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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 2月3日 オークランド

RACE DATA

開催日:2018年2月3日(土)
開催地:カリフォルニア州オークランド
会場:オークランド・アラメダ・シティ・コロシアム

REPORT

450SX:バーシアが5位、ウェブが7位

2018年AMAスーパークロス・シリーズ第5戦はオークランドに移動。オークランド・アラメダ・シティ・コロシアムを舞台に熱い戦いが繰り広げられた。 AMAスーパークロスがオークランドで初めて開催されたのは1979年。翌80年と84年に開催された後、長い休止期間を経て2011年に再開。以後毎年この地で開催されている。 このレースで終始果敢なライディングを見せたMonster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamのライダー、ジャスティン・バーシアが5位に入り、チームメイトのクーパー・ウェブも7位でレースを終えた。

バーシアはYZ450Fを駆り、タイムド・クオリファイング・プラクティスで51秒798という最速タイムを叩き出し、1位でヒートレースへと駒を進めた。チームメイトのウェブも52秒394の好タイムを記録。5位につけた。 続くヒートレースでは両選手ともヒート2に参加。バーシアがホールショットを奪ってトップに立つと、以後一度もその座を奪われることなく8周を走行して1位。ウェブも2位に入り、Yamaha Factory Racing Teamとして1-2フィニッシュを決め、好調のうちにメインイベント進出を果たした。

20分プラス1周で争われるメインイベント。YZ450Fを駆るバーシア、ウェブはともにスタートで出遅れ、180度の左ターンとなる1コーナーにはそれぞれ15番手と16番手で進入する。その後、オープニングラップを終えるまでにバーシアは11位、ウェブは15位に順位を上げる。 バーシアはラップ毎に順位を上げ、スタートから4分が経過しようとする4周目には前戦優勝のE・トマック(カワサキ)を抜き去って7位に浮上。同じ周にはウェブもバーシアに続く8位まで順位を上げて来た。 バーシアの進撃はその後も続き、今度は先行する、W・パイク(スズキ)に迫り、その2分後、7周目にこれをかわして6位へと浮上する。 そして中盤、バーシアは前を行くC・シーリー(ホンダ)と激しいバトルを展開する。大観衆が注目する中、スタートから13分が経過した15周目にバーシアはシーリーを抜いて5位へ。しかしバーシアの追い上げもここまでとなり、5位でチェッカーフラッグを受けた。

チームメイトのウェブも力走を続け、今シーズン自己ベストとなる7位でフィニッシュした。 尚、レースはJ・アンダーソン(ハスクバーナ)が制した。

250SX:プレシンジャーが2連勝!

450SXクラスに併催の2018年AMAスーパークロス250SXクラス西地区第5戦で、Yamalube Star Racing Yamahaのアーロン・プレシンジャーが素晴らしいライディングを披露し、見事優勝を飾った。チームメイトのミッチェル・オルデンバーグはヒートレースでのクラッシュによりリタイアした。

15分プラス1周で争われるメインイベントを前に、ヒート1に参加したオルデンバーグはスタート直後の1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれてしまう。ここで腕を負傷したオルデンバーグは、以後の走行を断念することとなった。 一方、ヒート2に参加したプレシンジャーは、スタート直後の1コーナーを2番手で抜けると、直後にトップに立ち、そのまま1位でフィニッシュ。好調のうちにメインイベントへと進出した。

Yamalube Star Racing Yamahaからただ一人、メインイベントに参加することになったアーロン・プレシンジャー。まずまずのスタートを決めて1コーナーに7番手で進入したプレシンジャーは、オープニングラップを6位で終えると、毎周ひとつずつ順位を上げて行く。スタートから3分、3周目にはC・クレイグ(ホンダ)、A・マーティン(KTM)、そしてJ・サバジー(カワサキ)に続く4位に浮上。クレイグとマーティンが激しいトップ争いを展開する中、YZ250Fを駆るプレシンジャーはじわじわとその差を詰めて行く。そしてスタートから6分を過ぎた7周目、プレシンジャーはサバジーを攻略して3位に上がると、次に周にはマーティンも抜き去って2位へ。 そしてレース後半、スタートから10分経過した12周目にトップを行くクレイグがリズムレーンでジャンプに失敗。コースを外れて後退すると、プレシンジャーはついにトップに躍り出た。 後方ではサバジーとJ・ヒル(スズキ)が2位争いを展開するが、プレシンジャーはトップをキープ。そのまま19周を走り、2戦連続、今季3勝目となるチェッカーフラッグを受けた。

2018年AMAスーパークロス・シリーズ第6戦サンディエゴ大会は2月10日土曜日、カリフォルニア州サンディエゴのPETCOパークで開催される。

RESULT

順位ライダーマシンタイム
1J・アンダーソンHusqvarna24 Laps 21:05.313
2K・ロクスンHonda+00.839
3B・バゲットKTM+08.832
4M・ムスキャンKTM+14.448
5J・バーシアYamaha+18.791
6C・シーリーHonda+22.728
7C・ウェブYamaha+27.730
8B・ティックルKTM+43.318
9J・ブレイトンHonda+51.991
10J・グラントKawasaki23 Laps
11D・ウイルソンHusqvarna+01.176
12W・パイクSuzuki+06.271
13E・トマックKawasaki+09.965
14C・リードHusqvarna+39.380
15V・フリーゼHonda+48.505
16A・レイYamaha+49.658
17J・ボーグルSuzuki22 Laps
18K・カニンガムSuzuki+01.704
19B・ラメイHonda+03.026
20B・ブロスKTM21 Laps
21T・バウワースKawasaki20 Laps
22M・スチュワートSuzuki11 Laps

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1J・アンダーソンHusqvarna115
2K・ロクスンHonda100
3J・バーシアYamaha98
4C・シーリーHonda87
5J・ブレイトンHonda82
10C・ウェブYamaha68
20A・レイYamaha22

CONSTRUCTORS RANKING

順位マシンポイント
1Husqvarna 115
2Honda 109
3Yamaha 98
4KTM 97
5Kawasaki 93
6Suzuki 82
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