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スーパーバイク世界選手権 SBK

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月23-24日 アメリカ

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第8戦アメリカ大会
■開催地:アメリカ/マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ(1周 3.610km)
■周回数:レース1 25周(90,250 km)、レース2 25周(90,250 km)

レース1
■開催日:2018年6月23日(土)
■コースコンディション:ドライ
■気温:28度
■路面温度:48度
■PP:C・デイビス(Ducati/1分22秒282)
■FL:C・デイビス(Ducati/1分23秒041)

レース2
■開催日:2018年6月24日(日)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度
■路面温度:41度
■PP:C・デイビス(Ducati/1分22秒282)
■FL:J・レイ(Kawasaki/1分23秒480)

REPORT

レース1:ローズが3位表彰台獲得!

2018 MOTUL FIM Superbike World Champinship第8戦、ラグナセカ大会の第1レースでPata Yamaha Official WorldSBK Teamが表彰台を獲得した。前回ブルノ大会の第2レースで優勝を果たしたA・ローズは好調をそのままに、グリッド5位から3位までポジションアップ。チームメイトのM・ファン・デル・マークはグリップ低下に悩みながらも、9位から8位へ上げてチェッカーを受けた。

直近の4レースで4つの表彰台を獲得しているPata Yamaha Team。昨年まではあまり良いところのなかったラグナセカ・レースウェイで今年は、第1レースでローズが表彰台に上り好調ぶりを見せた。ローズは金曜日のプラクティスで総合7位。フリープラクティス第4セッションでは5位を獲得し、SP2で1分22秒729を記録してグリッド5位を手中にした。

好スタートを切ってすぐさま4位に上がったローズは、2ラップ目の終わりまでに3位争いのグループを視界にとらえて追撃を開始。身体を伏せてコンスタントにハイペースをキープし、9ラップ目にはT・サイクスをパスして3位に浮上した。そのまま後続を引き離すと2ラップのうちアドバンテージを3秒まで拡大。これを最後まで守ってチェッカーを受け、自身今季3度目となる表彰台を獲得した。この結果、シリーズポイントを合計170に伸ばしてランキング5位に浮上し、4位のサイクスを18ポイント差で追う。第2レースはグリッド7位からスタートする。

一方、ファン・デル・マークは金曜日のプラクティスでセッティングに悩んで苦しいスタート。フリープラクティス第3セッションで11位に留まり、SP1に進むこととなった。フリープラクティス第4セッションで10位に上げたあと、SP1では1分23秒649を記録してトップを獲得。さらにSP2で1分23秒253へ更新し、グリッド9位からのスタートが決定した。

決勝はいつものように好スタート。第1コーナーまでに7位に上がったあと、グリップ不足もありひとつ下げていた。集中を切らすことなくポジションアップを図るファン・デル・マークは、少しずつ前との差を詰めてゆく。そして19ラップ目には2.5秒前方のサイクスに照準を合わせ、さらに激しくプッシュしていったが、最終ラップまでにとらえることはできず8位でゴールした。シリーズポイントは合計204ポイント。ランキング3位をキープして、2位のC・デイビスを21ポイント差で追う状況となっている。第2レースはグリッド2列目の真ん中からスタートする。

Pata Yamaha Official WorldSBK Teamは現地時間土曜日の10:30にウォームアップ・セッションに出場。第2レース決勝は午後2時にスタート予定。

レース2:ローズが4位、ファン・デル・マークが5位

Pata Yamaha Official WorldSBK Teamは第2レースでも好調をキープ。A・ローズがグリッド7位からポジションを上げ、残り2ラップではチームメイトのM・ファン・デル・マークもパスして4位獲得と健闘。そのファン・デル・マークはグリッド5位から絶好のスタートを切り、序盤で表彰台争いを展開したあと5位でチェッカーを受けた。

土曜日に行われた第1レースで3位を獲得し、今季3度目となる表彰台に上ったローズ。第2レースはグリッド3列目の先頭の位置から好スタートを切り、序盤は7位争いを展開した。ハイペースで周回を重ねるなかで2台をパスし、5ラップまでに5位に浮上してトップグループを追撃。そして10ラップ目にはファン・デル・マークに追いついて2台で激しくプッシュしながら、ともに表彰台争いを目指していった。

ローズはレース終盤までファン・デル・マークのテールについてチャンスを窺い、23ラップ目に仕掛けて4位に浮上。前方が開けたあとは3位のE・ラバティーを追って行ったが、パスするには周回数が足りず、1.3秒差の4位でゴールした。シリーズポイントでは第1レースの16ポイントと合わせて29ポイントを加算。合計183ポイントに伸ばしてランキング5位につけている。4位のT・サイクスとの差はわずか13ポイント。

ファン・デル・マークは第1レースでグリップ不足に悩み8位。セッティング変更を行って第2レースに臨み、グリッド5位の位置から絶好のスタートを切った。オープニングラップを2位で終えると表彰台争いに加わっていったが、徐々に離され、中盤以降は後方に迫るローズとともに4位集団を形成した。

前方を行くラバティーに再び迫ろうと激しくプッシュしながら、ローズの追撃を抑える難しい展開。残り2ラップではついにローズに先行を許し、5位に後退してチェッカーを受けた。シリーズポイントでは19ポイントを加算して合計215ポイントのランキング3位。2位のC・デイビスを30ポイント差で追っている。

第9戦は7月6日~8日、イタリアのミサノ・サーキットで開催される。

RESULT Race.1

RESULT Race.2

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

COMMENT

レース1
A・ローズ選手談(3位)

「本当にうれしいです! レース自体は最高というわけではなかったし、とくに後半はポジションをキープするため慎重になってつまらない展開になってしまったけれど、序盤でいい走りができたことが好結果の要因になったと思っています。ここラグナセカで、ヤマハで表彰台を獲得するという期待を越えるほどの成果をあげることができたので、チームとしてのここまでの仕事にとても満足しています。明日に向けてさらにセッティングを煮詰め、もう一度、狙っていきたいと思っています。このコースは私たちにとって、シーズンのなかでも最も相性の良くない場所でした。ここまで支えてくれたヤマハ、Crescent、プロジェクトに関わるすべての人に心から感謝します。すべてはみなさんの努力のおかげです」

M・ファン・デル・マーク選手談(8位)

「厳しい戦いになりました。金曜日からフィーリングがつかめず苦労してきて、SP1でようやくいい走りができたと思ったのですが、決勝ではまたコーナー進入と出口で十分にグリップしてくれなくてハード・プッシュができませんでした。終盤にはトム(サイクス)が苦しんでいるようだったので、何とか追いつけるかもしれないと思いましたが、周回数が足りずパスすることはできませんでした。このところずっと好調だっただけに、今日は非常に残念な結果になりました。でもこれから決勝中のデータを分析し、明日の第2レースに備えます」

P・デニング、チーム代表談

「アレックスは本当によく頑張りました。R1とYamaha WorldSBKのプロジェクトが順調に進んでいることを証明してくれたと思います。これまでは、このコースで私たちの強みを発揮することができず、優勝争いや表彰台を狙うようなペースは望めませんでした。今日のアレックスは序盤でアグレッシブに攻め、パスし、この結果につなげてくれました。このところの勢いと見事な走りを大いに評価し、祝福します。明日は3列目からのスタートになりますが、さらに前へ進めるようマシンを調整し、チャレンジしていきます。マイケルのほうは少し苦しい展開になりましたが、集中力を維持してプッシュし続けました。残念ながら十分にペースを上げることができないままレースを終えることになりました。今日は誰にとっても、コンスタントにペースをキープし、正確に走ることが難しい状況だったと思います。私たちチームとしては、マイケルを助けられるようなマシンを準備するために頑張るだけ。そしてランキング3位キープを目指します」

レース2
A・ローズ選手談(4位)

「またマイケルとバトルすることができて、とてもいいレースになりました。マイケルは今回とても苦しんでいましたが、そのなかで見事なフェアプレーだったと思います。第2レースでようやく本当の強さを発揮し、それまでの悔しさを晴らしたことは私にとってもうれしいことです。私自身もレースは順調でした。スタートはアグレッシブに行き過ぎて少し遅れてしまいましたが、その後すぐに抜き返し、いいペースをキープすることができました。もしもあと6~7ラップ早くマイケルをパスしていたとしたら、表彰台にチャレンジすることもできたかもしれません。ペースはとても良かったと思っていて、このコースでこのような走りができたのはチームのおかげです。彼らに心から感謝しています。第1レースの3位と第2レースの4位はとても良い結果だと思います。次回はカワサキのジョナサン・レイとの差を詰めていけるよう頑張ります」

M・ファン・デル・マーク選手談(5位)

「今日の結果にとても満足しています! 昨日まで悩まされてきた様々な問題をチームがすべて解消してくれて、今朝のウォームアップ・セッションではフィーリングが格段に良くなっていました。決勝は好スタートを切って一気に2位に浮上。そのスピードは昨日までとはまったく違っていました。コーナー立ち上がりではマシンの安定性に少し問題もありましたが、これは、セッティングを大幅に変更していきなり決勝に臨んだわけですから当然起こりうることなのです。残り数ラップのところでアレックスに抜かれてしまいましたが、昨日までの不調を考えれば、5位という結果を喜んでいいと思います。次のミサノを楽しみにしています」

P・デニング、チーム代表談

「カリフォルニアに来るのはいつも楽しみです。ラグナセカ・サーキットは、とくに昨年は非常に苦戦した場所ですが、今年はこのように良いレースができ、R1の進化とこのプロジェクト全体の成功を確認することができました。マイケルとアレックスは、熾烈かつフェアな戦いを展開。スタートからゴールまで良い仕事を全うして好調ぶりを印象づけました。トップとの差も劇的に縮まっており、あと数ラップあれば、アレックスは昨日に続いて表彰台に上るだけのポテンシャルを持っていると考えています。チームのみんな、ヤマハ、ライダーたちのハードワークと卓越した技術に感謝。次のミサノは昨年、好成績をあげたところなので楽しみです」

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