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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.07 2月17日 アーリントン

RACE DATA

開催日:2018年2月17日(土)
開催地:テキサス州アーリントン
会場:AT&Tスタジアム

REPORT

450SX:C・ウェブが今季自己ベストの6位獲得

2018年AMAスーパークロス・シリーズ第7戦で、Monster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamのクーパー・ウェブが今シーズンの自己最高位となる6位に入った。一方、チームメイトのジャスティン・バーシアはヒートレースでの転倒によりリタイアを余儀なくされた。

シリーズ第7戦の舞台は2009年5月にテキサス州アーリントンで「カウボーイズ・スタジアム」としてオープンした開閉式の屋根を持つAT&Tスタジアム。2011年から連続してAMAスーパークロスを開催している。

今大会のヒートレースは6分間プラス1周で争われる。YZ450Fを駆るバーシア、ウェブはともにヒート1に参加。期待のバーシアはホールショットを奪ってレースをリードするが、ジャンプでT・バウワース(カワサキ)と絡み、転倒。ここで右手指を骨折してしまい、以後の走行を断念した。これまでの全6戦でトップ10フィニッシュを重ね、シリーズポイントランキングでは2位につけていたジャスティン・バーシアだが、今大会は残念ながらノーポイントに終わった。 一方、タイムド・クオリファイング・プラクティスのAグループ1回目のセッションでトップタイムを記録し、総合結果でも2番手となったウェブは、スタート直後の13位から順位を上げ、レース後半にはM・ムスキャン(KTM)と激しいバトルを展開しながら8位でフィニッシュ。メインイベント進出を決めた。

そのメインイベントは、今大会も20分プラス1周のタイムレース形式で22選手によって争われる。 Monster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamからただ一人参加するウェブはまずますのスタートを見せて左90度の1コーナーに8番手で進入すると、オープニングラップを終えて6位で戻って来た。だが2周目、わずかなスキをC・シーリー(ホンダ)につかれてひとつ順位を落とす。その後、シーリーとウェブは前を行くW・パイク(スズキ)に追いつき、3選手によるバトルが展開される。そしてスタートから約4分、4周目に入ったところで2位につけていたJ・アンダーソン(ハスクバーナ)がコーナーで転倒して後退したため、ひとつ順位を上げると、次の周には4位を走行していたW・パイクをシーリーとともにパス。ウェブは5位に浮上する。トップはE・トマック(カワサキ)、2位M・ムスキャン、3位にB・バゲット(KTM)が続く。 そしてレース中盤、一旦7位まで順位を落としていた覇者、J・アンダーソンがウェブの後方に迫って来た。勢いに乗るアンダーソンにウェブは抗しきれず、13周目にその先行を許して6位に後退。それでも以後、クーパー・ウェブはそのままの順位を保ち、シーズン自己ベストとなる6位でチェッカーフラッグを受けた。 レースはE・トマック(カワサキ)が優勝した。

2018年AMAスーパークロス・シリーズ第8戦は2月24日土曜日、フロリダ州タンパにあるレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催される。

250SX:東地区開幕戦でニコルスが2位表彰台獲得

AMAスーパークロス第7戦アーリントン大会に併催の250SXクラスのレースは東地区開幕戦。Yamalube Star Racing Yamahaからディラン・フェランディスとコルト・ニコルズの2選手が参加した。

メインイベント進出をかけて行われるヒートレースは今回、6分プラス1周で争われる。D・フェランディス、C・ニコルズはともにヒート1に参加。タイムド・クオリファイング・プラクティスで2番手の好タイムをマークしているフェランディスは終始3番手につけていたが、終盤、前を行くR・ハンプシャー(ホンダ)がクラッシュして順位を落としたため2位でフィニッシュ。一方、ニコルズは1周目の9位から前を行く選手を次々とパス。4位に入り、ともにメインイベント進出を決めた。

昨シーズン、東地区シリーズを5位で終えているフェランディス。ヤマハ勢の中でも期待の高かったそのフェランディスが、なんとスタート直後の1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれてしまう。バイクを立て直して再走を果たしたものの、周回遅れとなってしまう。 一方、ニコルズは大混乱のオープニングラップを7位で終えると前を行くライダーを次々にパス。2周目を終えるまでに5位へと順位を上げる。上位はトップからR・ハンプシャー(ホンダ)、S・カントレル(KTM)、Z・オズボーン(ハスクバーナ)、そしてB・ハートランフト(ヤマハ)。 スタートから2分30秒が経過した3周目、オズボーンがコーナーで転倒してニコルズの後方5位に後退。ニコルズは次の周にはB・ハートランフトを抜き、3位に進出する。だが6周目、ディフェンディングチャンピオンのZ・オズボーンがニコルズに追いつき、これをパス。その後、オズボーンはカントレルも抜いて2位に上がり、カントレルにはニコルズが激しく迫る展開となった。レース中盤の9周目、ニコルズとバトルを展開するカントレルがコースアウト。さらに13周目、トップのハンプシャーがオズボーンにパスされた後、転倒したため、ニコルズは2位に浮上する。ニコルズはその後もポジションをキープし、そのまま2位でチェッカーフラッグを受けた。昨年は腕の骨折でシーズンの大半を棒に振ったニコルズだが、今年は幸先良いスタートを切った。 スタート直後のアクシデントで遅れたフェランディスはトップから2周遅れの18位でレースを終えた。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

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