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全日本ロードレース選手権 JSB1000

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどJSB1000に関する情報をお届けします。

Rd.03 6月2日 オートポリス

RACE DATA

■大会名称:2013全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦オートポリス
■カテゴリ:JSB1000クラス
■開催日:2013年6月2日(日)
■開催地:オートポリス(4.674Km.km)
■周回数:16周
■天候:曇り ■コース:ウエット ■気温:14度
■観客数:13,500人
■PP:柳川 明(カワサキ/2分01秒009)
■FL:加賀山 就臣(スズキ/1分58秒476)

REPORT

大混戦を制して中須賀克行が今季初優勝!!

中須賀克行が、地元・九州のレースで、秋吉耕佑(ホンダ)、柳川明(カワサキ)との激戦を制して今季初優勝を飾った。

ウエットコンディションで行われた予選で3番グリッドを獲得した中須賀克行。シーズンオフに痛めた肩も前戦よりも快方に向かっており、地元・九州のレースで巻き返しを誓う。

決勝レースは、雨は降っていないものの路面はウエットで、ウエット宣言が提示されて2周減算の16周で争われることになった。こうした中、第1コーナーに中須賀は、ポールシッター柳川明(カワサキ)、加賀山就臣(スズキ)に次ぐ3番手で進入。しかし、第1ヘアピン進入で秋吉にパスされて4番手に後退してしまう。だが、すぐに中須賀は加賀山をパスすると、3番手でオープニングラップを終了する。

2周目に入ると、柳川、秋吉、中須賀の3人がペースアップ。後続を引き離すと、トップは三つ巴のバトルとなった。その中で、2周目の第2ヘアピンで秋吉が柳川をパスしてトップに浮上。中須賀は、柳川の隙をうかがうが、なかなかパッシングのチャンスは訪れない。するとトップ秋吉がペースを上げはじめ、これを察知した中須賀は6周目の最終コーナー手前から柳川を強引にプッシュして逆転に成功、すぐに秋吉を追い始める。

だが、3番手となった柳川も、再びペースを上げ、8周目に中須賀をパス。さらに9周目の第1コーナーでは秋吉をもパスしてトップに浮上する。その後の11周目の第1ヘアピンでは、今度は秋吉が柳川をパスしてトップに返り咲く。一方、3番手の中須賀はタイヤ温存をはかりながらチャンスをうかがう。そして12周目に柳川をパスして2番手に上がった中須賀は、14周目の第1コーナーで秋吉をパスしてトップに躍り出た。13周目からファステストラップを連発する中須賀は、14周目終了時点で2番手の秋吉に約1秒差を築くと、最終的に2位の秋吉に3秒5の大差を築いて今季初優勝、昨年に続いてオートポリス2連勝を遂げた。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 中須賀 克行 ヤマハ・YSP・レーシング・チーム Yamaha 31'52.744
2 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda +3.557
3 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki +5.576
4 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki +11.304
5 出口 修 エヴァRT初号機シナジーフォースTRICK STA Kawasaki +11.966
6 津田 拓也 ヨシムラスズキレーシングチーム Suzuki +13.569
7 山口 辰也 TOHO Racing with MORIWAKI Honda +16.152
8 Azlan Shah Kamaruzaman Honda Team Asia Honda +26.446
9 高橋 巧 MuSASHiRTハルク・プロ Honda +27.759
10 今野 由寛 MotoMap SUPPLY Suzuki +35.348
11 藤田 拓哉 DOGFIGHTRACING・YAMAHA Yamaha +38.454
12 吉田 光弘 Honda熊本レーシング Honda +46.85
13 渡辺 一樹 TEAM GREEN Kawasaki +49.205
14 須貝 義行 チームスガイレーシングジャパン Ducati +1'14.108
15 北口 浩二 Honda鈴鹿レーシングチーム Honda +1'32.464
16 太田 達也 グリーンクラブ能塚&R.P.WITH Kawasaki +1'38.173
17 長﨑 賢雄 ZOOM R.T. Honda +1'41.897
18 北折 淳 Honda緑陽会熊本レーシング Honda +1'47.710
19 有田 裕二 シェイク+パチンコ景品エスパル Honda +1'50.458
20 池田 秀成 シェイク+パチンコ景品エスパル Honda +1'51.895
21 高津 信行 (有)中田商店+うかれ亭 Honda +1'55.192
22 大橋 靖洋 Honda緑陽会熊本レーシング Honda -1Lap
23 原田 洋孝 RS-ガレージハラダ姫路 Kawasaki -1Lap
24 中津原 尚宏 Honda浜友会浜松エスカルゴ Honda -1Lap

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 秋吉 耕佑 Honda 72
2 中須賀 克行 Yamaha 61
3 高橋 巧 Honda 56
4 柳川 明 Kawasaki 56
5 加賀山 就臣 Suzuki 53
6 山口 辰也 Honda 44
9 藤田 拓哉 Yamaha 31

COMMENT

中須賀克行選手談(優勝)

「今回は、地元・九州でのレースだったので、家族や友人も応援に来てくれているので、絶対に勝ちたいという気持ちが強かったですね。スタート前のウォーミングアップランで、コースのところどころが乾いていたので、無理にプッシュするとタイヤに負担がかかるので気をつけようと思っていました。レース途中では、タイヤ温存に務めましたが、ラスト3周でトップに立った時には、もうタイヤが終わってもいい、とにかく全開で行けるところまで行くと気持ちを固めました。開幕戦、第2戦と秋吉さんに逃げられているので、とにかくここでは秋吉さんの独走だけは阻止したいと思っていました。優勝できて本当にうれしいし、このコースコンディションが、今回は僕に合っていました」

深谷佳範監督(YSP久留米)

「私も、このオートポリスで草レースに参加しているのですが、やはり全日本ロードレースの最高峰クラスのスターティンググリッドに立った時は、身震いしました。しかも、中須賀選手が優勝し、表彰台に立つこともできました。本当に見晴らしが良かったですし、こんな貴重な体験をさせてくれた中須賀選手には、本当にありがとうと言いたいです。それにしても中須賀選手はすごいですね。ライディングスタイルも独特なもので、迫力があってかっこいい。怪我をしている肩の状態もかなり回復してきたと聞いているので、このオートポリスでの優勝をきっかけに、今後のレースでさらに活躍していただきたいです。今回は、100人を超す応援団を結成しましたが、中須賀選手の人柄に触れ、さらにレースではすごい混戦を制して優勝してくれて、みんな本当に満足しています。中須賀選手、本当にありがとうございました」

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