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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.13 9月10日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:第13戦サンマリノGP
■開催日:2017年9月8日(金)初日総合結果
■開催地:ミサノ/イタリア(4.226km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度 ■路面温度:39度

REPORT

ミサノでの初日、ビニャーレスが2番手を獲得

Movistar Yamaha MotoGPは、快晴に恵まれたミサノ・サーキットでフリープラクティスを開始。その初日にM・ビニャーレスが総合2番手と好調なスタートを切った。

ビニャーレスは第1セッションから好調ぶりを発揮し、グリップ不足にやや手間取りながらも素早くペースアップ。45分間を基本セッティングの調整に費やし、トップから1.036秒差の1分34秒592で8番手となった。

午後からの第2セッションでは、セッティング向上を受け各セクションで少しずつ短縮。ユーズド・タイヤでロングランを行ったあと、トップ10入りを目指してタイムアタックを開始した。順調にスピードを上げていったビニャーレスは午前中のタイムを1秒以上も更新する1分33秒236を記録した。第1セッションと第2セッションで合計39ラップを走行し、トップにわずか0.005秒差の2番手で初日を終了した。

V・ロッシは怪我のため欠場しているが、ピットを通常通りに設置し、2台のマシンとともに「get well soon(早い回復を!)」のメッセージボードが置かれている。

Monster Yamaha Tech3のザルコとフォルガーがフリープラクティス初日を終了

Monster Yamaha Tech3のJ・ザルコは第1セッションで9番手を獲得したが、第2セッションでは順番手を下げて総合12番手で、トップとの差は0.683秒となった。一方のJ・フォルガーは第1セッションでザルコに0.084秒差と迫ったものの、第2セッションとの総合成績ではトップから1.091秒離されて17番手となった。

PRACTICE RESULT

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談(フリー走行総合2番手/1分33秒236)

「とても順調です。今日は私の希望通り一本のタイヤでたくさん走行するテストを行いました。とくに第2セッションでは決勝の周回数を走り切って非常に好調でした。正直なところ、リズムの良さに自分でも驚いているところで、マシンの動きにもとても満足しています。それでも、これで完璧というわけではなく、さらに改良が必要です。ラップタイムがまだ目標に届いていませんからね。前回のミサノ・テストでも試した2018年型プロトタイプのシャシーを使用しているのですが、とても感触が良く気に入っています。ライダーにとっては非常に重要な部分で、このおかげでスムースに流れに乗っていくことができるのです。大幅に改良されてきたので、これをシーズン終了まで使用するつもりです」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「ライダーがひとりという、いつもと違う状況でウイーク初日をスタートすることになりました。それでも今日は両セッションとも非常に順調でした。第1セッションは路面コンディションの影響もありグリップ不足に悩まされましたが、マーベリックはそのなかでもハイペースをキープし、午後はコンディションが回復したので、さらにセッティングに磨きをかけていきながら、決勝を想定してユーズド・タイヤで走行を重ねました。彼のフィーリングもとても良かったようです。そしてセッション終盤で新しいタイヤを装着してベストタイムを更新し、トップに0.005秒差と迫る2番手を獲得することができました。このように今回は初日から非常に好調。明日もまだ時間があるので、さらにもう一歩、前進を目指します」

Monster Yamaha Tech3
J・ザルコ選手談(フリー走行総合12番手/1分33秒914)

「ミサノでの初日は順調でした。YZR-M1でこのコースを経験することができてうれしいです。前から思っていた通り、このコースはMotoGPマシンには小さ過ぎるようです。だから今日は、できるだけたくさん周回してフィーリングをつかみ、それをチームにもフィードバックしてマシン・セッティングに役立ててもらおうと考えました。第2セッションで12番手に落ちてしまったのは残念ですが、ラップタイムだけを見れば大きな差はありませんでした。このあともチーム一丸となって落ち着いて仕事に取り組み、明日、さらに一歩、前進したいと思っています。決勝に向けて、明日の予選では前の2列を狙っていきます」

J・フォルガー選手談(フリー走行総合17番手/1分34秒322)

「正直に言って、今日の結果には満足していません。フロント周りのフィーリングがあまり良くなくて、マシンの向き換えやブレーキングが思い通りにいかなかったからです。そのため何度か危ない場面もあったのですが、これから目標に向かって自信を取り戻すためにも、明日までに何とか解決策を見つけなければなりません。今のところ問題はこのひとつだけなので、必ず克服し、予選順番手を上げられるよう全力を尽くします」

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