS・マクラス(KTM)、A・マーティン(KTM)、C・クレイグ(ホンダ)に続き4番手とまずまずの位置でオープニングラップを終える。だがチームメイトのクーパーは多重クラッシュに巻き込まれて大きく後退。18番手でコントロールラインを通過した。オルデンバーグは13番手。

プレシンジャーは3周目にマーティンをかわして3番手に上がると、前を行くクレイグに迫る。そして5周目にこれを抜いて2番手に浮上する。トップのマクラスを追うプレシンジャーだったが及ばず、結局2.5秒差の2位でチェッカーを受けた。

一方、スタートで出遅れたオルデンバーグは徐々に順位を上げて3周目にトップ10圏内に入る。追撃の手を緩めないオルデンバーグは終盤16周目に6番手に上がるとそのままフィニッシュした。また、クラッシュで遅れたJ・クーパーは9位まで順位を上げたところでレースを終えた。

2018年AMAスーパークロス・シリーズ第2戦は1月13日(土)、テキサス州ヒューストンのNRGスタジアムで開催される。

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