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鈴鹿8耐 TOP10 TRIAL<br>ポル・エスパルガロ選手が2'06.000のスーパーラップ<br>YAMAHA FACTORY RACING TEAMがポールポジションを獲得!

7月25日(土)、TOP10 TRIALが行われ、前日の公式予選で総合3番手を獲得したYAMAHA FACTORY RACING TEAMから、ポル・エスパルガロ選手、中須賀克行選手が出走しました。そしてエスパルガロ選手が昨年のポールポジションタイム2分06秒703を大きく上回る2分06秒000を叩き出して場内を沸かせると、これが総合トップタイムとなり、ヤマハが2013年以来となるポールポジションを獲得しました。

チームとして最初に登場したのはエスパルガロ選手、MotoGP仕込みの独特なライディングスタイルから各セクターでトップタイムを記録すると、ラップタイムモニターには「2分06秒000」というスーパーラップが映し出されて一気にトップに躍り出ました。そして中須賀選手も、各セクターでエスパルガロ選手とほぼ同じタイムを記録。しかし、わずかにおよばず2分06秒059でTOP10 TRIALを終えます。

その後、ピットに戻った中須賀選手と、エスパルガロ選手、ブラッドリー・スミス選手がそろってラップタイムモニターを見上げ、残り2人の走行が終わりエスパルガロ選手のトップタイムが決定すると、その瞬間、3人のライダーは抱き合ってポールポジションの獲得を喜びました。

TOP10 TRIAL

No.TeamMachineTime
1 YAMAHA FACTORY RACING TEAM Yamaha 2'06.000
2 TeamGREEN Kawasaki 2'06.287
3 MuSASHi RT HARC-PRO Honda 2'06.335
4 YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE Suzuki 2'06.516
5 Team KAGAYAMA Suzuki 2'07.990
6 F.C.C. TSR Honda Honda 2'08.076
7 TOHO Racing with MORIWAKI Honda 2'08.382
8 EVA RT TEST TYPE-01 TRICK STAR Kawasaki 2'08.950
9 Honda DREAM RT SAKURAI HONDA Honda 2'09.409
10 MotoMap SUPPLY Suzuki 2'11.019

#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM
TOP10 TRIAL: 2分06秒000 決勝ポールポジション

中須賀克行選手談

「ポルが2分06秒000というものすごいタイムを出してプレッシャーがあったし、ポルのタイムを抜けずに悔しい思いもあるけれど、自己ベストは更新できたしポールポジションはうれしいですね。ポールポジションが決まった時はポルとブラッドリーと3人で抱き合ったけれど、本当にチームワークは最高。パートナーが速いので、僕自身はとてもリラックスして走れています。ひとつの目標だったポールポジションを獲れたけれど、最終目標は明日の本戦で優勝すること。改めて気持ちを引き締めて、3人のライダー、そしてチームが結束して最高のパフォーマンスを発揮したいと思います」

ポル・エスパルガロ選手談

「ポールポジションが獲得できて、すっごくすっごくすっごくうれしいよ! 使ったことのないソフトタイヤで、MotoGPとは違う1周だけの1発勝負......。TOP10 TRIALは僕にとって初めて尽くしのビッグ・チャレンジだったんだ。タイムアタックは途中まですごくうまくいってたから、最後のシケインではミスをしないようにちょっと慎重になった。それでも6秒000だったからね。"やった!"って感じだった。ここまでの結果は期待していなかったんだ。ナカスガさんのアタックが始まった時はドキドキしたよ。彼はすごく速いからね。でも、どうにか最速タイムをキープできてうれしかった。ただ、それよりもうれしいのは、僕たち3人のペースがそろって速いことなんだ。明日の決勝に向けて、最大の収穫だよ」

ブラッドリー・スミス選手談

「ポルとナカスガさんのふたりには、とにかく"おめでとう"と言いたいね! TOP10 TRIALに向けてのチームのマネージメントは素晴らしかったし、ふたりとも本当にすごいタイムアタックを見せてくれた。明日の決勝をポールポジションからスタートできるのは、僕たちのチームにとって最高だよ。ただ、スーパーポールの1周だけだけど、決勝は200周以上ある。何が起こるか分からないし、まったく別のものだと思ってる。今日はよく寝て、この興奮を醒ましてから、明日のレースに臨むよ」

吉川和多留監督

「ポル選手も中須賀選手も2分06秒というスーパーラップを記録してくれ、この結果にはとても満足しています。ただ、重要なのは明日の本戦です。ヤマハファクトリーとしての参戦であり、目標はEWCマシンで最多となる218周です。これが記録できれば優勝できると考えているし、そのためにもライダーにはもっと安全マージンを持って走るよう、ミーティングで改めて伝えます」

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