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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月12日 アメリカズ

RACE DATA

■大会名称:第2戦アメリカズGP
■開催日:2015年4月10日(金)フリー走行、11日(土)予選、12日(日)決勝
■開催地:テキサス州/オースティン

CIRCUIT DATA

■開設:2012年
■コース長:5.513km
■サーキットレコードラップ:2分3秒575(M・マルケス)
■サーキットベストラップ:2分2秒773(M・マルケス)
■2014年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、第2戦アメリカズへ

2週間前にカタールで行われたオープニングラウンドでV・ロッシが優勝を果たしたMovistar Yamaha MotoGP。今週末は、チームメイトのJ・ロレンソとともに第2戦アメリカズGP出場のためCircuit Of The Americas(COTA)へ向かう。

2015シーズンはまだ始まったばかりだが、その初戦では、多くの劇的なパフォーマンスがレースファンを魅了。グリッド8位から激しい追い上げを見せて優勝を果たしたロッシは、第2戦でも好調をそのままに頂点を目指す。ロッシはしかし、ここCOTAでは2013年の6位が最高成績。素晴らしいスタートを切った今年こそ、COTAでの初表彰台獲得を目標に全力を尽くす。

一方のロレンソは、オープニングラウンドで序盤は好調にレースをリードしていたが、その後ヘルメットの不具合で視界が妨げられるアクシデントに見舞われてしまった。しかし今週末は、この苦い経験をさらなるモチベーションのアップにつなげ、YZR-M1を最大限にプッシュしてくれることだろう。2013年には3位を獲得しており、今年もまた表彰台を目指す。

Circuit Of The Americasは2012年に建設され、2013年からMotoGPコースに加わったばかりの新しいサーキット。全長5.513km、反時計回りのコースは、「典型的なヤマハ・コース」と表現されることはないが、高速ストレートとタイトなヘアピンの組み合わせが、見ごたえあるレース展開を約束する。コーナーは左が11、右が9の合計20。ストレートは最長の1,200mに及ぶ。12万人を収容する観客席では、熱狂的なレースファンが戦いを盛り上げてくれるだろう。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「シーズンを優勝でスタートすることができて、とても良かったと思う。そしてこれから先も、どのサーキットへ行ってもあのカタールと同様の強さを発揮する必要があると考えている。COTAはヤマハの得意なコースではないけれど、非常に近代的で、いくつかのコーナーは僕もとても気に入っているが、ライバルたちも手強いだろう。でも僕らのマシンが今年は大幅に進化していることも事実。YZR-M1のフィーリングには大満足で、もしも困難にぶつかった時には、前回と同じように、全力で解決策を探していくよ。初戦優勝のあとチームの士気はますます高まっていて、2戦目に向けての準備も整っている。目標は表彰台。簡単ではないだろうけどトライするんだ」

J・ロレンソ選手談

「カタールでは好成績を獲得できたはずだったが、そのことはもう忘れよう。そして今は、次のCOTAに気持ちを集中していく。COTAのコースはヤマハのマシンに合っているとは言えないけれど、僕自身はまたこのコースを走るのを楽しみしている。以前には表彰台に上ったこともあるので、今年もベストを尽くして、初戦と同様に集中力をキープして臨みたい。体調も精神面も絶好調の今、早くレースを走りたくてうずうずしているんだ。今シーズンは僕自身もマシンも戦闘力を増しており、去年よりも良い仕事ができると確信している。ニュータイヤもまた、僕らにチャンスを与えてくれるだろう。あとは全力でプッシュするだけ!」

M・メレガリ、Movistar Yamaha MotoGP・ディレクター談

「COTAは素晴らしいサーキットだが、これまではヤマハにとって最良のコースというわけではなかった。しかし今年は、前の2年間とはまったく違う状態でこの週末を迎えている。以前はよく苦労させられた箇所が、今年はもう改善されているからだ。マシンは進化し、ライダーたちもベストコンディション。初戦優勝が好調を証明しており、今回も大いに期待している。戦闘力の高さがわかっているだけに、ウイークのスタートが楽しみだ」

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