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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月14日 アメリカズ

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第3戦アメリカズGP
■開催日:2024年4月12日(金)プラクテイス、13日(土)予選・スプリント、14日(日)決勝
■開催地:オースティン/アメリカ(5.513km)

CIRCUIT DATA

■開設:2012年
■コース長:5.513km
■ベストレースラップ:2分03秒126(2023年:A・リンス)
■オールタイムラップレコード:2分01秒892(2023年:F・バニャイア)
■2023年の優勝者:A・リンス(ホンダ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、好成績を目指し第3戦へ

第2戦ポルトガルGPから2週間、Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロとA・リンスはアメリカ・テキサス州オースティンのCircuit Of The America(COTA)へ移動し、シーズン第3戦に臨む。

ポルトガルGPの翌日にアルガルベ・インターナショナル・サーキットで予定されていたプライベート・テストが大雨によりキャンセルとなったこともあり、ライダー2名とチームメンバーは、新しいレースウイークの始まりをいつも以上に心待ちにしている。

数日前に2025年と2026年の契約更新が決定したクアルタラロは、モチベーションと集中力を高めてCOTAに到着。同サーキットを初めて訪問した2015年にMoto3で2位を獲得し、2021年にMotoGPで2位、2023年には3位と多くの好成績を残している。今シーズンは第2戦終了時点でランキング11位につけてこの大会を迎えている。

チームメイトのリンスはユニークな特徴を持つコースを気に入っており、昨年はメインレースで優勝、スプリントレースで2位と見事な成績を残した。その他、2022年に2位、2019年に1位と活躍し、Moto2では2016年に優勝、2015年に3位、また2013年にはMoto3でも優勝を飾っている。

プライベート・テストの中止でマシンのセッティング作業を行うことができなかったため、今週ようやく懸案に取り組み、ランキング18位から上昇を目指す。

COTAは2012年に建設され、翌年からグランプリ・コースのひとつに加えられた。コースは全長5.513キロで、高速ストレートとタイトヘアピンが組み合わされ、ライダーにとってもチームにとってもチャレンジングかつエキサイティングなコースとなっている。コーナーは左が11、右が9つあり、メインストレートの長さは1.2キロに及ぶ。とくにシャープな第1コーナーが重要なオーバーテイク・ポイントとなり、観客たちはスタートでも、その後の周回でも多くの見応えあるアクションを期待することができる。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手談

「課題を持って、ここオースティンにやって来ました。ポルティマオのテストが中止となってしまったため、今週はその分も一生懸命、作業に取り組まなければなりません。ヤマハに残るという発表ができて、うれしく思っています。これによりチームも私も、それぞれの意思を明確に表明できたので、両者にとって助けになるでしょう。私はヤマハに勝利を取り戻したいと思っていますし、彼らもマシン開発に非常に意欲的です。目標達成に向けて、課題となっている作業にしっかり集中していくことができます」

A・リンス選手談

「COTAに戻ってくることができて、とてもうれしいです。大好きなコースですし、とくに昨年の優勝は特別なものでした。今年もこの大会を楽しみにしてきましたが、過去の思い出に時間を費やすことよりも目の前の仕事に集中していきたいと思っています。ポルティマオのプライベート・テストが中止になったことは本当に残念で、天候については非常に不運でした。そのため計画を調整しなければならなくなり、このレースウイークのなかでセッティングに取り組むこととなったわけです」

M・メレガリ談(チーム・ディレクター)

「2週間、休んだあと今大会を迎えています。ポルティマオのプライベート・テストが、激しい雨のためキャンセルになったことは非常に残念です。しかし、あのようなコンディションなかでライダーたちを危険にさらすわけにはいきませんでした。でも失われた時間は埋め合わせなければなりません。COTAは簡単なコースではありませんが、きっといい戦いができると確信しています。ふたりはこのコースがお気に入りで好成績を残していますし、チームも毎回、ここの雰囲気を楽しんでいます。ファビオがチーム残留を発表し、チーム内のムードもよくなっています。全員がハードワークへのモチベーションを高め、レースウイークの始まりを心待ちにしています」

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