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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 3月20日 カタール

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第1戦カタールGP
■開催日:2016年3月19日(土)予選結果
■開催地:カタール/ロサイル(5.380km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度 ■路面温度:21度
■PP:J・ロレンソ(1分54秒543/ヤマハ)

REPORT

ロレンソがポールポジションを獲得!

Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソが今日も好調をキープ。ロサイル・インターナショナル・サーキットの夜間照明のもと行われた予選で、1分54秒543のトップタイムをマークした。ポールポジションは自己通算62回目となり、これによってポールポジション獲得回数の記録を更新した。チームメイトのV・ロッシは最終ラップでタイムを短縮して5番手につけた。

Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシは15分間の予選セッションで全力を尽くし、それぞれ1番手と5番手を獲得した。午前中に行われたフリープラクティス第4セッションで1分55秒301を記録したロレンソは、予選は最後にピットを出る。前車と十分に車間を開けて空いたコースを利用し、1回目のアタックで早くも1分54秒台に入れてトップに浮上した。

次のラップではタイム更新はならず、残り6分強というところでピットに戻りタイヤを新品に交換。1分半後には再びコースインしてアタックを開始した。3ラップ目には危うく転倒という場面があり、その後はタイムを更新できないままセッションを終了することとなったが、トップをキープしてポールポジションが決定した。

ロッシもロレンソと同様に最後のほうにピットを出る。最初のアタックで1分56秒024を記録して暫定トップに立ち、2ラップ目にはさらにタイムを更新した。しかしライバルたちがペースを上げるなかで9番手まで後退してしまう。なんとか順位を上げたいロッシは素早くピットに戻り、残り4分半を切ったところで2回目のアタック。ここで10番手から7番手まで挽回したものの、最終ラップでさらなる挑戦が必要だった。最後のチャンスに賭けるロッシは全力を振り絞り、ついに1分54秒815へ更新。トップに0.272秒差まで近づいて一時4番手まで浮上したが、その後1台が上回り5番手となった。明日の決勝はグリッド2列目の真ん中からスタートする。

Tech 3の両選手、開幕戦に向けて準備万端

Monster Yamaha Tech 3のP・エスパルガロがグリッド3列目を獲得。フリープラクティス第3セッションの結果によりQP2へ進出したエスパルガロは、セッション開始早々にコースイン。順調にペースを上げてゆき、最終ラップでベストラップを記録した。フロントロウとの差はわずかコンマ6秒。決勝用セッティングでのリズムも良く、サテライト勢トップを目指す。

チームメイトのB・スミスは、わずか0.029秒差でQP2進出を逃したためQP1に出場。ここでは素早くリズムをつかんで1分55秒490を記録し、第2セッションへ合流した。そしてさらにペースを上げてタイムを更新、エスパルガロにコンマ1秒差まで迫り11番手を獲得した。決勝では8位以内を目指す。

RESULT

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP

J・ロレンソ選手談(予選1番手/1分54秒543)

「開幕戦の予選で、ポールポジション獲得回数の記録を更新できたことはとてもうれしい。でも実際は難しい展開だったんだ。好みのリアタイヤがあったんだけれど、交換して別のものにしたらフィーリングが変わってしまうということがときどきある。これが2回目のアタックのときに出てしまって、1周目で危うく転倒しそうになったんだ。だから冷静さをキープするのが大変だったよ。でも幸いにも、1回目のタイムでトップをキープすることができた。もう少し速いペースを予想していて、ライバルたちも1分54秒0くらいまで上げるだろうと思っていたけれど、結局、1分54秒5でポールには十分だった」

V・ロッシ選手談(予選5番手/1分54秒815)

「非常に満足。なぜならトップ5を目指していて、その通りになったんだからね。もちろんこれは最低限の結果ではあったんだけれど、トップとの差は大きくないから大丈夫。最終ラップのアタックでは、コースの後半でちょっと遅れてしまった。つまり完璧ではなかったんだ。もしも完璧にできていたとしたら、もう少し前へ行けたはずだけどね...。いずれにしろ5位は悪くないポジションだし、ペース自体には非常に満足しているんだ。あとは明日のウォームアップ・セッションでもう少し頑張るだけ。トップの4台から5台が速く、ペースはほとんど変わらない。でもそのなかでもとくに素晴らしい走りをしていたマルケスが、最大の不安材料というところかな。 ヤマハとの契約が決まったことをうれしく思い、自分の決断にも満足している。僕はさらに2年間ここで走ることを決意したんだ。もう少し時間をかけて考えたいと思っていたが、この数日間ヤマハと話し合い、彼らは準備OKだという。僕も同じ気持ちで、契約も問題ない。それなら前進あるのみ!これでレースに集中できるようになった」

M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・モトGP、チーム・ディレクター談

「ふたりが非常に素晴らしい走りを見せてくれた。ホルヘはわずか2ラップ目、1本目のタイヤでポールタイムを記録。バレンティーノの5番手も、決勝のスタートとしてとても良い位置だ。フリープラクティス第4セッションでさらに前進できたことで、予選でライバルたちに差をつけることができたのだと思う。チームの仕事ぶりは見事なもので、おかげでふたりはマシン・セッティングにもマシンの挙動にも満足している。でも本番は明日のレースだ。誰もがオープニング・レースに賭けているので厳しい戦いになるだろうが、我々にも大きなチャンスがあると確信している。ウォームアップ・セッションでマシン・セッティングを完璧なものにして、いよいよ2016シーズン最初のレースに臨む」

Monster Yamaha Tech 3

P・エスパルガロ選手談(予選9番手/1分55秒302)

「非常に良い位置につけることができたと思っているよ。フリープラクティス第4セッションの結果からもわかるように、ペースがとても良くなっているんだ。タイヤ・チョイスについても、ライバルたちは耐久性の面でかなり悩んでいる様子だけれど、僕らは考えがはっきりしている。小さなところでは、まだまだ課題が残っているから集中を切らすわけにはいかないけれど、準備はしっかり整っているよ。今日の予選結果については、正直言えば、もっとタイムを上げられると思っていたので少し残念。もちろん、今になって言うのは簡単だけれど、最後のアタックでピットを離れるときに他のライダーたちと一緒になってしまい、あの時点で1ラップのタイムが飛びぬけて速いというわけではなかったから、絶好のチャンスが巡って来るのを待っていたんだ。でもそれがちょっと長すぎたようだ。結局、あまりタイムを短縮することができなかった。現実的に考えて、グリッド2列目は難しかったと思っているけれど、少なくとももう少し上へ行けたはずだから悔しさが残る。それでも総合的にはとても良い仕事ができたと思う。単独で出したタイムだし、おそらく、僕の前にもリズムがあまりよくないライダーがいるはずだ。明日は序盤のフルタンクのときが見どころのひとつで、間違いなく面白いレースになる。僕は好成績を目指すのみ!」

B・スミス選手談(予選11番手/1分55秒414)

「ミシュラン・タイヤの特性を確認することができて、結果にも満足している。トップを目指せる状況ではないことはわかっていたので、QP2ではできるだけ多くの周回数を重ねることと、決勝に向けてセッティングを煮詰めることを目標にした。その結果、8番手から12番手のサテライト勢のなかで良いポジションにつくことができた。セッティングについてはまだ細かい調整が必要。1セットのタイヤで決勝距離を走り切ってもなお、好タイムをキープすることができたのは良かったけれど、第3セクションと第4セクションについてはまだ課題が残っている。ヤマハの強みはコーナリング・スピード。僕はこれをまだ使い切れなくて、コーナー進入で自信を持って突っ込み、ブレーキを離し、思い切り抜けていくということができていない。ライバルに差をつけるためには、データ分析を通してここを改善する必要があるんだ。トップ8は達成可能な目標だと思っているけれど、今もこれからもハードワークを続けなければならない。それでもシーズン開幕戦が楽しみ。明日はすべてを出し切って頑張るよ」

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