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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.07 6月2日 イタリア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第7戦イタリアGP
■開催日:2024年5月31日(金)プラクテイス、6月1日(土)予選・スプリント、6月2日(日)決勝
■開催地:ムジェロ/イタリア(5.245km)

CIRCUIT DATA

■開設:1974年
■コース長:5.245km
■ベストレースラップ:1分46秒588(2022年:F・バニャイア)
■オールタイムラップレコード:1分44秒855(2023年:F・バニャイア)
■2023年の優勝者:F・バニャイア(ドゥカティ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、ホームGPで好成績を目指す

Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとA・リンスは第7戦イタリアGPに出場するため、スペイン・バルセロナから直接、イタリアはトスカーナ地方にあるムジェロ・サーキットへ移動した。同大会はYamaha Motor Racingのスタッフ全員がホームGPととらえ、毎年、楽しみにしている重要な戦いでもある。

クアルタラロは2021年の優勝、2022年の2位など、ムジェロ・サーキットに良い思い出を残している。2週間前にはプライベート・テストも実施し、新たに獲得したデータが活躍を後押しすることを期待している。

一方、前回のカタルニアGPでは思うような走りができなかったリンスは、その雪辱を果たすべく意欲を燃やしている。MotoGPでは2019年の4位が最高で、表彰台はまだ実現していないが、Moto3クラスでは2013年と2014年にそれぞれ2位と3位を獲得してシャンパン・ファイトを経験している。今回はポイント獲得とランキング・アップが目標となる。

ムジェロ・サーキットは全長5.245キロ。アップヒル・セクションとダウンヒル・セクション、さらにさまざまな高速・低速コーナーが組み合わされ、GPサーキットのなかでも最も美しいコースのひとつとして知られている。グランプリ初開催は1976年で、1991年からは常設イベントとなった。雰囲気も素晴らしく、モーターサイクル・ファンの間では"must-be-at event(必ず参加すべきイベント)"と呼ばれている。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「先週のカタルニアGPでは、いいレースができたので満足しています。今回は、その上にさらに積み重ねていきたいと思っています。つまり金曜日のQ2進出決定を目指します。金曜日に良い走りをして結果を残すことが最も重要なのです。新型のエアロパーツは良くなっていると思います。ニューパーツに慣れるにはある程度、時間がかかりますが、前回はそのスタートしてとても順調でした。今回も恩恵を期待しています」

A・リンス選手談

「2週間前にムジェロ・サーキットで行ったプライベート・テストで、フェアリングが少し向上したことを確認しました。カタルニア・サーキットでは、ウイリーやコーナースピードの面でフェアリングの機能はそれほど重要ではありませんでしたが、ムジェロでは、より重要になりますし、すでにこのコースでしっかり機能してくれることを確認できています。ですから今回は良い展開を期待し、路面グリップも前回より上がるよう願っています」

M・メレガリ談(チーム・ディレクター)

「バルセロナから直接、イタリアのムジェロ・サーキットにやって来ました。2週間前に行ったプライベート・テストで新型エアロパーツを試し、好感触を得ています。このときのデータが大いに助けになってくれるはずで、実際のレースウイーク中のデータとの比較も楽しみです。ファビオ(クアルタラロ)はポジティブな勢いを持っており、チームとしても、それを継続させたいと願っています。アレックス(リンス)については、カタルニアGP後にマシンの技術的問題が見つかりました。そのような状況にもかかわらずレースを最後まで走り切ったことは、彼のプロ意識と決意の証です。ムジェロ・テストでは非常に速かったので、その好調を維持できれば必ず良い週末になるはずです」

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