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モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月9日 ロシア

RACE DATA

■概要
■大会名称:2019年第8戦ロシアGP
■カテゴリ:MXGP
■開催日:2019年6月9日
■開催地:オルリョーノク(1690m)
■天候:晴れ/気温32℃
■観客数:37,000人

REPORT

スイス人ライダー、トヌスとシーワーが表彰台で、ヤマハは2戦連続でダブルポディウムフィニッシュ!!

ロシア・グランプリで、Monster Energy Wilvo Yamaha MXGPのライダー、アーヌー・トヌスがグランプリ優勝に挑み、2位でフィニッシュ。一方、Monster Energy Yamaha Factory MXGPのジェレミー・シーワーは最上級クラスで自身初となるポディウムフィニッシュを飾った。両選手の健闘により、ヤマハとYZ450Fは2戦連続でダブルポディウムフィニッシュを実現した。

予選レースではこれまでのシーズン大半を足首のひどい骨折の回復に費やしてきたMonster Energy Yamaha Factory MXGPのライダー、ロマン・フェーブルが復帰3戦目にして素晴らしい走りを見せた。フランス人ライダー、フェーブルは先週ずっと苦しんでいた胃の不調の影響をものともせず、トップに立つと、全周回をリードしてそのまま優勝して見せたのだ。27歳のフェーブルは今シーズン、予選レース出走はわずか4回に過ぎないが、そのうち2回で勝利を挙げている。

レース1で、フェーブルは烈火のごとくスタートし、ターン1をトップで抜けるが、オープニングラップでは起こりがちな混乱の中で4位に後退する。

ポールポジションからスタートしたフェーブルを抜いた3選手の中にはアーヌー・トヌスも居た。トヌスは前戦フランスGPでは両レースとも表彰台に立ち、勢いに乗っていた。スイス人ライダー、トヌスは5番手から完璧な走りで順位を上げてトップグループに加わると、新たに選手権ランキングリーダーとなったT・ガイザー(ホンダ)に挑む唯一のライダーとして最終ラップまでスリリングなバトルを展開する。

トヌスは、優勝したガイザーとわずか2秒差の2位でフィニッシュラインを通過した。3位に入ったフェーブルとは29秒差だった。フェーブルはわだちで足首を打ちつけてからは3位キープの走りに切り替えていた。ジェレミー・シーワーはトップ10圏外からスタートして猛チャージ。5位でフィニッシュする健闘を見せた。

シーワー同様、ゴーティエ・ポーリンもスタートの遅れを挽回すべくすぐに猛チャージを開始する。昨日のフリープラクティスでは最速ラップタイムを記録しているフランス人ライダー、ポーリンはレコードに匹敵する速さを見せてトップ6に追いつくが、3周目に激しくクラッシュ。幸い、29歳のポーリンは再びYZ450Fにまたがるが、レースを続行するにはバイクのダメージが大き過ぎた。

レース2ではトヌスとシーワーのスイス人デュオが好スタートを見せ、ターン1でG・コルデンホフ(KTM)とガイザーに迫る。その後方で、フェーブルはワイドなジャンプを決め、見事な着地を見せて3選手を抜き去り7位に上がるが、その1周後に転倒して13位まで後退してしまう。

選手権ランキングのニューリーダー、ガイザーをパスすべくハードなライディングを重ねるトヌスが、レース中の最速ラップを記録。トヌスは何度もガイザーに並びかけ、追い抜きを試みるが、コースサイドの干し草の塊に接触してクラッシュしてしまう。幸い、トヌスはすぐに再走果たすことができ、3位のシーワーとの間には大きな差が開いていたため、そのまま2位でフィニッシュすることができた。

シーワーは自己ベストとなる3位でフィニッシュすることができ、同じくスイス人ライダーのトヌスとともに表彰台に立った。FIMモトクロス世界選手権最上級クラスの表彰台にスイス人ライダー2名が立つのはこれが初めて。

レース中のベストタイムでは、2秒足らずの間に1位から15位までの選手が並んだ。このことは、追い抜きが如何に難しいか、そしてスタートが如何に重要かを物語っている。ポーリンはレース2で8位フィニッシュを目指してハードな争いを展開。一方、フェーブルはミスによって表彰台に立つチャンスを棒に振ることとなり、9位でフィニッシュ。総合成績では5位となった。

フランス人ライダー、ポーリンのグランプリ結果は14位。MXGP選手権ランキング3位をキープするのに充分なポイントを獲得した。ポーリンはランキング4位に上がったシーワーに対して11ポイントの差をつけている。トヌスは選手権ランキング7位。トップ5との差は6ポイント。フェーブルは14位となっている。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

Monster Energy Yamaha Factory MXGP

ジェレミー・シーワー選手談(5位/3位:総合3位)

「MXGPの表彰台に上がれたことはすごいことだ。これはすごく大変なことで、自分のMX2で優勝したときよりもはるかに大変に思えるくらいだ。ここに来るにはたくさんの努力が必要だし、速い選手がたくさんいるし、特にここのようなコースでは同じ速さで走るライダーがたくさんいる。250㏄から450㏄に上がって楽に走れるようになるまでには時間がかるように感じるけど、ここ数週間、いい感じで走れている。ヤマハ・ファクトリーチームの自分のクルーが素晴らしい仕事をしてくれて、これを実現できたのは彼らのおかげである部分がすごく大きい。すごく良い方向に向かっているように感じている」

ロマン・フェーブル選手談(3位/9位:総合5位)

「良い週末だった。昨日は予選レースで勝つことができた。先週は体調を崩していたのでバイクに乗ることができなかったんだ。ここに到着したときには気分が良くなっていたのは幸運だった。レース1でホールショットを奪うことができたけど、いくつかミスを冒してしまった。3位まで挽回したけど、足首を打ってしまい、痛みがあったので、3位をキープすることにした。レース2ではクラッシュして、その後バイクをストールさせてしまい、大きく順位を落とした。9位まで挽回したので速さは良かったけど、このタイプのコースで2回ミスすると、それ以上は無理だ」

Monster Energy Wilvo Yamaha MXGP

アーヌー・トヌス選手談(2位/2位:総合2位)

「トップ争いは容易ではない。良いスタートを決めたのは満足だったし、それでレース序盤にティムに迫っていた。このコースでは追い抜きのチャンスがあまりないので、近づいて行き、そこで走行していたんだけど小さなミスをしてしまった。トライして、その後リカバーして、それでも2位でフィニッシュできたことには満足している。3戦続けて表彰台に上がれたことには感謝の気持ちでいっぱいだ」

ゴーティエ・ポーリン選手談(DNF/8位:総合14位)

「土曜日は上位で良い争いができた。本当に自分のベストで走れた感じだ。今朝のウォームアップではバイクの感触は良かったけど、レース1ではスタートが良くなくて、それでも速く走れていたんだけど、ジャンプのひとつでリアエンドが流れてしまった。大きなクラッシュで、両手を少し傷めてしまった。レース2では自分のレースをした。フィーリングは良くないけど、ラトビアのレースには今より良い状態で戻るよ」

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