AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.02 1月13日 ヒューストン
RACE DATA
■開催日:2018年1月13日(土)
■開催地:テキサス州ヒューストン
■会場:NGRスタジアム
REPORT
450SX:バーシアが初戦に続き連続3位表彰台獲得
2018年AMAスーパークロス第2戦ヒューストン大会で、Monster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamのライダー、ジャスティン・バーシアが2018年仕様のYZ450Fを駆って快走。3位に入り、2戦連続となる表彰台に立った。
全17戦で争われる2018年AMAスーパークロスの第2戦の舞台はテキサス州ヒューストンのNGRスタジアム。この大会の450SXクラスにヤマハファクトリーチーム、Monster Energy/Knich/Yamaha Factory Racing Teamから出場するのはバーシアとクーパー・ウェブ。両選手はともにヒート2に参加。バーシアは序盤から2位につけて力走。後続グループに迫られたものの、そのままポジションをキープしてフィニッシュ。一方、ウェブはスタートで出遅れたが、6位まで順位を上げてゴール。ともにメインイベントへの進出を果たした。
メインイベントは第2戦ヒューストン大会でも20分プラス1周で争われる。バーシアは見事なスタートを決め、ホールショットを奪ってレースをリード。これにK・ロクスン(ホンダ)、W・パイク(スズキ)、J・アンダーソン(ハスクバーナ)らが続く。2周目にロクスンがバーシアを抜いてトップに立つが、バーシアも2番手につけてチャンスをうかがう。だがレース中盤、バーシアはフィニッシュライン先のトリプルでバランスを崩して順位を落としてしまう。この時点で3位に上がっていたアンダーソンがここでバーシアをパス。さらにC・シーリー(ホンダ)もバーシアに先行する。4位へと後退したバーシアだが、アグレッシブなライディングで前車との差を詰めて行く。そして残り3分を切った19周目、シーリーを抜き去って再び3位に上がったバーシアはそのままの順位でチェッカーフラッグを受けた。 優勝は終盤に首位を行くロクスンを抜いたアンダーソン、2位はロクスンとなった。
バーシアのチームメイト、ウェブはスタートで大きく遅れ、最後尾でオープニングラップを終える。そこから追い上げを図り、レース中盤の10周目には14位まで挽回。結局、ウェブは12位まで浮上したところでレースを終えた。
250SX West:プレシンジャーが優勝!
2018年AMAスーパークロス250SXクラス西地区第2戦ヒューストン大会。このレースにYamalube Star Racing Yamahaからアーロン・プレシンジャー、ミッチェル・オルデンバーグ、そしてジャスティン・クーパーが参加した。
メインイベントは今大会も15分プラス1周で争われる。ヒート2の3位からメインイベントに進出したA・プレシンジャーだったがスタートで大きく出遅れ、オープニングラップを終えて戻って来た時の順位は10位。だが、そこからYZ250Fに乗るプレシンジャーの果敢な追い上げが始まる。2周目にK・チゾム(ヤマハ)、P・二コレッティ(スズキ)をかわして8位、3周目に7位、4周目には6位と周回ごとに順位を上げ、レース中盤の9周目には表彰台圏内の3位まで浮上する。
トップは1周目からレースをリードするJ・サバジー(カワサキ)で、2位はS・マクラス(KTM)。次の周にはマクラスをかわして2位に上がるとトップを行くサバジーに狙いを定める。そして残り5分を切った13周目にサバジーを抜いたプレシンジャーはそのままポジションをキープ。追いすがるサバジーらを引き離し、最初にチェッカーフラッグを受けた。
チームメイトのM・オルデンバーグもスタートで遅れ、1周目を15位で終える。だが序盤の5周目までにトップ10圏内に入るとさらにプッシュ。6位でフィニッシュした。 また、フリープラクティス中にフープセクションで激しく転倒したJ・クーパーは以後の走行を断念した。
2018年AMAスーパークロス第3戦アナハイム2大会は1月20日土曜日、カリフォルニア州に戻り、アナハイムのエンジェル・スタジアムで開催される。