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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.11 8月21日 チェコ

RACE DATA

■大会名称:第11戦チェコGP
■開催日:2016年8月20日(土)予選結果
■開催地:チェコ共和国/ブルノ(5.403km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度 ■路面温度:40度
■PP:M・マルケス(1分54秒596/Honda)

REPORT

J・ロレンソが2番手フロントロー

Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソが速さを見せて予選2番手を獲得。チームメイトのV・ロッシも6番手と健闘した。
ロレンソはフリープラクティス第3セッションと第4セッションともにトップタイムと好調で、QP2も果敢に攻めていった。
15分間のセッションを他のライダーたちがピットアウトするのを待ってスタートし、前方に十分なスペースを確保したロレンソは、最初のアタックで1分54秒949をマークし、ライバルたちに0.667秒の差をつけてトップに立った。残り7分でピットイン。この時点で依然としてコンマ3秒のアドバンテージを持っており、さらに自らの記録を伸ばすべくアタックを続けさらにラップタイムを1分54秒849へ更新し、ポールポジションと0.253秒差の2番手となった。
チームメイトのロッシも、ほとんどのライダーを先に行かせてスタート。1分56秒093を記録して4番手につけたあと、次のアタックで1分55秒509へタイムを短縮。
フロントタイヤをハード・コンパウンドからソフト・コンパウンドへ交換し、残り6分で再びタイムアタックを開始するも、前方の多くのライダーに阻まれペースを上げられず、6番手で予選を終了。トップからは0.913秒差だった。

スミスとエスパルガロ、ともに4列目スタート

Monster Yamaha Tech 3のB・スミスは、午前中に行われたフリープラクティス第3セッションでは果敢な走りを見せたものの、通過ラインにわずかに届かずQP1へ。Q1ではトップに0.064秒差まで迫り、QP2へ進出した。セッション開始早々ペースを上げたスミスは、ファイナルラップでは自己ベストを記録し11番手を獲得した。明日の決勝ではトップサテライトを目指す。
チームメイトのP・エスパルガロは、フリープラクティス第3セッションでは、ラスト2周で昨日までの自己ベストを1.192秒も更新して8番手を獲得。QP2に進出すると上位を目指して懸命にペースを上げ、ベストを尽くして走りきったエスパルガロは、12位で終了。明日は4列目からスタートし、トップ8入りを目指す。

RACE RESULT

COMMENT

J・ロレンソ選手談(予選2番手/1分54秒849)

「激しくプッシュし過ぎてしまい、ブレーキングが遅れて十分にコーナースピードを上げられなかった。2本目のタイヤが1本目に比べるとパフォーマンスが少し芳しくなかったようで、これ以上はタイムを短縮することができなかった。ペースはとてもいいし、マシンのセッティングもうまくいっているから、2番手という結果には満足しているよ」

V・ロッシ選手談(予選6番手/1分55秒509)

「本来なら3番手のタイムを記録し、フロントローにつくことができたんだけれど、このような結果になり残念だ。タイヤを履き替えたあとのアタックでは、あとコンマ5秒は短縮できると思ってプッシュしていった。運悪く目の前が渋滞していたのでリスクを避けたんだ。結局、最後までクリアラップをとることができず、6番手に。でも2列目はそれほど悪くないよ。3列目はもっと大変だからね。もちろん、1列目よりは難しいんだけれど、依然としてトップグループにいることに変わりはないから、あとは明日の状況を見て考える。ウエットかドライか、気温はどうか。寒くなればフロントタイヤが厳しいかな」

M・メレガリ、チームディレクター談

「ホルヘは非常に強かった。1日を通してハイペースを維持し、QP2セッションではいくつか素晴らしいタイムを記録した。バレンティーノは、セッション終盤で渋滞にはまってしまい、十分にアタックすることができず悔しい思いをした。それさえなければフロントローを狙える力は十分にあった。しかしながら、ふたりともマシンにはとても満足している。フロントにハード・コンパウンドを履いてもペース良く走れているので、明日の決勝は必ずうまくいくと信じている。唯一、気がかりなのは、明日の天気の情報があまり良くないこと。悪天候がレースに影響するようなことがないよう心から望み、フルウエットか、フルドライ、どちらかになるよう祈っている」

B・スミス選手談(予選11番手/1分56秒115)

「正直なところ、11番手という結果は理想と程遠いが今回はQP2を走ることができたので、ひどく落ち込んではいない。もちろん課題はまだたくさんあり、ほかのみんなが、昨日から今日にかけて大きく前進しているのに対し、僕らはようやく半歩進んでいる状態だ。決勝ではさらにペースを上げなければならないが、トップ10入りの力が十分にあると確信しているので、明日までにさらにセッティングを煮詰めて決勝に臨みたい。現時点では天気が予測できないので、具体的な方法ははっきり言えないけれど、いずれにしても準備を進めるだけ」

P・エスパルガロ選手談(予選12番手/1分56秒522)

「午前中のフリープラクティス第3セッションは昨日と比べて格段にフィーリングが良くなっていたのでラップタイムを更新し、8番手に入ることができた。次の第4セッションでも気持ちよく走れていたが、第6コーナーでちょっとミスをして、コーナーの内側の白線に乗ってフロントを滑らせてしまった。マシンを乗り換えてコースに戻ったあとは、それまでと同じように走ることができなかった。
もっとたくさん周回を重ねれば、午前中のセッションで見せたようなスピードが戻ってくると確信している。明日は雨が降りそうなので、どのようなコンディションになるのかわからない。4列目スタートはもちろん楽ではないけれど、スタートを成功させてハードにプッシュし、トップサテライトを狙っていく」

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