全日本ロードレース選手権 JSB1000
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどJSB1000に関する情報をお届けします。
Rd.04 6月30日 筑波
RACE DATA
                  ■大会名称:2013全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦筑波
 ■カテゴリ:JSB1000クラス
                  
 ■開催日:2013年6月30日(日)
                  
 ■開催地:筑波サーキット(2.070km)
                  
 ■周回数:30周
                  
 ■天候:曇・晴れ ■コース:ドライ
                  
 ■観客数:17,100人(土・日)
                  
 ■PP:中須賀克行(ヤマハ/55秒772)
                  
 ■FL:中須賀克行(56秒066)
                
REPORT
ポールシッターを獲得した中須賀克行、決勝はマシントラブルでリタイア
前戦オートポリスで今季初優勝を遂げたヤマハ・YSP・レーシング・チームの中須賀克行。怪我をしていた左肩も順調に回復しており、筑波サーキットでの予選では、貫禄の走りで他を抑えて、今季初ポールポジションを獲得した。「肩の調子は、まだ完璧ではないけれど、かなり良くなっていて、マシンを振り回すことができるようになってきた。アベレージタイムもいいし、優勝に向けて手応えはある」と、予選終了後の中須賀。
予選日とほぼ同様のコンディションの下、30周の決勝レースがスタートしたが、スタートを得意とする中須賀を抑えてホールショットを奪ったのは、予選2番手の津田拓也(スズキ)で、中須賀は津田に次ぐ2番手でオープニングラップを終了する。
2周目以降、テールtoノーズの津田と中須賀は、見る間に後続を引き離していき、3周目を終了した時点では、津田と中須賀は、後続をメインストレート半分ほどの距離引き離していた。しかし、6 周目に入ったとき、中須賀のマシンに異変が発生。その状況をピットスタッフに知らせるかのように、中須賀はメインストレートでマシンの下を気にする素振りを見せた。そして7周目にペースダウンしてピットにマシンを戻すと、そのままリタイアとなった。
RESULT
| 順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 津田 拓也 | ヨシムラスズキレーシングチーム | Suzuki | 28'28.579 | 
| 2 | 高橋 巧 | MuSASHiRTハルク・プロ | Honda | +2.159 | 
| 3 | 柳川 明 | TEAM GREEN | Kawasaki | +5.068 | 
| 4 | 加賀山 就臣 | Team KAGAYAMA | Suzuki | +11.157 | 
| 5 | 山口 辰也 | TOHO Racing with MORIWAKI | Honda | +11.568 | 
| 6 | 渡辺 一樹 | TEAM GREEN | Kawasaki | +13.924 | 
| 7 | 今野 由寛 | MotoMap SUPPLY | Suzuki | +36.947 | 
| 8 | 藤田 拓哉 | DOGFIGHTRACING・YAMAHA | Yamaha | +37.440 | 
| 9 | 吉田 光弘 | Honda熊本レーシング | Honda | -1Lap | 
| 10 | 須貝 義行 | チームスガイレーシングジャパン | Ducati | -1Lap | 
| 11 | 山中 正之 | HondaQCT明和レーシング | Honda | -1Lap | 
| 12 | 中村 知雅 | チーム トモマサ | Honda | -1Lap | 
| 13 | 原田 洋孝 | RS-ガレージハラダ姫路 | Kawasaki | -1Lap | 
| 14 | 木村 芳久 | RISING&Fe・BLAST | Honda | -1Lap | 
| 15 | 戸田 隆 | F☆Sヒノマル食堂GTRIBE | BMW | -1Lap | 
| 16 | 塩原 弘志 | S.SUPPLY&おやじ組 | Suzuki | -1Lap | 
| 17 | 中村 勇志 | レンタルバイク横浜・丸富オート | KTM | -1Lap | 
| 18 | 相川 亨 | ARC☆Racin | Suzuki | -1Lap | 
| 19 | 大橋 靖洋 | Honda緑陽会熊本レーシング | Honda | -1Lap | 
| 20 | 佐藤 慎一郎 | 佐藤家レーシング | Suzuki | -1Lap | 
| 21 | 大貫 貴彦 | ロケットケロタン+ネオラグーナ | Honda | -1Lap | 
| 22 | 岡田 しゅうせい | Deluxe.RT | Ducati | -6Laps | 
RIDERS RANKING
| 順位 | ライダー | マシン | ポイント | 
|---|---|---|---|
| 1 | 高橋 巧 | Honda | 78 | 
| 2 | 柳川 明 | Kawasaki | 76 | 
| 3 | 秋吉 耕佑 | Honda | 72 | 
| 4 | 加賀山 就臣 | Suzuki | 71 | 
| 5 | 津田 拓也 | Suzuki | 67 | 
| 6 | 中須賀 克行 | Yamaha | 61 | 
| 9 | 藤田 拓哉 | Yamaha | 44 | 
COMMENT
中須賀克行選手談(決勝リタイヤ)
「予選は調子が良くて、レースに向けても手応えを感じていただけに、マシントラブルで残念な結果になってしまいました。応援してくれていたみなさんには、最後まで走りきる姿をみせられずに申し訳ありません。これから先、鈴鹿8耐を挟んで全日本後半戦を迎えますが、気持ちを切り替えて、チャンピオン目指して頑張りますので、応援してください」
島田祐介監督談(YSP横浜戸塚)
「中須賀選手は、予選でポールポジションを獲得して調子も良く、本人も気合いが入っていました。そうした状況でしたので我々も優勝を期待していましたが、マシントラブルでのリタイアは本当に残念です。ただ、これもレースなので、今後の鈴鹿8耐や全日本ロードレースのシリーズ後半戦では気持ちを切り替えて活躍していただき、全日本ではぜひともV2チャンピオンを獲得してほしいです」
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