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スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.10 9月15-16日 ポルトガル

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第10戦ポルトガル大会
■開催地:ポルトガル/ポルティマオ(1周 4.592km)
■周回数:レース1 20周(91,840km)、レース2 20周(91,840km)

レース1
■開催日:2018年9月15日(土)
■コースコンディション:ドライ
■気温:29度
■路面温度:39度
■PP:E・ラバティ(Aprilia/1分40秒705)
■FL:J・レイ(Kawasaki/1分42秒304)

レース2
■開催日:2018年9月16日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:29度
■路面温度:41度
■PP:E・ラバティ(Aprilia/1分40秒705)
■FL:M・メランドリ(Ducati/1分42秒385)

REPORT

レース1:ファン・デル・マークが第1レースで表彰台を獲得!

Pata Yamaha Official WordSBK TeamのM・ファン・デル・マークが、FIM World Superbaike Championship第10戦の第1レースで3位を獲得。チームメイトのA・ローズはテクニカル・トラブルに見舞われながらも冷静に走り切り、10位でチェッカーを受けて貴重なチャンピオンシップ・ポイントをゲットした。

ファン・デル・マークは午前中に行われた予選でポールポジションにコンマ2秒差と迫る5位。決勝グリッドにマシンを並べる頃には路面温度が上昇して多くのライダーがリア・タイヤのフィーリングに苦しむ展開となったが、ファン・デル・マークはスピードと安定性を維持して前半で4位につけた。そのあと前方でL・サバドーリが転倒したため自動的に3位に浮上。そのまま最後までポジションをキープしてチェッカーを受けた。

この結果、チャンピオンシップ・ポイントでは合計264ポイントでランキング3位をキープ。2位のC・デイビスとの差を27ポイントに短縮している。

一方のローズは午前中のフリープラクティス第4セッションでセッティングを向上。予選では前の2列を狙っていたが、超高速の最終コーナーで転倒して順位を下げることとなった。

グリッド12位からスタートしたローズは、オープニングラップの第3コーナーで起きたクラッシュに阻まれてさらにポジション・ダウン。レース中盤ではテクニカル・トラブルにも見舞われて苦しい展開を強いられたが、懸命の挽回で10位まで上がってゴールした。

第2レースは通常より遅く、現地時間15:15にスタート予定。

レース2:ファン・デル・マークが優勝争いを展開

第1レースで3位を獲得したPata Yamaha Official WorldSBK TeamのM・ファン・デル・マークが、第2レースではそれ以上の活躍。激しい優勝争いの末に2位でチェッカーを受けた。チームメイトのA・ローズはYZF-R1のフィーリングをつかみきれないまま11位に留まった。

第1レースの3位を受けてグリッド7位からスタートしたファン・デル・マーク。素早くリズムをつかむと3ラップ目には4位に上がり、レース中盤からは表彰台を目指してトップグループを追って行った。

残り8ラップでM・メランドリがC・デイビスに襲い掛かる間に、ファン・デル・マークは第1コーナー立ち上がりで2台を一気にパス。さらにJ・リーを追いかけてコンマ5秒差まで近づいたが、チェッカーまでにパスすることができず、そのまま2位でゴールした。今季9度目の表彰台に上ったファン・デル・マークはシリーズポイントを合計284に伸ばしてランキング3位をキープ。6レースを残して、2位のデイビスにわずか20ポイント差と迫っている。

一方のローズはチームとともに懸命に取り組んできたが、YZF-R1のフィーリングをつかみきれずに厳しい展開を強いられた。第1レースでテクニカル・トラブルに見舞われた結果、第2レースは5列目からスタート。序盤で集団に飲み込まれてしまったが、ひとたび前方がクリアになると最後まで安定して走り切り、11位でチェッカーを受けた。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

レース1:M・ファン・デル・マーク選手談(3位)

「今日のレースにはとても満足しています。スーパーポールではマシン・セッティングが非常に好調で、ポールポジションにコンマ2秒差の5位につけることができました。ところが決勝のスタート早々からリアグリップに悩まされることになってしまいました。この点については今晩のうちに解決策を見つけたいと思っています。今日は表彰台に上ることができてうれしいです。明日の第2レースに向けてしっかり仕事に取り組み、もう一度、表彰台を獲得できるようプッシュしていきます」

A・ローズ選手談(10位)

「オープニングラップの第3コーナーで転倒に巻き込まれてしまいました。グリッド12位からのスタートでは、このようなことがよく起きるわけですが、そこを抜けたあとも、マシンに問題が出て思うようにペースを上げることができませんでした。このような状況でもミスをせず、なんとかペースを維持して少しでも順位を上げていくことが重要です。午前中のフリープラクティス第4セッションはとても好調だったのですが、予選では最終コーナーでミスをして転倒。それが結局、このような厳しい結果につながってしまいました。あのときはかなりスピードが出ていたので、大きな怪我がなかったことはラッキーです。明日はもっといい走りができるよう頑張ります」

P・デニング、チーム・マネジャー談

「マイケルはウイーク初日からずっと好調でしたし、YZF-R1もあらゆるコンディションで順調に走ってくれていたので、表彰台獲得という結果は予想できることでした。本人はおそらくもっと上を狙っていたと思いますが、気温が高くなったなかではグリップ・レベルが十分ではありませんでした。それでも彼は本当に素晴らしいレースをしました。最大限できるところを理解し、非常にハードに攻めながら、最後まで安定性を維持して走り切ってくれました。一方、アレックスのほうは残念ながら、トラブルもあり難しいレースを強いられました。明日までにYZF-R1をベストの状態に作り上げ、彼には大きく一歩、前進してもらいたいと思っています」

レース2:M・ファン・デル・マーク選手談(2位)

「スタートはあまりうまくいきませんでしたが、気温が高くなっていくなかでグリップ・レベルが下がることがわかっていたので、慌てずに行くことにしました。マシン・セッティングを少し変更してとても感触が良く、少しずつトップに近づいてジョニー、チャズ、マルコとほとんど同じペースで走ることができました。そのあとマルコとチャズがバトルを開始。私はふたりが第1コーナーではらむ間に一気に前へ出て2位に上がりました。さらにジョニーを追いかけましたが、終盤では彼のほうに分がありました。昨日に続いて今日も表彰台に上ることができ、私にとってもチームにとっても素晴らしい週末になりました。次のフランスでもプッシュします」

A・ローズ選手談(11位)

「今回はすべてにおいて厳しい戦いになってしまいました。必要なフィーリングをマシンから引き出すことができず、両レースとも、とくにコーナー立ち上がりで遅れてしまいました。チームとヤマハのエンジニアが問題解決のために根気よく頑張ってくれましたが、あとわずかのフィーリング不足が、このような大きな差を生んでしまいました。遅れを取り戻すためにハード・プッシュすることは簡単ですが、それよりもポイントを獲得できたことを喜びたいと思います。課題はたくさんありますが、次のマニクールでは、本来のポジションへ復活を目指します」

P・デニング、チーム代表談

「非常に素晴らしいレースでした。私の考えでは、マイケルにとって今季最高のパフォーマンスだったと思います。チャンピオンシップの上位につけ、今日も絶好調の手強いライダーたちに戦いを挑んでいったのですから。オープニングラップの7位から、アグレッシブななかにも十分に抑制を効かせた走りで挽回し、ジョナサン(リー)を最後まで追いかけました。マイケルだけでなく、YZF-R1を最高の状態でコースに出してくれたチーム・クルーにも祝福をおくりたいと思います。  アレックスのほうは残念ながら、今日も厳しい戦いになりました。グリッド13位からのスタートが重荷になったことは間違いありませんが、今回はウイークを通じて難しい状況が続いており、最後まで問題を解決できないまま、アレックスはいつものアグレッシブで自信に満ちた走りを見せることができませんでした。我がチームのふたりのライダーは同等の力を持っていますが、ライディング・スタイルが非常に異なっています。アレックスがより気持ちよく乗れるようなマシンを作るために、問題解決に取り組んでいきます」

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