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レース情報



スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.06 9月18-20 カタルニア

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第6戦カタルニア大会
■開催地:スペイン/カタルニア(1周:4.627km)

レース1
■開催日:2020年9月19日(土)
■周回数:レース1:20周(92,540 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度
■路面温度:42度
■PP:J・レイ(Kawasaki/1分41秒619)
■FL:J・レイ(Kawasaki/1分42秒797)

スーパーポールレース
■開催日:2020年9月20日(日)
■周回数:10周(46,270 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度
■路面温度:30度
■PP:J・レイ(Kawasaki/1分41秒619)
■FL:A・バウティスタ(Honda/1分41秒828)

レース2
■開催日:2020年9月20日(日)
■周回数:20周(92,540km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度
■路面温度:44度
■PP:J・レイ(Kawasaki/1分41秒619)
■FL:C・デイビス(Ducati/1分42秒646)

REPORT

ファン・デル・マークが3つのレースで4位・優勝・2位と大活躍

Pata Yamaha WorldSBK Official TeamのM・ファン・デル・マークが、第1レースで4位、10ラップのスーパーポール・レースで今季初優勝、さらに午後の第2レースでも2位獲得と健闘。T・ラズガットリオグルは、第1レースを6位としたが、2日目のウォームアップで転倒し、この日の出場をキャンセルした。またGRT Yamaha WorldSBK Junior TeamのG・ガーロフが第2レースで、自身初となる3位表彰台を獲得した。

1日目

Pata Yamaha、表彰台にあと一歩と迫る健闘

Pata Yamaha WorldSBK Official TeamのM・ファン・デル・マークとT・ラズガットリオグルが、第1レースでそれぞれ4位と6位を獲得。先立って行われたスーパーポールでは、ラズガットリオグルがトップに0.094秒差と迫る2番手。ファン・デル・マークも5番手と健闘してグリッド2列目からスタートした。

スタート直後はともにトップ3に入っていたが、第1コーナー進入でファン・デル・マークが安定性を欠きラズガットリオグルのイン側へ。2台は接触を避ける間に後れをとり、ここから残る20ラップで、グリップレベルを維持しながら挽回を強いられることとなった。終始、バトルを展開し、ファン・デル・マークは表彰台に1.5秒差の4位。ラズガットリオグルは終盤までコンスタントに走って6位でチェッカーを受けた。

GRT Yamaha、ガーロフがシーズンベストタイの8位

午前中がウエットコンディションとなり作業の進行を阻まれるなか、プラクティスではGRT Yamaha WorldSBK Junior TeamのG・ガーロフは前日の好調を維持して5番手と健闘。チームメイトのF・カリカスロは17番手に留まった。

スーパーポールではカリカスロとガーロフがそれぞれ13番手と15番手に終わり、第1レースは後方から挽回を図る難しい展開。ガーロフはトップグループからは離されるも、ハイペースをキープして今季自己ベストタイの8位でゴール。カリカスロはフロントタイヤの消耗によりペースダウン強いられて15位となっている。

2日目

ファン・デル・マークがスーパーポールレースで優勝、第2レースも2位

スーパーポールレースを5番グリッドからスタートしたファン・デル・マークは、オープニングラップで素早く2番手へ浮上。3ラップ目までにA・バウティスタ(ホンダ)、J・レイ(カワサキ)とともにトップグループを形成し、着実に後続を引き離していった。トップのバウティスタが2台の目の前で激しいハイサイドで転倒すると、ファン・デル・マークは接触を避けてすぐさま抜け出し、トップに立ってリードを広げていく。その後もハイペースと安定性を維持して走り切り、2位のレイに2.3秒差をつけて優勝を飾った。

この結果、第2レースをポールポジションからスタートしたファン・デル・マーク。C・デイビス(ドゥカティ)、M・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)とバトルしたあと、デイビス、ファン・デル・マーク、G・ガーロフの3台による首位争いへと変化した。ファン・デル・マークは優勝を目指してデイビスに果敢に仕掛けていったが、レース終盤になるとフロントのグリップ低下により徐々に離され、GRT Yamaha WorldSBK Junior Teamのルーキー、ガーロフとの2位争いに転じて2位でチェッカーを受けた。

チームメイトのT・ラズガットリオグルはウォームアップでハイサイドによる転倒があり、幸い怪我は免れたものの、レース出場はならなかった。

GRT Yamahaのガーロフが3位に入りWorldSBK初表彰台を獲得

バルセロナで初めて行われたFIM Superbike World Championshipの第2レースで、ガーロフが3位として自身初の表彰台を獲得。チームメイトのF・カリカスロはスーパーポールレースのアクシデントでペナルティを科せられ、グリッド最後尾からスタートして12位となっている。

午前中のウォームアップ・セッションではガーロフとカリカスロがそれぞれ10番手と12番手。スーパーポールレースは15番グリッドからスタートのガーロフが5位まで挽回する健闘を見せ、カリカスロはL・ハスラム(ホンダ)と接触してリタイアとなり、このアクシデントに関するペナルティを科せられた。

第2レースでガーロフは、ファン・デル・マークと表彰台争いを展開。わずかに及ばなかったものの、3位でチェッカーを受けて自身初のWorldSBK表彰台に上った。一方のカリカスロは12位まで挽回してポイントを獲得している。

次回は10月2日~4日、フランスはマニクールで開催される。

RESULT Race.1

RESULT Superpole Race

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Race 1

Pata Yamaha WorldSBK Official Team
M・ファン・デル・マーク選手談(4位)

「スーパーポールはとても好調でした。オプションタイヤでのフィーリングは十分ではなかったのですが、走り自体はとても良く、ラップタイムも安定していました。その後、予選タイヤに履き替え、自分ではタイムの手ごたえはあまりなかったのですが、5番グリッドという結果は目標に近いものでした。決勝では好スタートを切りましたが、ブレーキングがうまくいかず、第1コーナーではらんでしまいました。正直なところ、期待していたほどリアグリップが得られず、トップグループに少しずつ離されて悔しい思いをしました。できるだけ長く彼らについて行こうとしたのですが、ここまでが精一杯でした。R1は低速セクションでとても強く、最後にふたつ順位を上げられたのは良かったです。もう少しグリップレベルを上げられれば、明日は表彰台争いを展開できると思います」

T・ラズガットリオグル選手談(6位)

「決勝はもっと上を狙っていたので残念な結果です。ここ数戦で弱点になっていたリアのグリップは悪くなかったのですが、フロント周りのフィーリングが十分ではありませんでした。明日はフロントのセッティングを向上させて表彰台争いに加わりたいと思います。スーパーポールは好調で、マシンのフィーリングもラップタイムも良く、決勝で好グリッドを獲得することができました。明日のスーパーポールレースでも上位を目指し、R1のバランスを追求して、第2レースではより力強い走りをお見せしたいと思います」

P・デニング、チーム代表談

「7月にテストを行ったときとはコンディションがかなり違っていますし、昨日はドライセッションが1回しかありませんでした。その結果、20ラップのレースディスタンスに誰もがある程度の不安を抱えながらスタートすることとなりました。ファン・デル・マーク選手とラズガットリオグルは第1コーナーでの接触リタイアを免れ、最後まで力強く走り切りました。しかしながらトップから大きく離されており、改善すべきポイントがいくつか明らかになりました。もう一歩、前進してトップとの距離を縮め、どちらか1台を表彰台に上げたいと思います」

GRT Yamaha WorldSBK Junior Team
G・ガーロフ選手談(8位)

「今回はここまで順調に進んでいます。昨日の総合3位は素晴らしい成績ですし、今朝の5番手もとても良かったと思います。スーパーポールも初めは好調で、予選タイヤで2番手に上がってフィーリングも良かったのですが、そのあとアグレッシブにいき過ぎて何度もミスをし、ラップタイムを更新できませんでした。予選タイヤを無駄に使ってしまったため、結局、決勝タイヤと同等のペースになり、2番手から15番手まで落ちてしまったことはとても残念です。それでも決勝では好スタートを切り、ラップを重ねるごとに調子が上がって8位まで挽回できたので満足しています。今日は非常に多くを学び、マシンのフィーリングを向上できました。明日は好天を期待し、スーパーポールレースで良い走りをして、グリッドのもっと前方から第2レースをスタートしたいと思います。いつも素晴らしいマシンを作ってくれるチームのみんなの努力に感謝しています」

F・カリカスロ選手談(15位)

「FP1の転倒で作業が遅れ、さらにそのほかのプラクティスセッションで雨に見舞われたため、ここまで厳しい戦いが続いています。まったく初めて乗るマシンでスーパーポールを戦うことになりましたが、トップから1秒以内に入ったのは悪くなかったと思います。そのあとの第1レースではガーロフ選手と同グループに加わり10ラップまでは好調に走っていたのですが、フロントタイヤのグリップ低下でペースが上がらなくなり15位まで後退してしまいました。明日は別のタイヤを試す予定で、良い結果が出ることを期待しています」

Race 2

Pata Yamaha WorldSBK Official Team
M・ファン・デル・マーク選手談(2位)

「非常に素晴らしい日曜日になりました。午前中のスーパーポール・レースでは好スタートからレイ選手について行き、マシンのフィーリングもとても良かったのでバトルは可能だと確信しました。そのあとバウティスタ選手がストレートで私たちを抜いていきましたが、彼は不運にも転倒。私は幸い少しも遅れることなくトップに立ち、素早く安定したペースでレイ選手を引き離すことができました。今年最初の優勝はとてもうれしいです! 午後からの第2レースはポールポジション・スタートと理想的な展開。うまく飛び出して最初の数ラップでグリップレベルとマシンのフィーリングを確かめました。デイビスとリナルディに抜かれたときも、彼らとは同ペースだとわかっていたので不安はありませんでした。まずリナルディをパスしてさらにチデイビスを追いましたが、お互いの"ストロング・ポイント"が異なっていたため、一度、彼を抜いてもそのあとついて行くためにはフロントタイヤに大きな負担をかけなければなりませんでした。一気に離されることはありませんでしたが、毎ラップ、少しずつ差が広がりました。終盤はガーロフ選手とバトルし、残り2ラップでは小さなミスをする間に逆転されてしまいましたが、最終ラップで再び取り返し、2位でチェッカーを受けることができました。今は次のマニクールが楽しみです。また表彰台を狙います」

T・ラズガットリオグル選手談(DNS)

「何と言ったらいいかわかりません。痛みは激しいのですが、病院で検査した結果、骨折はなかったようなので安心しました。非常に激しいクラッシュで、私のミスによるものなので、ヤマハとチームに申し訳なく思っています。マイケルがR1の強さを証明してくれたのに、私はこんなことになりとても残念です。次のマニクールまでに回復し、もう一度、表彰台を狙っていくことが目標です」

P・デニング、チーム代表談

「喜びと悲しみを同時に味わっています。何よりもまず、あれほどの激しい転倒にもかかわらず、ラズガットリオグル選手に深刻な怪我がなかったことに安堵しています。彼は素晴らしいペースで最初のタイムアタックに向かっていましたが、第13コーナーでわずかにはらみ、昨夜の雨で路面が汚れていたこともあり、あのような転倒につながってしまいました。サーキットと病院の医療スタッフ、およびケナンをはじめとするトルコ人スタッフのサポートに心から感謝します。あと数日は痛みが続くようですが、次回、マニクールには出場できるでしょう。
もう一方のピットでは、これ以上ないほどの素晴らしい戦いを見ることができました。細かいながら非常に重要ないくつかの改良により、ファン・デル・マーク選手は午前中のウォームアップで最速、スーパーポールレースではグリッド5番手から今季初優勝を飾りました。午後からの第2レースでも、終盤でフロントグリップの低下がなければダブルウインも可能だったかもしれません。彼の見事な判断力とチームクルーのハードワークによって、このような結果を獲得し、ポジティブな気持ちで次のマニクールに向かうことができます。最後になりましたが、GRT Yamahaチームとギャレット・ガーロフの見事なパフォーマンス、WorldSBK初表彰台に祝福の意を表します」

GRT Yamaha WorldSBK Junior Team
G・ガーロフ選手談(3位)

「何という素晴らしい週末! この感動は言葉ではとても言い表せません。"クレイジー・ジャーニー"とも言うべきチャンスを与えてくれたチームに心から感謝します。私は常に、すべてのピースがすでに揃っていると感じていました。しかしこれまでは、これらがぴったりフィットすることがなかったのです。今日はほとんどすべてのものがフィットし、最高のレースになりました。この成功はチームの努力の賜物。彼らは常にポジティブであり、良い時も悪い時もその姿勢が変わることはなく、このことが私の自信を支え続けてくれました。スーパーポールレースの好結果が第2レースの表彰台獲得に役立ちました。15番手から5位まで挽回し、グリッド後方から追い上げる必要がなかったことが今日の成功の鍵と言えるでしょう。ただ、2位を目前にしながら逃してしまったことは反省点。第10コーナーでミスをしてチャンスを逸してしまいました。世界選手権の表彰台は、いつも夢見てきた場所ですから、そこに実際に立てたことが未だに信じられません。レースのためにたくさんのことを犠牲にし、今日はついに、そのなかのいくつかが報われたことをうれしく思います。何年間にもわたって多くの人々が私を支えてくれました。彼らひとりひとりに感謝の気持ちを伝えたい。テキサスにいる家族や友達に、今すぐ会ってともに祝いたい気持ちでいっぱいです。次のマニクールではもっと力強い走りを見せます」

F・カリカスロ選手談(12位)

「ウイークのなかで天候が変化し、タイヤに合ったセッティングを見つけられず非常に難しい戦いになりました。タイヤの問題に集中しなければならなかったため、ペースアップを追求するところまでいきませんでした。第2レースを迎えてもまだ問題を解決できず、ペースも上がっていなかった上に、グリッド最後尾からスタートすることになったので、これ以上はどうすることもできませんでした。次回こそ、進化を目指します」

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