本文へ進みます

MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月3日 アルゼンチン

 

RACE DATA

■大会名称:第2戦アルゼンチンGP
■開催日:2016年4月1日(金)フリー走行、2日(土)予選、3日(日)決勝
■開催地:テルマス・デ・リオ・オンド/アルゼンチン

CIRCUIT DATA

■開設:2008年
■コース長:4.806km
■サーキットレコードラップ:1分39秒019(2015:V・ロッシ)
■サーキットベストラップ:1分37秒683(2014:M・マルケス)
■2015年の優勝者:V・ロッシ(ヤマハ)

REPORT

Movistar Yamaha、大西洋を越えて第2戦アルゼンチンへ

2週間前に行われた第1戦カタールGPで優勝を果たしたJ・ロレンソとチームメイトのV・ロッシとともに今週末の第2戦アルゼンチンGPに臨む。

ロレンソは前回のカタールGPで完璧な走りを見せて優勝し、2015年度チャンピオンの実力をアピール。第2戦も同様の活躍を目指している。過去にはここで厳しいレースを強いられてきたものの、昨年は5位、一昨年は3位と確実にポイントを持ち帰った。第1戦に続く2連勝を目標に全力をかけて戦う。

前回は僅差で表彰台を逃したV・ロッシもまた、トップグループでのチャレンジを狙っている。例年、大勢のファンに迎えられるサーキットを楽しみにしており、今年も表彰台争いで声援に応えたいところ。昨年は素晴らしいレース展開を披露し、優勝を果たしている。

サーキットは全長4.8㎞。改修工事から2年後の2014年に正式にMotoGPカレンダーに加わった。設計変更によって中南米随一の近代的サーキットに生まれ変わり、安全性向上と同時に、より一層エキサイティングなレース展開が見られるようになった。高速コーナー(5つの左コーナーと9つの右コーナー)と1.076㎞に及ぶ最長ストレートを持つレイアウトは見ごたえ十分で、今年もまた、ファンを引きつける素晴らしレースが期待される。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「アルゼンチンでのレースを楽しみにしているよ!カタールでの優勝とコース上での好感触。今、僕は、過去にあまり良い結果が出せなかったサーキットでレースがしてみたいんだ。その一方で、もちろん常に地に足をつけていかなければならないこともわかっている。今年は完璧な形でスタートすることができたけれど、レイアウトの異なるコースでマシンがどんな挙動を示すのか、しっかり把握する必要があるんだ。だからまずは、新しくなった電子制御システムとタイヤを装着したこのマシンが、どのコースでもうまく機能してくれるのかどうかをチェックしたい。いずれにしても、初戦優勝という形でシーズンをスタートできたことは自信になっているので、ここでも連勝を目指して懸命にトライするよ。コースもアルゼンチンのファンもとても素晴らしい。だからとても楽しみにしているんだ」

V・ロッシ選手談

「アルゼンチンは大のお気に入り。ここには大勢のファンがいて、いつもみんなの愛情や情熱が感じられ、たくさんの素晴らしい思い出もある。とくに去年は素晴らしいレースができた。同じ成績を再現するのは難しいかもしれないけれど、チームのみんなで力を合わせてチャレンジするよ。カタールでは表彰台に上ることができず残念だったけれど、いいレースにはなったと思う。ウイークを通じて順調に仕事を進めることができたからね。アルゼンチンでも同様に取り組み、決勝ではそれ以上に頑張って、表彰台を目指したい。大好きなコースでベストを尽くすよ!」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「カタールでのオープニングラウンドで好成績をあげ、これから第2戦の舞台、アルゼンチンに挑む。このサーキットとYZR-M1は相性がよく、昨年はバレンティーノが、今も多くのファンが話題にするのほどの激しいバトルの末に優勝を果たしている。一方のホルヘは風邪が治り切っておらず苦しい展開を強いられたが、今年はふたりとも万全の状態で迎えられるので大いに期待している。第1戦を終えて、ミシュラン・タイヤの耐久性についても、より深く理解することができた。このコースではまだ一度もテストをしていないので、ここでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。ひとつ確かなことは、前回の優勝のあとチーム全員のモチベーションがますます高くなっている。今週もまた好成績を目指す」

ページ
先頭へ