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レース情報



スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 10月16-18日 エストリル

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第8戦エストリル大会
■開催地:ポルトガル/エストリル(1周:4.182km)

レース1
■開催日:2020年10月17日(土)
■周回数:21周(87,822 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:18度
■路面温度:29度
■PP:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分36秒154)
■FL:M・ファン・デル・マーク(Yamaha/1分37秒200)

スーパーポールレース
■開催日:2020年10月18日(日)
■周回数:10周(46,270 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:17度
■路面温度:20度
■PP:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分36秒154)
■FL:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分36秒594)

レース2
■開催日:2020年10月18日(日)
■周回数:21周(87,822 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:31度
■PP:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分36秒154)
■FL:C・デイビス(Ducati/1分36秒806)

REPORT

ラズガットリオグルが2勝を上げるなど、全レースでヤマハライダーが表彰台に登壇

2020年最終戦はヤマハライダーが大活躍。レース1ではPata Yamaha WorldSBK Official Team with RizlaのT・ラズガットリオグルが優勝。スーパーポールレースではラズガトリオグルが1位、チームメイトのM・ファン・デル・マークが3位、GRT Yamaha WorldSBK Junior TeamのG・ガーロフが2位と、トップ3を独占。さらにレース2ではラズガトリオグルが3位と全レースでヤマハライダーがトップ3に入り、2020シーズンを締めくくった。

1日目

ラズガットリオグルが今季2優勝

Pata Yamaha WorldSBK Official Team with RizlaのT・ラズガットリオグルが、エストリルで行われた最終戦、第8戦の第1レースでポールトゥフィニッシュを決め、今季2度目の優勝を果たした。ラズガトリオグルはスーパーポールで2番手以下に0.702秒の大差をつけ、自身初、またWorldSBKレベルではトルコ人ライダーとして初めてとなるポールポジションを獲得していた。

チームメイトのM・ファン・デル・マークは6番グリッドからスタートし、6ラップ目にはファステストラップを記録するなどハイペースで順位を挽回。表彰台争いに近づいていったが、第7コーナー進入のブレーキングで転倒してリタイアとなった。

GRT Yamahaのガーロフが3位表彰台獲得

GRT Yamaha WorldSBK Junior TeamのG・ガーロフが、開幕から着実な成長を示し、スーパーポールで3番手、第1レースで3位表彰台を獲得した。

午前中に行われたFP3では、同チームの2台にセッティング変更を加えてガーロフが5番手、チームメイトのF・カリカスロが13番手。スーパーポールではガーロフが3番手に入りフロントローを獲得した一方で、カリカスロは新品タイヤに苦戦して13番手に留まった。

決勝はふたりにとってまったく異なる展開となり、ガーロフは序盤でJ・レイ(カワサキ)をとらえて自己ベストタイの3位を獲得、カリカスロは転倒リタイアとなっている。

2日目

スーパーポールレースでヤマハが表彰台を独占、トップはラズガトリオグル

T・ラズガットリオグルとM・ファン・デル・マークが、スーパーポールレースで揃って表彰台を獲得。GRT Yamaha WorldSBK Junior TeamのG・ガーロフも加わり、WorldSBK史上初めて、ヤマハが表彰台を独占した。

前日にポールトゥフィニッシュを達成したばかりのラズガットリオグルは、シーズン最終レースとなる第2レースでその再現を目指したが、路面温度の上昇もあり3位でチェッカー。一方、今シーズンでヤマハとの4年間の契約を終了するファン・デル・マークは、午前中に行われたスーパーポール・レースでC・デイビスと激しいバトルの末に3位を獲得。第2レースも4位と健闘した。

Pata Yamaha WorldSBK Official Team with Rizlaは全8戦で行われたシーズンを終了し、4回の優勝と17回の表彰台という好成績を残した。2021シーズンはタイトル争いにチャレンジする。

ガーロフがスーパーポール・レースで自己ベストの2位

G・ガーロフがスーパーポール・レースで2位を獲得し、ヤマハにとってWorldSBKで初めてとなる表彰台独占の快挙に貢献した。

ガーロフとチームメイトのF・カリカスロは、午前中のウォームアップを前にセッティングの最終調整を行い、それぞれ8位と17位。スーパーポール・レースではガーロフが自己ベストの2位を獲得し、アメリカ人ライダーとしてはベン・スピース以来、初めての連続表彰台を実現。一方のカリカスロは12位まで上げてチェッカーを受けた。

第2レースでガーロフは3位走行中に転倒してリタイア。カリカスロは9位を獲得している。

RESULT Race.1

RESULT Superpole Race

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

1日目

Pata Yamaha WorldSBK Official Team

T・ラズガットリオグル選手談(優勝)

「予選で初めてのポールポジションを獲得。しかも素晴らしいラップタイムが出たので本当にうれしいです。決勝も好スタートを切り、ハードにプッシュし、単独走行になって後続との距離をコントロールしながら最後までトップを守り切ることができました。R1がとてもよく走ってくれて、フィーリングがとても良かったので、最初の5ラップでペースを上げ、そのあとはタイヤをセーブしながら落ち着いて走ることができたのです。支えてくれたチームにとても感謝しています。今シーズンは開幕戦で優勝し、最終戦でまた優勝することができました。シーズン最後の一日となる明日、もう一度、優勝を目指していきますが、もちろん簡単なことではありません。とくにスーパーポール・レースは皆がハードプッシュして激しい戦いになるでしょう。シーズンの最後にまた好調を取り戻すことができたことは、私にとってもヤマハにとっても重要な意味があります。明日も頑張ります」

M・ファン・デル・マーク選手談(DNF)

「非常に残念な結果です。昨日はかなり苦戦したのですが、今日の午前中でマシンの状態が改善されて良い走りができていました。スーパーポールのラップタイムは十分ではないものの、2番手からコンマ1秒差の6番手という結果は決して悪くなかったと思います。決勝ではR1のセッティングを何か所か変更していたので慣れるまでに時間が必要でしたが、数ラップ走ったあとはフィーリングが良くなってきました。ペースが良く、ファステストタイムも記録してレイ選手やガーロフ選手との差を詰めていき、彼らよりも速く走れていただけに残念。原因ははっきりわかっていませんが、第7コーナー進入でミスをして転倒してしまいました。今日はトプラック選手が素晴らしい仕事をしていたので、一緒に表彰台に上りたかったのですが、それが叶わず非常に残念です。ヤマハで過ごした4年間の集大成として、明日は何としても表彰台に立ちたいと思います」

P・デニング、チーム代表談

「モーターサイクルレースというのは不思議なもので、ときに乗り越えられないように見えるチャレンジのなかで異次元の強さを見せることがあります。今日のラズガットリオグル選手とR1がそうでした。予選では2番手以下に大きな差をつけて楽々とポールポジションを獲得。さらに決勝を完全にコントロールして優勝し、ラズガットリオグル選手とそのチームクルー、そしてヤマハエンジニアによる2度目の快挙が実現したのです。その一方で、ファン・デル・マーク選手は残念な結果に終わりました。序盤は苦戦したものの、その後はペースを上げてバトルに加わり、ファステストラップも記録するなど、ラズガットリオグル選手との1-2フィニッシュの可能性も見えていましたが、第7コーナー進入で転倒を喫し、リタイアとなってしまいました。最後に、Pata Yamahaを代表してジョナサン・レイ選手とKRTの6連覇達成を祝福します。非常に素晴らしい記録であり、来年は私たちもチャレンジしていきたいと思います」

GRT Yamaha WorldSBK Junior Team

G・ガーロフ選手談(3位)

「終盤は悪くなかったと思いますが、序盤でミスが多過ぎたことが悔しくて仕方ありません。いつものような明確さと安定感が、今日は欠けていたと思います。明日の第2レースに向けて対策を考えなければなりませんし、またマシンについても改善したい部分がいくつか残っています。3位表彰台には満足しているのですが、本当ならもっとやれたはずだと思うときには、表彰台にもそれほどの喜びを感じられないものなのかもしれません。それでもGRT Yamahaに表彰台をプレゼントできたことは、とてもうれしく思っています。彼らは開幕以来ずっと、良いときも悪いときも私を支え続けてくれたので、小さな恩返しができればこれほどうれしいことはありません。明日のふたつのレースでも今日と同様の活躍を目指し、常に前進し続け結果を楽しみに待ちたいと思います。世界のトップライダーとともに走るのはチャンス。彼らの動きを間近で見て、それを真似てみることができるのですから。今シーズンは信じられないほど多くのことを経験し、学び、戦いに挑んでいったことによって、以前よりは強いライダーになれたと思います。明日のスーパーポールレースは午前中の早い時間に行われるので、気温が低くなると思いますが、私はむしろそのほうが良いのです。フロントロー獲得を目指します」

F・カリカスロ選手談(DNF)

「昨日に比べ、決勝ペースでは一歩、前進できたと思います。予選では今回もまた新品タイヤに苦戦したのですが、決勝のタイヤは非常に好調でした。グリッド後方からのスタートとなりましたが、転倒するまではとても順調でフィーリングも良く、前のグループと同等のペースをキープして8番手まで上がることができました。ところが右コーナーで突然、フロントが切れ込み転倒してしまいました。明日もう一度、トライします」

2日目

Pata Yamaha WorldSBK Official Team

T・ラズガットリオグル選手談(優勝/3位)

「今日のスーパーポールレースも非常に順調でした。完璧なフィーリングでスピードもあり、完璧な勝ち方ができました。第2レースでは長いレースのため集中力も重要で、そのために準備をして、もう一度、優勝を目指しましたが、残念ながらスライドが激しく思い通りの走りができませんでした。どういうわけか、以前とはフィーリングが変わってしまっていたのです。それでも表彰台に立てたことは本当にうれしいです。このことが今後より一層、私を駆り立て、後押ししてくれるでしょう。今回も懸命に仕事に打ち込み、支えてくれたチームのみんなに心から感謝しています。また、チームメイトとしてともに頑張ってきたファン・デル・マーク選手は、今回を最後にチームを離れることになります。でも彼はこれからもWorldSBKのパドックにいてくれますし、コース上で戦うこともできます。そして私たちはこれからも友達であり続けます」

M・ファン・デル・マーク選手談(3位/4位)

「午前中のスーパーポールレースは最高でした。デイビス選手とハード・バトルをして3位を獲得することができたことが、とてもうれしかったです。マシンのフィーリングは素晴らしく、第2レースにも準備万端で臨みましたが、1ラップ目からリアのグリップに悩まされてトップについていくことができませんでした。中盤頃から少しフィーリングが良くなっていましたが、今度はフロントもきつくなってしまいました。ヤマハで最後のレースでもっと上を目指したかったのですが、4位も決して悪い結果ではなく、全体的にはとても良い形でシーズンを終えることができたと思います。私たちライダーは、常に上を目指すものです。チームとヤマハとともに過ごしたこの4年間はとても良い思い出であり、誇りでもあります。長い間、支え続けてくれたすべての人に感謝します。ともに築いてきた進化によって、多くの印象的な成績が生まれたのですから。彼らに感謝し、今後も彼らのことを思い続けます」

P・デニング、チーム代表談

「ラズガットリオグル選手のスーパーポール・レースでのスタート・トゥ・フィニッシュ、さらにはガーロフ選手とファン・デル・マーク選手の力を借りて実現したヤマハの表彰台独占と、シーズン最後を締めくくる今日は、非常に素晴らしい一日になりました。しかも好天にも恵まれ、15:15スタートに変更された第2レースは路面温度が30度を越えるまでになったわけですが、実際のところ、このことは私たちの味方にはなってくれませんでした。もちろん、すべてのレースで優勝できれば一番良いですが、ラズガットリオグル選手は全力を尽くして3位、ファン・デル・マーク選手もレースをしっかりコントロールして4位を獲得してくれました。明日はアンドレア・ロカテッリを迎え、彼にとっては初のスーパーバイクマシンのテストを行う予定です。最後に、チームに関係する全員がファン・デル・マーク選手の今後の活躍を祈り、4年間の貢献に感謝しています」

G・ガーロフ選手談(2位/DNF)

「素晴らしい週末でした。今週、起きたほとんどすべての出来事に満足しています。予選で今季最高グリッドを獲得し、第1レースで表彰台に上り、そしてスーパーポール・レースでは自己ベストの2位を記録することができました。この素晴らしい成績をチームのみんなにプレゼントできたことが本当にうれしいです。彼らは1年を通して全力で仕事に臨んでくれました。そして私たちは互いに協力し合い、素晴らしい時間をともにしてきたのです。だからこそ今日、シーズンの最後にこのような成功をおさめられたことがうれしくてしかたありません。第2レースは残念ながら転倒してしまい、再スタートはできませんでした。このことはやはり、少し悔しく思いますが、レースではときに起こることで、落ち込み過ぎることもないでしょう。好調のままにシーズンを終えられたことは間違いありませんし、今はもう、来年のことを考えはじめています。チームのみんな、支えてくれたすべての人に感謝します。新しいマシンで迎える2021年を待ちきれない気持ちです。自信を持って臨み、きっといいシーズンになると信じています」

F・カリカスロ選手談(12位/9位)

「いい手応えを感じることができました。昨日よりも決勝ペースが良くなっていて、6位~9位あたりのライダーたちとバトルを展開して、第2レースでは最終的に9位を獲得できたのです。ペースにも作業の進め方にも満足しています」

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