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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 4月24日 スペイン

 

RACE DATA

■大会名称:第4戦スペインGP
■開催日:2016年4月22日(金)フリー走行、23日(土)予選、24日(日)決勝
■開催地:ヘレス/スペイン

CIRCUIT DATA

■開設:1986年
■コース長:4.423km
■サーキットレコードラップ:1分38秒735(J・ロレンソ)
■サーキットベストラップ:1分37秒910(M・マルケス)
■2015年の優勝者:J・ロレンソ(ヤマハ)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、いよいよヨーロッパラウンドへ!

MotoGPが大西洋を越え、ヨーロッパ大陸へと戻ってくる。Movistar Yamaha MotoGPは今週末、スペイン南部に位置するヘレス・サーキットへとやって来た。

へレス・サーキットの13コーナーはJ・ロレンソの名を冠している。ロレンソは昨シーズン、ヘレスでのレースを皮切りに4連勝を成し遂げた。今シーズンは第3戦を終えてランキング2位。得意のサーキットでポジションアップを目指す。へレスでの過去の戦績は、2006年と2007年にGP250で優勝。MotoGPでは、2010年、2011年、2015年に優勝を飾っている。

チームメイトのV・ロッシもまた、このサーキットで多くの成功をおさめてきた。2週間前のアメリカズGPでは、ランキング3位へ後退したものの、ヘレスでは最高峰クラスで自己通算7回目となる優勝を目指す。ロッシは1997年にはGP125で、1999年にはGP250で優勝している。

へレスで行われるスペインGPは、毎年ヨーロッパラウンドの幕開けの地であり、シーズン中、最も人気の高いレースのひとつ。安定した天候と美しい風景に恵まれた全長4.423kmのサーキットは、数多くの見応えあるシーンが生まれ、人々の記憶に刻まれている。1986年に建設され、グランプリの初開催は翌年の1987年。

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
J・ロレンソ選手談

「ようやくヨーロッパでのシーズンが始まる。独特のレイアウトと雰囲気、そしてグランドスタンドから身を乗り出す大勢の観客... ヘレスは世界中でも好きなサーキットのひとつだ。昨シーズンは厳しい状況のなかでシーズンをスタートしたあと、ここヘレスから4連勝と絶好調だった。だから今年も同じようにすばらしいレースを再現したいと思っているんだ。みなさんもすでにご存じのように、来年、僕はヤマハを離れることとなる。変化と新たなチャレンジが必要だと感じたからだ。ここで新しい目標を設定し、モチベーションを高く保ち熱意のレベルをマックスに保っていたい。ここまでともに歩んできたヤマハ・ファミリーに対しては、そのすべての時間への感謝の言葉しかない。おかげで自分が夢見ていた以上のものを達成することができたのだからね。来年以降の未来に何が待っているかは予想がつかないが、ヤマハとともにタイトル獲得を目指すために、これからの15レースを全力で戦う。これが今の僕の唯一の目標なんだ」

V・ロッシ選手談

「ヨーロッパラウンドが始まるのをとてもうれしく思っているよ。前回のテキサスは運が悪かったけれど、あのようなレースのなかにもポジティブな面を見つけることができたんだ。たとえば予選セッションでは大幅な前進が見られ、マシンのフィーリングが良く、ミシュランタイヤもまた好調だった。あのコースではいつも苦労してきたけれど、今年は決して悪くなかったんだ。そして今は、最初の3戦とはかなり違うタイプと言える、大好きなヘレスへ向かっている。これまで同様、しっかり取り組み、ミシュランタイヤでのベスト・セッティングを見つけ、日曜日にはまた表彰台を狙っていかないとね!」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「シーズン最初のヨーロッパラウンドとなるヘレスでのグランプリは、我々にとってはいつも特別なイベント。しかも今年はアルゼンチン、アメリカと厳しい状況が続いたので、これまで以上に楽しみにしていたし、最初フリープラクティスから順調にスタートできると確信している。YZR-M1はここヘレスでいつも良いパフォーマンスを見せてくれる。また多くのファンのサポートにより、ふたりのライダーも、このコースとその雰囲気をとても楽しんでいるんだ。ホルヘもバレンティーノも万全の準備を整えており、スペインの太陽のもとで走り出す瞬間をチーム全体が待ち望んでいる」

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