本文へ進みます

MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 10月20日 オーストラリア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第17戦オーストラリアGP
■開催日:2024年10月18日(金)プラクテイス、19日(土)予選・スプリント、20日(日)決勝
■開催地:フィリップアイランド/オーストラリア(4.448 km)

CIRCUIT DATA

■開設:1956年
■コース長:4.448km
■ベストレースラップ:1分28秒108(2013年:M・マルケス)
■オールタイムラップレコード:1分27秒246(2023年:J・マルティン)
■2024年の優勝者:J・ザルコ(ドゥカティ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、今季2度目の3連戦へ

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとA・リンスは今週末、オーストラリア・ビクトリア州に位置するフィリップアイランド・サーキットにて、第17戦オーストラリアGPに臨む。今大会は今季2度目となる3連戦の初戦で、MotoGPはここから第18戦タイGP、第19戦マレーシアGPと3週連続で行われる。

昨年のオーストラリアGPは悪天候の影響によりスケジュールが変更され、土曜日にメインレースが行われたが、スプリント・レースは中止となった。ランキング13位で今大会を迎えるクアルタラロは2019年、2022年、2023年にMotoGPに出場したものの未だ表彰台の獲得はなく、今年こそ地元ファンに素晴らしいレースを見せようと意気込んでいる。

一方のリンスは第16戦終了時点でランキング19位タイ。フィリップアイランドの海に面した美しい景色や人々の素晴らしい応援などを毎年、楽しみにしており、流れるようなコースレイアウトとの相性も良い。2013年にMoto3で優勝、2014年に同3位、2015年はMoto2で優勝と3年連続で表彰台に上っているほか、MotoGPでも2022年に優勝を果たしている。

フィリップ・アイランドで初めてモーターサイクル・レースが開催されたのは1931年。1956年に恒久的なサーキットとしてレースイベントをスタートしたが、'70年代終盤~'80年代にかけて徐々に廃れていった。その後、改修工事を施して復活し、1989年と1990年にMotoGPを開催。数年間の休止を経て1997年に再開し、以来、MotoGPの常連コースとなっている。全長4.4キロの流れるようなレイアウトのなかに7つの左コーナーと5つの右コーナー、900メートルに及ぶロング・ストレートが設けられ、コースからも見渡せる海の絶景とともにライダーだけでなく多くのレースファンに愛されている。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「日本GPのあとインドネシアのバリへ行って来ました。トリプルヘッダーでは体力維持もとても重要になるので、時差ボケを最小限に抑えるためにタイムゾーンが近い場所に滞在したかったのです。そして太陽を楽しみ、リラックスしながら、トレーニングもかかさず行いこのレースに備えてきました。時間はあっという間に過ぎてしまい、シーズンはあと4戦となりました。それでもまだ多くの課題が残っています。オーストラリアのファンは素晴らしい雰囲気で迎えてくれるので、恩返しのためにも今回は'ノーマル'で'完全'なウイークになるよう願っています」

A・リンス選手談

「約1週間、休養し、また次の戦いに備えています。フィリップアイランド・サーキットには良い思い出があり、私のライディングにも合っているので楽しみです。たくさんの課題があることは間違いありませんが、コンディションに恵まれ、マシン開発に集中できるよう期待しています」

M・メレガリ談(チーム・ディレクター)

「1度目の3連戦のあと、1週間のインターバルでエネルギーを充電し、これからまた忙しい期間が始まります。昨年は天候の影響で日曜日に延期されたスプリント・レースを実施することができず、ファンの皆様には大変、申し訳ないことをしてしまいました。これほど美しく、コンディションさえ良ければ素晴らしいレースが展開されるこのコースで、今年は昨年の分も好天に恵まれるよう期待しています。私たちチームは毎年、ここのレースを楽しみにしています。3連戦を好調にスタートすることが目標です」

ページ
先頭へ