AMAスーパークロス
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Rd.14 4月18日 クリーブランド
RACE DATA
2026 AMAスーパークロス 第14戦クリーブランド
開催日:2026年4月18日(土)
開催地:オハイオ州クリーブランド
会場:ハンティントン・フィールド・バンク
REPORT
クーパー・ウエブとジャスティン・クーパーがクリーブランドでダブル表彰台
30年以上の歳月を経て、オハイオ州クリーブランドにスーパークロスが戻ったこの日の夜は、Monster Energy Yamaha Star Racingにとって忘れられない一夜となった。250SX East選手権での表彰台独占に続き、最高峰450SXクラスでもクーパー・ウエブとジャスティン・クーパーがチームにダブル表彰台をもたらしたからだ。
ハンティントン・フィールド・バンクで開催されたAMAスーパークロス選手権第14戦は、波乱に満ちた一戦となった。トリプルクラウン形式で行われたこの大会は、悪天候の恐れがあったため、スケジュールが前倒しされて進行された。予報されていたほど極端な悪天候にはならなかったものの、断続的に降り続いた雨は、コースに大きな影響を及ぼすことになった。
ウエブはこの日の走り出しから気迫あるライディングを披露し、予選では速いラップタイムを刻み続け、トップに肉薄した。だが、最初のメインイベント(レース1)のスタートゲートが落ちると、ウエブは8番手と出遅れてしまう。その後猛チャージを見せて2周目までに6番手に順位を上げ、さらにプッシュを続け、レースの折り返し点を前にホルヘ・プラド(※KTM)をパスして5位でフィニッシュした。
2番目のメインイベント(レース2)では、ウエブはスタートを改善し、5番手につける。2周目にはケン・ロクスン(※Suzuki)とマルコム・スチュワート(※Husqvarna)を続けてパスして3番手に順位を上げた。表彰台をかけたバトルが続く中、レースの折り返し点を前にロクスンが順位を取り戻し、ウエブは最終的に4位でフィニッシュした。最後のメインイベント(レース3)では、450SXディフェンディングチャンピオンのウエブが素晴らしいスタートを決めて2番手につけた。ウエブはそこからトリッキーなコンディションの中で力強いペースを保ちつつ、自身のレースをマネージメントして2位でフィニッシュ。総合2位となった。
ジャスティン・クーパーは、またしても素晴らしい夜を過ごした。最初のメインイベント(レース1)では好スタートを切り、2番手につける。2周目にロクスンに先行を許したものの、その後も力強いペースを維持し、危なげなく3位でフィニッシュした。続く2番目のメインイベント(レース2)では、クーパーが見事なレース展開を見せた。ホールショットを奪い、レースをリード。一度も首位の座を譲ることなく、トップでチェッカーを受けた。レース終盤には波乱を予感させる場面もあったが、クーパーは最後まで粘り切り、総合優勝争いに名乗りを上げた。これにより、最終レースを前にロクスンとポイントで並ぶこととなった。
コンディションが悪化する中、クーパーは最終メインレースでは思うようなスタートができなかったが、レース序盤にはしっかりとトップ5圏内につけた。4番手を走行していたレース中盤、クーパーはクラッシュを喫して9番手まで順位を落としてしまう。それでも、クーパーは動じることなく態勢を立て直し、猛追を見せて7番手まで順位を上げてフィニッシュした。これにより総合3位を獲得し、今シーズン3度目となる表彰台に立った。
450SX選手権は残すところあと3戦。ウエブは次週末のフィラデルフィア・スーパークロスに向けて、首位と22ポイント差のランキング3位につけている。
RESULT
RIDERS RANKING
CONSTRUCTORS RANKING
COMMENT
450MX
Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Team
クーパー・ウエブ選手談(2位)
「ここクリーブランドに来るのは今回が初めてでしたが、素晴らしい一日になりました。予選は自分としてはすごく良くて、2つのセッションとも1位と2位という好結果でした。その後、コースに馴染んだところで雨が降り出したのは残念でした。最初のメインイベントでは、あまり良いライディングができませんでした。ひどい腕上がりで、スタート直後から苦戦して、5位で走り切るのが精一杯でした。続く2つのメインイベントでは、ずっと良いライディングができました。最後のメインではケニー(ロクスン)が別次元の速さを見せていましたけど、僕自身も堅実に2位に入りました。最終的なポイント計算も有利に働いて総合2位になりました。今日はすごくマッドコンディションのレースになるだろうと予想していたんです。ウェットコンディションには間違いないのですが、泥沼すぎて走り切るのがやっと、というようなコンディションにならなかったのは幸いでした。これで2戦連続の表彰台獲得。この結果を待ってくれている娘たちの元へ帰ります」
ジャスティン・クーパー選手談(3位)
「最高の一日でした。一日を通して、すごく良い流れで走れました。レース1では好スタートを決めて、3位に入りました。レース2はホールショットを決めて、自分のレースをして、優勝することができました。ところがレース3では、ゲートでホイールスピンさせて、いきなり出遅れてしまいました。4番手につけていたんですが、順位を1つか2つ上げようと攻めたところで、クラッシュしてしまいました。この激しい転倒から、無事に立ち上がることができただけでも、本当にありがたいと思っています。そこからは、とにかく少しでも順位を挽回しようと努めました。その時点ですでにコースはかなり荒れていましたし、クラッシュの影響で感触も万全とは言えませんでしたが、何人かのライダーを抜き返すことができて、その結果、総合3位に入ることができました。全体を振り返ってみても、今夜のレースで我々に手の届く最高の結果は、おそらく2位までだったと思います。最後のレースでのケニー(ロクスン)は、まさに完璧な走りで、まるでレールの上を走っているかのようでした。追いつこうとプッシュしましたけど、そこでクラッシュしてしまい、勝負はそこで決してしまいました。次の週末に向けて切り替えていきます」











