本文へ進みます

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 3月20日 カタール

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第1戦カタールGP
■開催日:2016年3月18日(金)フリー走行総合結果
■開催地:カタール/ロサイル
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度 ■路面温度:21度

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、フリープラクティスで好調

Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシは、2016シーズン開幕戦の決勝に向けて準備を開始。ふたりはYZR-M1のセッティング向上を目指しながら、ロサイル・インターナショナル・サーキットで45分間のセッションを2回走行し、それぞれ総合2番手と7番手を獲得した。

フリープラクティス初日の昨日も順調な走りを見せたMovistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシ。今日は第2セッションと第3セッションに臨んだ。第2セッションではおもにYZR-M1とミシュラン・タイヤのコンビネーションにより慣れ、決勝で使用するタイヤの選択決定視野にいれながら、タイヤの耐久性向上を目指したふたり。第3セッションでは、明日のQP2へ進出するためタイムアタックに切り替え、それぞれ2位と7位を獲得した。

ロレンソは昨日のフリープラクティス第1セッションと同様のアプローチ。全員がピットを離れてから走行をスタートした。しかし目的は昨日とは異なり、タイムよりもセッティングを自らのライディング・スタイルに近づけていくことに力を注いだ。強風の影響もあり、昨日のタイムに0.494遅れる1分55秒934で終了。

この日の2度目のセッションではトップ10を争いながらラップタイムを更新。決勝のコースコンディションを想定しながら、セッションの残り10分でアタックを開始し、力強い走りで1分54秒776を記録して2位。トップにわずか0.137秒差と迫った。

チームメイトのロッシもロレンソとほぼ同様の展開。走行開始後まもなくの第9コーナーで危うい場面を乗り切り、フロントエンドのグリップ性向上が決勝の鍵を握ることを確信する。そしていくつかのタイヤ・オプションを試しながら、セッション終盤になってペースアップ。第2セッションを1分55秒883で終え、7位につけた。

第3セッションではいくつかの技術的トラブルがあったものの、プッシュを続けたロッシ。最後の10分でタイムアタックを行い、1分55秒175へと更新。上位10台が0.837秒の間にひしめく接近戦のなかで、トップから0.536秒差の7位となった。

明日の土曜日は現地時間19:55-20:25にフリープラクティス第4セッションが行われ、21:00から15分間のQP2がスタートする。

Tech 3の両選手はペースアップ

Monster Yamaha Tech 3のP・エスパルガロとB・スミスは2016シーズン開幕戦のフリープラクティス2日目、第2セッションと第3セッションでペースアップ。

エスパルガロはYZR-M1をさらに調整して第2セッションで10位。続く第3セッションもQP2進出を目指してアタックを続け、3位からコンマ6秒差の好タイムを記録した。明日の予選ではさらにペースを上げて好位置を狙う。

チームメイトのスミスも全力を注ぎ、日曜日の決勝に向けて休むことなく作業に取り組んだ。第3セッションではエスパルガロに0.029秒差まで迫り、明日はQP1で好タイムを目指す。

RESULT

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP

J・ロレンソ選手談(フリー走行総合2番手/1分54秒776)

「最初のセッションは風が強く、ライバルたちよりも大きくその影響を受けてしまったように感じた。夜になると、とくにセッション終盤は風がなかったのでいい走りができるようになり、タイヤのテストも順調に進んで最終的には決勝用のタイヤチョイスについても方向性をつかむことができたよ。でもそれとは別に、走りのペースをもう少し上げていきたいところ。トップグループにいることは確かだけれど、もっとアドバンテージが欲しいからね。明日の予選までにそれができるようにしたいね!」

V・ロッシ選手談(フリー走行総合7番手/1分55秒175)

「今日は難しい状況。最初のセッションはとくにね。セッティングを変えてみたけれど、タイヤが予想よりも柔らかくてあまり好きになれなかったんだ。それでまた初めのものに戻して作業に取り組んだ。ふたつ目のセッションはいくらか良くなったんだけれど2台目のマシンに交換。でもそれが逆にフィーリングが良くて、ペースも上がり、とくにリアにミディアム・タイヤを履いたらかなり競争力が上がったよ。でもそのあと柔らかめのタイヤに替えたらパーフェクト・ラップというわけにはいかなかったので、これはセッティングがまだまだというサイン。これからもっと頑張らないとね。でもトップ10には入っているので良かったよ。明日はフリープラクティス第4セッションでセッティングをさらに向上させ、予選で前のほうの列を獲得したい。あまり離れてしまうとあとが大変なことになるからね」

M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・モトGP、チーム・ディレクター談

「思っていたよりも難しい状況になったが、全体的には決して悪くない。おもにフロントタイヤのフィーリング向上に取り組み、ふたりで2種類のスペックを試して同じものを選択した。またマシン・バランスもいろいろテストして、今日一日でブレーキングと安定性が向上。ホルヘもバレンティーノもペースが安定しており、最終的には非常に良いタイムが出るようになっているが、マージンはまだ少ないので、やるべきことがたくさん残っているということだ。手ごたえには満足しているが、明日はもう一歩前進し、タイムアタックに賭けたい」

Monster Yamaha Tech 3

P・エスパルガロ選手談(フリー走行総合10番手/1分55秒476)

「言うまでもなく、最終結果には満足しているよ。今日のような展開のなかで、直接QP2に進出できたことがとても重要だからね。第1セッションではペースを上げるのに時間がかかってしまった。理由はおもに、のちのちのことを考えてできるだけ多くのタイヤを残しておきたかったためで、残しておきたいタイヤを考慮して選択していったんだ。いくつかの理由で第3セッションの終盤は時間いっぱい走ることを決め、最終的には、ユーズド・タイヤで新品タイヤよりも速く走れるようになっていた。こんな経験は初めて。今日は、ラップタイムに満足するまで走り続けてみたんだけれど、その時点で残りは4分。しかも、ここまで走り続けたために燃料がなくなりそうになり、そこでピットに戻らなければならなくなってしまった。ユーズド・タイヤでこれだけのタイムが出たことに満足しているけれど、多くのライダーが接近しているので、明日の第4セッションでまた頑張って、さらに前進しなければならない」

B・スミス選手談(フリー走行総合12番手/1分55秒505)

「当然ながらトップ10に入りたかったけれど、チームが良い仕事をしてくれているので、明日の予選で好位置を獲得する自信があるよ。正直に言うと、フリープラクティス第2セッションは苦しかった。でもいくつか変更を加えたら少しずつ改善、第3セッションに入ってからは気持ちよく乗れるようになったんだ。前半はハード・コンパウンドのタイヤを履いてロングランを行い、そのあとソフト・コンパウンドに履き替えたらすぐにペースが上がった。ところが、第6コーナー入り口でちょっとしたミスをしてしまい転倒。そのせいで、残りわずか9分というところでスペアマシンに乗り換えなければならなくなったんだ。実はスペアのほうがちょっと感じが良かったんだけれど、とくに第3や第4といった高速コーナーでヤマハの良さを最大限に引き出すためには、もう少し調整の必要がある。このあたりが第4セッションでの目標になるだろう。まずはQP1を通過しなければならないので、ラップタイムに集中してQP2に進みたい」

ページ
先頭へ