AMAスーパークロス

RACE DATA

■開催日：2018年1月27日（土）
■開催地：アリゾナ州グレンデール
■会場：ユニバーシティ・オブ・フェニックス・スタジアム

REPORT

450SX：バーシアが2位表彰台獲得

2018年AMAスーパークロス・シリーズ第4戦がフェニックス大学スタジアムで開催された。同スタジアムでの開催は2016年からで、今回で3年目を数える。 このレースにYZ450Fで参加したMonster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamのライダー、ジャスティン・バーシアが見事な走りを披露して2位に入った。一方、チームメイトのクーパー・ウェブは8位でレースを終えた。

バーシアはヒート1に参加して4位に入り、文句なくメインイベント進出を果たすが、ヒート2に参加したウェブは序盤から5、6番手につけていたものの、終盤の混戦の中で順位を落として9位でフィニッシュし、メインイベントへの出場権を手にした。

メインイベントは20分プラス1周で争われる。YZ450Fを駆るバーシアは好スタートを決め、E・トマック（カワサキ）、J・アンダーソン（ハスクバーナ）、W・パイク（スズキ）に続く4番手で1コーナーに進入すると、オープニングラップでアンダーソンをかわして3番手で戻って来た。トップはホールショットを奪ったトマックで、2番手にはパイクが続く。バーシアはその後、パイクに迫り、序盤から激しい2位争いを展開する。2選手の後方にはアンダーソン、K・ロクスン（ホンダ）らが僅差で続いている。 そしてスタートから3分が経過しようという3周目、バーシアはパイクをかわして2位に上がる。この時点でトップのトマックは4秒以上先行。一方、パイクはバーシアのペースについて行けず、トップのトマック、2位のバーシアという上位2選手はその後単独走行となった。そして3位にはロクスンが上がる。 そして終盤、トップとの差を徐々に詰め、最終ラップには背後まで迫ったバーシアだったが及ばず、2秒差の2位でフィニッシュした。

バーシアのチームメイト、ウェブはまずまずのスタートで1コーナーを8位で通過すると、序盤から10位～11位につけて走行するがレース後半に順位を上げ、8位でフィニッシュした。

250SX：プレシンジャーが今季2勝目！

Yamalube Star Racing Yamahaのアーロン・プレシンジャーが2018年AMAスーパークロス250SXクラス西地区第4戦で優勝を飾った。チームメイトのミッチェル・オルデンバーグは転倒により17位。ジャスティン・クーパーは今大会も欠場した。

メインイベントを前に、ともにヒート2に参加したYamalube Star Racing Yamahaの2選手はプレシンジャーが1位、オルデンバーグが2位と、好調のうちにメインベントに進出した。 メインイベントは15分プラス1周で争われる。スタート直後からJ・サバジー（カワサキ）、S・マクラス（KTM）、そしてA・プレシンジャーによる激しいトップ争いが繰り広げられた。オープニングラップを終えて3位で戻って来たプレシンジャーは、3周目にサバジーをパスして2位に上がるとトップを行くマクラスに激しく迫る。しかしマクラスも負けてはおらず、両選手の激しいバトルがレース前半の焦点となる。そんな中、スタートから7分を経過したレース中盤の7周目にリズムレーンでマクラスをかわしたプレシンジャーがついにトップに躍り出る。そこからは追いすがるマクラスを尻目に首位を堅持。17周を走り切って今季2勝目のチェッカーフラッグを受けた。ランキングもトップとなった。 チームメイトのM・オルデンバーグはレース前半、4位につけていたが、中盤に転倒を喫して大きく後退。17位で完走するにとどまった。

2018年AMAスーパークロス・シリーズ第5戦オークランド大会は2月3日土曜日、カリフォルニア州オークランドのオークランド・アラメダ・シティ・コロシアムで開催される。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING