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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月27日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:第8戦オランダGP
■開催日:2015年6月25日(木)フリー走行、26日(金)予選、27日(土)決勝
■開催地:アッセン/オランダ

CIRCUIT DATA

■開設:1955年
■コース長:4.542km
■サーキットレコードラップ:1分34秒548(2012年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分33秒462(2014年:M・マルケス)
■2014年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

タイトル争いを展開するMovistar Yamaha MotoGPが聖地へ

2週間前のカタルニアGPで1-2フィニッシュを飾り、士気上がるMovistar Yamaha MotoGP。今週末は、土曜日に決勝が行われる第8戦オランダGP出場のためアッセンTTサーキットへと向かう。

4連勝中のJ・ロレンソは、トップ連続走行周回数でも記録を破る見事なパフォーマンス。チームメイトのV・ロッシも、グリッド7位から追い上げての2位と好調をアピールしている。

チャンピオンシップのリードを広げたいロッシは、ロレンソよりも前でゴールすることが今回の目標。モーターサイクル・レースの“聖地”として知られるここアッセンでは、プレミアクラスで5回(2002年、2004年、2005年、2007年、2009年、2013年)、250㏄クラスで1回(1998年)、125㏄クラスで1回(1997年)、それぞれ優勝を果たしている。

一方のロレンソも、125㏄クラスで1回(2004年)、250㏄クラスで2回(2006年と2007年)、MotoGPで1回(2010年)、合計4回の優勝経験を持つ。その変わりやすい気候がいつも悩みの種となるものの、アッセンはお気に入りにコースのひとつだ。4連勝達成によって実力を証明したロレンソは、チームメイトとのポイント差を埋めるべく連勝記録の更新を目指す。

アッセンTTはすべてのモーターサイクルレース・ファンにとって特別なイベント。オランダGP開催を目的に建設されたアッセンTTサーキットは、1949年のモーターサイクル世界選手権誕生以来、毎年、レースを開催してきた唯一のコースだ。現在のコースは全長およそ4.5km。コース幅が狭く、高速コーナーと低速コーナーが混在する。マシンの素早い操作が要求されるその特徴は、ライダーばかりでなく、このイベントに魅了される多くのファンにも好まれている。ファンはコース脇の芝生やグランドスタンドに陣取り、伝統の一戦をさらに盛り上げる。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「今回もまた、非常に緊張感のあるレースウイークになるだろう。これまでに7戦を終了して、ホルヘとの差がわずかに1ポイント。ランキングトップをキープするためには彼より前でゴールしなければならない。ホルヘは今、絶好調だから決して楽ではない。でも僕のほうだって同じだよ。前回のカタルニアはとても良い走りができて、勝利にかなり近づくことができたから満足している。ホルヘと僕のポテンシャルは、ほぼ同等なんだ。アッセンは素晴らしいコース。今までにいくつか好成績を残してきたし、マシンもよく走ってくれるから、今回も重要な一戦になるに違いない。ライバルたちは勝利を目指してできる限りのことをしてくるだろう。彼らの動向に常に注目しておかなければならない。僕としてはまず、予選順位を上げることを目標にしたい。それから好スタートを目指す」

J・ロレンソ選手談

「アッセンは好きなコースのひとつに入るだろう。良いフィーリングを持っていると同時に辛い思い出も残っているが、総合的に見れば好きなコースということだ。まず、モーターサイクルのために設計されたコースなのでレイアウトが素晴らしい。非常に高速で、いくつかのハイスピード・コーナーは大のお気に入りだ。前回のカタルニアで4連勝をあげて絶好調の今、このレースをとても楽しみにしている。前回は終盤で接近戦になり、バレンティーノの好調ぶりも証明された。マシンはとてもよく走っていて、アッセンのコースとの相性もぴったりだと思う。ただ、オランダの天気はいつもとても変わりやすいので注意が必要。いつものように雨が降るのか、それとも降らないのか…」 

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「アッセンは本当に難しいコース。しかし我々のライダーたちは、ここが気に入っているし、ヤマハのマシンにも合っている。カタルニアでの好成績とそのあとのアラゴン・テストの成功。そしてホルヘの4連勝。チームとして絶好調の今、この勢いをキープするべく、今回もまたフリープラクティスのスタートを楽しみにしている。アッセンの天気は変わりやすく予測がつかない。我々としては、どんな状況にも素早く対応できるよう準備を整えるだけ」

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