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レース情報



スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 7月23-25日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権 第5戦オランダ
■開催地:オランダ/アッセン(4.542km)

レース1
■開催日:2021年7月24日(土)
■周回数:19周 (110,789 Km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度
■路面温度:37度
■PP:J・レイ(Kawasaki/1分33秒842)
■FL:S・レディング(Ducati/1分34秒654)

スーパーポールレース
■開催日:2021年7月25日(日)
■周回数:10周(45,420 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:30度
■PP:J・レイ(Kawasaki/1分33秒842)
■FL:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分34秒634)

レース2
■開催日:2021年7月25日(日)
■周回数:21周(95,382 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:31度
■PP:J・レイ(Kawasaki/1分33秒842)
■FL:J・レイ(Kawasaki/1分34分689)

REPORT

レース1

Pata Yamahaのラズガットリオグルが3位獲得、ロカテッリは自己ベストタイの5位

Pata Yamaha with Brixx WorldSBKのT・ラズガットリオグルがレース1で3位表彰台。チームメイトのA・ロカテッリは自己ベストタイの5位を獲得した。

決勝に先立って行われたスーパーポールセッションで、ラズガットリオグルはペースが十分に上がる前の2ラップ目に第16コーナーで転倒。ピットに戻ってマシンを修復し、残り3分でコースに復帰すると1チャンスに賭けた。ここで1分34秒026の好タイムをマーク。トップに0.186秒差と迫る2番手を獲得した。

レース1ではラズガットリオグル、J・レイ(カワサキ)、S・レッディング(デゥカティ)が序盤から後続を引き離して優勝争いを展開。その後ラズガットリオグルはフロントタイヤのグリップが予想以上に早く低下し、レイに少しずつ離されてレッディングとの2位争いへと移行した。そして19ラップ目、レッドフラッグの提示によりレースは中断し、そのまま終了。ラズガットリオグルは3位となっている。

チームメイトのロカテッリはスーパーポールで7番手。レース1では終盤でトップグループを上回るペースを記録するなど好調な走りを見せて、トップから6秒差の5位でチェッカーを受けた。

GRT Yamahaのガーロフが最後尾から6位まで挽回

GRT Yamaha WorldSBK TeamのG・ガーロフはグリッド最後尾からスタート後、6位まで順位を挽回。表彰台まであと5秒弱と近づいてチェッカーを受けた。
FP3で5番手を獲得したガーロフはスーパーポールでさらに上を目指したが、最初のアタックで転倒してタイムを計測できず、レース1を最後尾からスタートすることとなった。ここから見事なスピードで着実にポジションを上げ、終盤はウイナーを上回る速さを見せて6位でチェッカーを受けた。

ガーロフのチームメイトの野左根航太はFP3で15番手。スーパーポールは18番手に留まり、レース1ではポイント獲得を目指して走行中、転倒してリタイアとなっている。

スーパーポールレース/レース2

ロカテッリが3位とし自身初の表彰台を獲得

ルーキー、ロカテッリが、レース2で10ラップ以上にわたりトップを走行したあと3位を獲得し、スーパーバイク世界選手権で初となる表彰台に上った。チームメイトのラズガットリオグルは第1コーナーでGRT Yamaha WorldSBK TeamのG・ガーロフと絡みリタイアとなっている。

またスーパーポールレースでは、ロカテッリとラズガットリオグルがともにコース・リミット越えにより最速記録が取り消された結果、それぞれ3位と4位。ダブル表彰台は叶わなかった。
シリーズポイントではロカテッリがランキング9位との差を1ポイントに詰め、ラズガットリオグルはランキング2位に後退している。

ガーロフは第1コーナーのアクシデントでリタイア

GRT Yamaha WorldSBK Teamのガーロフはスタート直後の第1コーナーでラズガットリオグルと接触し、トップ争いのチャンスを失った。

ガーロフはスーパーポール・レースで8位を獲得し、グリッド8番手からレース2をスタート。第1コーナーでトップのラズガットリオグルのパスを試みたが、2台は接触した。

自らのミスにより事故を発生させたガーロフは、ライドスルー・ペナルティを課されて最後尾へ後退。ここから懸命にペースを上げて多くのポジションを挽回していたが、第9コーナーで転倒してリタイアとなった。レース後にはラズガットリオグルとヤマハに対し、第1コーナーでのミスを謝罪した。

チームメイトの野左根航太はウォームアップでトラブルがあり、スーパーポール・レースではペースが上がらず悔しい結果。このためセッティングを大幅に変更してレース2に臨んだ。

これが功を奏して序盤は好調な走りを見せたが、レース後半になると負傷している右手中指の痛みが激しくなり、徐々に順位を下げて12位でチェッカーを受けた。

RESULT Race.1

RESULT Superpole Race

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

レース1

Pata Yamaha with Brixx WorldSBK

T・ラズガットリオグル選手談(3位)

「レイ選手について行く作戦でしたが、フロントタイヤを消耗して苦しい展開になってしまいました。そのあとはレディング選手も同様にあまりペースが上がっていない様子だったので、最終ラップまで待ってから仕掛け、2位を狙おうと考えていました。ところがレッドフラッグが出てしまったのです。3位で終わるつもりはなかったので悔しい気持ちですが、この難しい状況のなかでポイントを獲得できたのはよかったと思っています。スーパーポールレースとレース2は、ベストポジションを狙っていきます。フロントタイヤは別のものをトライすることになると思います。スーパーポールで素晴らしい仕事をしてくれたチームのみんなに感謝しています。彼らがいなければ今日の表彰台はあり得ませんでした。明日またがんばります」

A・ロカテッリ選手談(5位)

「とてもうれしいです! マシンのフィーリングは金曜日からずっと好調で、今日の決勝もいい走りができましたし、トップとの差をかなり縮めることもできました。ここまでチームでいい準備ができ、私自身もミスなく走り切れたので、もっと激しくプッシュしていくことも可能だったのかもしれません。今夜、さらに作業を進めて明日に臨みたいと思っています。スタートでは他のマシンと絡んで少し遅れてしまいました。彼をパスしてトップグループについて行きたかったのですが、結局そこで少し時間を使ってしまいました。でもそのあとはスピードを上げ、トップとの差を縮めることができたので、これまでで最高のレースになったと思います。ここアッセンは私にとってとてもいい場所です。このコースが大好きで、それがキーポイントのひとつとなっているのです。今回はまた、予選でペナルティを受けることなくグリッド3列目からスタートできた初めてのレースでもありました。そのことについても、とても満足しています。明日はさらに上を目指します」

P・デニング、チーム代表談

「このところは多くの成功をおさめてきたので、ラズガットリオグル選手の表彰台とロカテッリ選手の5位さえ少し残念に感じられるかもしれません。でも私自身は今日のレースにとても満足しています。ラズガットリオグル選手についてはフロントタイヤの選択がベストのものではなかったらしく、終盤でレディング選手に苦戦しましたが、それを除けば、レイ選手には予想以上に近づくこともできました。あと2ラップあれば2位に上がれた可能性がありますが、ジョナス・フォルガー選手の激しい転倒がありました。ここでは常に安全が第一に優先されなければなりません。ロカテッリ選手についても非常に満足しています。アッセンは大好きなコースで、彼はここに来ることをとても楽しみにしていました。そして初日から好調を維持し、ミスなく、安定して、見事なスピードで予選7番手を獲得しました。決勝の5位以上に重要なのは、トップとの差がわずか6秒にまで縮まってきたことです。私は心から、両ライダーのチームクルーに感謝しています。ラズガットリオグル選手はスーパーポールで転倒がありましたが、チームの素晴らしい仕事のおかげでコースに復帰し、そこで好タイムを記録したことで、この表彰台が実現したのです」

GRT Yamaha WorldSBK Team

G・ガーロフ選手談(6位)

「想像以上に厳しい戦いになってしまいました。チームが常に、私のために素晴らしいマシンを用意してくれているのに、私はプラクティスを除いて、大事なところで様々ことを間違った方向へと進めてしまったのです。Yamaha R1は非常に安定していて、スピードがあり、ラップタイムも速かったのですが、最後尾からのスタートではどうにもなりません。6位まで挽回できたことはよかったと思いますが、本当ならもっと上の順位が可能だったはずなのです。ですから明日は、スーパーポール・レースで好成績を獲得し、レース2を良い位置からスタートできるよう頑張ります。今日も表彰台を獲得するだけのペースがあったので、明日はすべての要素をそろえてもう一度チャレンジします。レース中は他のライダーとバトルするなかで何度か手間取ることもありましたが、ひたすら道を切り開くように、どんどん前へ進んでいくことだけに集中していました。明日もし雨が降れば、そのコンディションに合わせたベスト・セッティングの追求にベストを尽くします。レース2をトップ近くでスタートするためにスーパーポール・レースで好成績を獲得することが目標だからです。天気はいつも変化しやすく、まったく降らないという可能性もあります。ですから常に状況を見て、それに適応し、そこから前進するだけです」

野左根航太選手談(DNF)

「予選セッションではフリープラクティスでのペースに届かず、今シーズン最低の予選順位となりました。決勝では好スタートが決まり、いくつかポジションを上げることができたので、そこはよかったと思います。そのあとは何度かミスもあり、順位を上げたり下げたり落ち着かない展開でした。最後は転倒してしまい、望んでいなかった結果に終わりました。明日はあと2回レースがありますが、雨が予想されています。雨のほうが指への負荷が小さくなるので良いことだと思います。ベストを尽くし、今日よりも前に進みたいと思います」

スーパーポールレース/レース2

Pata Yamaha with Brixx WorldSBK

A・ロカテッリ選手談(4位/3位)

「午前中のスーパーポール・レースでは悔しい思いをしましたが、すぐに忘れレース2に集中しました。そしてこうして初表彰台を獲得することができ、本当にうれしいです。しかも10ラップのレースではなく、21ラップと長いレースでそれを実現できたことは最高の気分です。短いスーパーポール・レースではハードプッシュを実践しましたが、同時に小さなミスもあって、ほんの数ミリではありますがコース・リミットを越えてしまいました。そのあとのレース2では早々にトップに立ち、ペース良く走っていましたが、終盤はリアタイヤの消耗に苦しめられました。今日や昨日のように太陽が出ていれば、すべてのセッションでプッシュすることができ、常に学び、進歩していくことができます。その結果、速くなり、今日はこうしてトップを走ることができたのだと思っています。今回はウイーク中も何度もトップに近づきました。これはともに戦っているチームのみんなのおかげです。彼らはハードワークを惜しまず、ミスもおかさず、R1が非常に順調に走ってくれました。この勢いを次回につなげ、また表彰台を狙っていきます!」

T・ラズガットリオグル選手談(3位/DNF)

「レース2でガーロフ選手がミスをおかしました。第1コーナーでなぜ、あのようなハード・ブレーキングをしようとしたのか理解できません。私はとても驚き、それによってチャンピオンシップ・ポイントを失ってしまったことが悔しくてたまりません。スタート後、リナルディをパスして第1コーナーに入ったのですが、そのような状態ですからスピードを落とすはずがなく、ギャレットがなぜ、私のイン側に入ってこられたのかわかりませんでした。次回はチャンピオンシップのことよりも、勝利のために戦っていくことになるでしょう。今週はただ運がなかっただけかもしれません。次回また頑張ります」

P・デニング、チーム代表談

「達成と喪失、今回は明暗が分かれる結果となりました。ロカテッリ選手はスーパーポール・レースで表彰台に上るはずでしたが、タイヤがわずかにグリーン・エリアに乗ってしまったため4位になりました。そしてレース2では10ラップ以上もレースをリードし、ソフトタイヤを巧みにコントロールしてスーパーバイク世界選手権で初めての表彰台を獲得したのです。彼とそのチームクルーに大きな祝福を送ります。一方のラズガットリオグル選手は残念な結果となりましたが、それでも賞賛すべきところがたくさんあったと感じています。アッセンは長年、レイ選手の活躍の場となっていました。今回はすべてのセッションで彼に近づき、レース2でも優勝争いを疑いませんでした。このことは私たちが、どのサーキットでも勝利を目指せるまでに成長したことを意味しています。ラズガットリオグル選手は好スタートを切り、いつも通り、しっかりとコントロールされたブレーキングで第1コーナーに入りました。ですからガーロフ選手がグリッドのはるか後方から上がってきて、転倒を引き起こすことなど思いもよらなかったことでしょう。残念な結果ですが、私たちは前を向いて、次のチェコ大会で取り戻したいと思います」

GRT Yamaha WorldSBK Team

G・ガーロフ選手談(8位/DNF)

「精神的にひどく落ち込んでいます。トプラックとヤマハに謝ることしかできません。グリッド3列目から好スタートを切り、第1コーナーでは接触した感じがありましたが、そのあと振り返るまで、それがトプラックだとはわかっていませんでした。私のせいで大きな損失をしてしまうことになり、本当に申し訳なく思っています。またタイトル獲得を目指してたゆまず努力を続けているヤマハに対しても、申し訳ない気持ちでいっぱいです。結果を変えることができないことはよくわかっていますが、私にできることはただ謝ることだけなのです」

野左根航太選手談(15位/12位)

「スーパーポール・レースがあまり良くなかったので、チームとセッティングについて話し合いました。レース2の前にセッティングを変更し、これがうまくいって予選を上回るタイムで周回することができました。でも残念ながら、指の状態が完ぺきではないため残り16ラップあたりからペースを維持できなくなってしまったのです。後方から追い上げてくるライダーを抑えられなくなり、最後は12位まで落ちてしまいました。ヤマハ勢はみんな同じマシンに乗っているので、彼らの活躍を見れば、たとえルーキーだとしてももっと上を狙っていかなければならないと思っています。次回のチェコは誰にとっても初めてのコースなので、他のヤマハ勢のレベルに近づけるよう頑張ります」

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