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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 10月22日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦オーストラリアGP
■開催日:2017年10月20日(金)初日フリー走行総合結果
■開催地:フィリップアイランド/オーストラリア(4.445km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:15度 ■路面温度:29度

REPORT

ビニャーレス、初日に5番手を獲得。右肩に痛みのあるロッシは12番手

好天に恵まれたフィリップアイランド・サーキット。Movistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは、フリープラクティスの初日、マシン・セッティングを中心に行ってそれぞれ5番手と12番手につけた。

第15戦、日本GP終了時点でシリーズランキング3位につけ、2位との30ポイント差を追うビニャーレスは、午前中の第1セッションからペースをつかんで2番手へ浮上。そのあとはマシン・セッティングに集中し、1分29秒781のベストタイムで5番手でセッションを終了。トップとの差は0.179秒だった。

午後からの第2セッションでもスタートからわずか2、3ラップで2番手へ浮上。そのあとはさまざまなセッティング・オプションを試すことにしていたが、残り20分の第8コーナーで転倒を喫して計画を変更せざるを得なくなった。すぐさまマシンを起こしてピットに急ぎ、ライバルたちがタイムアタックを始める最後の15分に間に合うようコースに復帰。タイム短縮を試みたが、7ラップ目に記録した1分29秒423によって初日の総合順位は5番手、トップとの差は0.198秒となった。

一方のロッシも、ドライ・コンディションを有効に使って順調にウイークをスタート。先週、日本GPで転倒した際に右肩を傷めているが、フリープラクティス第1セッションから果敢に攻めて順調にペースを上げていった。そして一旦トップ10まで浮上したあとはマシン・セッティングに集中。1分30秒553のベストタイムを記録したもののトップから0.951秒差の13番手でセッションを終了した。

第2セッションでは序盤で5番手へ浮上する好調ぶり。その後セッティング作業に戻るとライバルたちのタイム更新もあって順位を下げたが、すぐに反応してセッション終盤では1分30秒の壁を破り1分29秒977へ更新。これで第1セッションのタイムをコンマ5秒以上も上回ったが、第2セッション、総合ともに12番手で初日を終えた。トップとの差は0.752秒。

ザルコが初日8番手と好スタート。B・パークスがフォルガーに代わり出場

Monster Yamaha Tech 3 TeamのJ・ザルコがフリープラクティス初日を8番手で終了。午前中に行われた第1セッションでは2番手を獲得し、第2セッションもタイムを更新して3番手に0.354秒差まで近づいた。
一方、J・フォルガーに代わって出場が決定したB・パークスもホーム・グランプリで好調ぶりを発揮。フリープラクティス第1セッションでマシンのフィーリングを確かめたあと、第2セッションでは0.902秒更新した。

ウイーク2日目は現地時間10:55にフリープラクティス第3セッションがスタート。両ライダーとも予選に向けて、さらなる進化を目指す。

RESULT

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談(初日フリー走行総合8番手/1分29秒423)

「一日を通して好調でした。転倒するまでは多くのセクションでトップタイムが出ていたのですが、そのあとプッシュし過ぎて、結果的に転倒してしまいました。ライダーとして常に前進を目指さなければなりませんが、これは私のミスです。タイヤがまだ十分に暖まっていないのに、限界を超えてプッシュしてしまったのです。転倒のあとは、その前のように走ることはできまんせでした。それでも1分29秒台をキープすることができたので、ベース・セッティングがうまくいっている証拠です。それをさらに煮詰めていかなければなりません。とくに第4セクションが課題。シーズン前のテストのときと状態が変わっているのですが、決して悪くなったわけではありません。気温は前より低いけれど、しっかりグリップしてくれています。明日はさらに上を目指します。でも今日までのところには満足しています」

V・ロッシ選手談(初日フリー走行総合8番手/1分29秒977)

「ポジションには満足していません。ここフィリップアイランドは、明日の天気がどうなるかまったくわからないので、今日は何としてもトップ10に入っていなければなりませんでした。でもそれ以外のところでは、とても良い仕事ができたし、マシンのフィーリングも悪くありませんでした。終盤、よりポテンシャルの高いソフト・タイヤを履いてさらにモディファイを試みましたが、とくに高速コーナーで気に入りませんでした。それでトップ10入りを逃してしまったのです。課題はまだたくさんあります。タイヤ・チョイスも未定です。だからこそ明日も好コンディションを期待しているのです」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「先週とはまったく違うスタートになりました。すべてが通常の状態に戻ったという感じです。でも最終結果はわれわれの本当のポテンシャルを反映したものにはなりませんでした。マーベリックが第2セッション中盤で転倒してしまったことは非常に残念。あれがなければ順位は大きく変わっていたでしょう。第1セッションでは自信を持ってハイペースをキープしており、マシンの挙動にも満足しながら、しかもまだ余裕があったのです。バレンティーノは、右肩に痛みがあったにもかかわらず、両セッションを好調に走り切りました。ソフト・コンパウンドを履いたときにセッティングが好みのものでなかったため、タイヤのポテンシャルをフルに引き出せなかったことが残念。明日も好調をキープできるようベストを尽くします」

Monster Yamaha Tech 3 Team
J・ザルコ選手談(初日フリー走行総合8番手/1分29秒667)

「ウイーク初日を順調にスタートすることができました。ペースも非常に良く満足しています。フリープラクティス第1セッションからマシンのフィーリングが良く、ラップタイムも序盤から上がっていきました。このことで自信がついたので、リラックスしてその後の作業を進めることができ、とても良かったです。第2セッションではタイムはほとんど変わりませんでしたが、プッシュを続けて問題点の解決を目指しました。このサーキットは風が強くて、高速走行中はマシンが激しく揺さぶられたりするので、とくに安定性追求に集中して取り組みました」

B・パークス選手談(初日フリー走行総合24番手/1分32秒1525)

「オーストラリアGPに召集されたのは先週金曜日。私がアンドラにいたときのことで、まさにぎりぎりのタイミングでした。その翌日、エルベ(ポンシャラル)から話を聞き、すぐに飛行機に乗って、週の半ばにようやくここにたどり着きました。正直なところ、自分ではもう少し早くマシンに慣れることができると思っていたのですが、実際には苦労しています。午後にはちょっとした転倒もあって時間を無駄にしてしまいました。それでも、今日一日で少しずつ調子が上がってきています。ここには世界のトップライダーが集まっていて、彼らはみな長くそのマシンに乗っています。いきなりM1に乗り、すぐさま結果を出すのは簡単なことではありません。でも今のところ順調に進んでいます。明日が楽しみです」

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