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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.15 10月11日 日本

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第15戦日本GP
■開催日:2015年10月9日(金)フリー走行、10日(土)予選、11日(日)決勝
■開催地:日本/もてぎ

CIRCUIT DATA

■開設:1997年
■コース長:4.801km
■サーキットレコードラップ:1分45秒350(2014年:J・ロレンソ)
■サーキットベストラップ:1分44秒502(2014年:A・ドビツィオーゾ)
■2014年の優勝者:J・ロレンソ

REPORT

日本GPでも挑戦を続けるMovistar Yamaha MotoGP

2週間前のアラゴンGPではJ・ロレンソが優勝、V・ロッシも3位を獲得し、早々にチーム・タイトルを決定したMovistar Yamaha MotoGP。今回からはヨーロッパを離れ、アジア、オセアニアを舞台に3連戦がスタート。そのひとつ目となる日本GPは今週末、ツインリンクもてぎで開催される。

モビスターが冠スポンサーとなったアラゴンGPでチーム・タイトルを獲得し、依然、好調をキープしているMovistar Yamaha MotoGP。ヤマハのホーム・グランプリとなる日本GPを今週末に控え、より一層、モチベーションを高めている。

ロッシとロレンソはこの機会を利用して水曜日には東京へ。ヤマハ発動機の広報オフィスで現地メディアの取材を受け、技術提携企業にあいさつし、ブリヂストンやENEOSの本社を訪問してトップ・マネジメントと面会する。

忙しいスケジュールを前にロッシは、日本の熱狂的ファンとの再会を非常に楽しみにしている。チャンピオンシップでは、ロレンソに対して14ポイントのリードを保って依然としてランキングトップ。コンディションも上々で、今週もまた、このポジションをキープするため上位争いを目指す。もてぎでの表彰台獲得は数多く、2001年と2008年は優勝、2000年、2002年、2003年、2004年、2006年、2009年は2位、2010年と2014年は3位を獲得している。

一方のロレンソは先週、トレーニング中に転倒があったものの体調に問題はなく、前回のアラゴンでの好調をそのままに次回に向けて準備万端。もてぎとの相性は良く、2009年、2013年、2014年と過去6年の間に3回優勝。2011年と2012年は2位を獲得している。

全長4.8kmツインリンクもてぎは1997年、おもにマシンテストを目的として建設された。2000年にはパシフィック・グランプリを初開催して豊かなモータースポーツ文化でファンを魅了。2004年からは鈴鹿サーキットに代わって日本GPを開催してきた。毎年、シーズン終盤にスケジュールが設定されていることもあり、多くの記憶に残るレースがここで展開されている。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「シーズンのなかでも非常に重要な段階を迎えている。もてぎは大好きなコースで、何度も好レースを展開。昨年もとても順調だったが、ホルヘのほうが強かったので彼が優勝した。今シーズンは僕がチャンピオンシップをリードしてこの大会を迎えることになったが、その差はたったの14ポイントなので気を緩めるわけにはいかない。14ポイント差は大きく見えるかもしれないが、実際はほんのわずかだからね。ここまでにお見せしてきたように、ふたりとも非常にポテンシャルが高いので、常に全力で戦わなければならないんだ。ここから先は3週連続のレースになるので、ミスをしないことが重要。でも同時に、できる限り最高の成績を目指さなければならない。僕自身、コンディションはとても良くて、アラゴンのテストでは転倒もあったが、幸い大きなダメージはなく、腕に少し擦り傷をしただけで済んだ。これから始まる3連戦に向けて準備は万端!」

J・ロレンソ選手談

「アラゴンでの感動が今も続いている。母国ファンの前での優勝は何といっても格別だからね。これでバレンティーノとの差を縮め、同時にモビスター・ヤマハ・モトGPがチーム・タイトルを獲得できたのだから、まさにパーフェクトな週末だったんだ。シーズンの終盤まで、チャンピオンシップがこのような接近戦になっているのは大変なことで、ここからさらに勢いを維持し、タイトルを狙うならば、もっともっと集中していかなければならない。次回は、たくさんの良い思い出がある日本。ツインリンクもてぎは典型的なストップ&ゴーのレイアウトなので、むしろライバルたちに有利なコースだけれど、とくにここ2年はどういうわけか絶好調。今年も素晴らしいバトルができるよう、そしてそれによってチャンピオンシップがさらに激しさを増すことになるよう願っている。ご存知のように、僕はトレーニング中にちょっと転倒してしまったんだけれど、コンディションに問題はなくて、ただ左肩が少し痛むだけ。もてぎではまったく問題なく走ることができるよ」

M・メレガリ、Movistar Yamaha MotoGP、チーム・ディレクター談

「シーズン終了があっという間に近づいてきて、とうとう、アジア、オセアニアでの3連戦の季節がやってきた。もてぎはホーム・レースのようなものなので、いつも非常に楽しみにしている。日本のメーカーのチームとして、日本GPはとても重要な一戦。いつものように、すべてを賭けてこの戦いに臨む覚悟だ。もてぎのコース・レイアウトはストップ&ゴーで知られ、トップスピードの高さとハード・ブレーキングがその大きな特徴。バレンティーノもホルヘもこのコースが好きなので、金曜日のフリープラクティスが始まるのを楽しみに待っている。小さな転倒などはあったが、ふたりともコンディションは上々。今回もまた、優勝候補の一角を担うことになるだろう。見ごたえあるレース展開を期待している」

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