本文へ進みます
サイト内検索

MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 8月9日 チェコ

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第4戦チェコGP
■開催日:2020年8月7日(金)フリー走行、8日(土)予選、9日(日)決勝
■開催地:ブルノ/チェコ

CIRCUIT DATA

■開設:1987年
■コース長:5.403km
■サーキットレコードラップ:1分56秒027(2014年:D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分54秒596(2016年:M・マルケス)
■2019年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、ブルノ・サーキットへ

アンダルシアGPでのダブル表彰台から2週間、Monster Energy Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスとV・ロッシは第4戦チェコGPのためブルノ・サーキットへ向かう。チームおよびライダーのスポンサーであるMonster Energyが冠スポンサーとなって開催される今大会に向けて、ふたりはいつも以上に熱意をみなぎらせ活躍を期す。

マシンの耐久性とライダーの持久力が試された第3戦アンダルシアGPで、ビニャーレスはまたも存分に実力を発揮して開幕から2戦連続で2位を獲得。ランキングトップから10ポイント差のランキング2位をキープして第4戦に臨む。ブルノでは、2013年にMoto3で2位、2017年にはヤマハからMotoGPで3位と合計2回、表彰台に上っている。

チームメイトのロッシも、長年のキャリアの中でも最も過酷なレースのひとつとなった第3戦アンダルシアで3位表彰台獲得の大活躍。41歳のベテランライダーは世界中のファンから祝福を受け、依然として優勝候補のひとりであることを証明した。シリーズポイントでは合計34ポイントのランキング6位につけており、今回も表彰台とポイント加算が目標となる。ここブルノは1996年に125ccクラスで自身初のグランプリ優勝を成し遂げた思い出の地。さらに1999年には250ccクラスで、2001年には500ccクラスで、2003年、2005年、2008年、2009年にはMotoGPクラスでそれぞれ優勝を果たし、合計14回の表彰台を獲得している。

ブルノ・サーキットで初めてモーターサイクル・レースが開催されたのは1930年。村と町の西部をつなぐ合計29kmの公道コースを500ccマシンが駆け抜けた。グランプリは1950年に初開催され、1965年から1982年まで連続開催。その後、コース改修工事が行われ、1987年にFIMチェコGPとして再開すると、新たに生まれ変わったサーキットは雰囲気と景色の素晴らしさでライダーやファンから称賛された。

Monster Energy Yamaha MotoGP Teamは冠スポンサーを今大会と共有するだけでなく、革新的高性能パーツの大手メーカーであるOfficial Sponsor Gilles Toolingにも特別な敬意を示している。Gilles ToolingとYamaha Factory Racing TeamのMotoGPにおけるパートナーシップは2015年に始まり今シーズンで6年目を迎える。今大会ではビニャーレスとロッシのM1のフロントカウルに同社のロゴが貼られることになっている。

クアルタラロとモルビデリ、チェコGPで好成績を目指す

チーム・ランキングトップで第4戦を迎えるPETRONAS Yamaha Sepang Racing Team。F・クアルタラロとF・モルビデリは今週末、ブルノ・サーキットで行われるチェコGPでさらなる前進を目指す。

クアルタラロは第2戦、第3戦ともにポール to フィニッシュの大活躍を見せ、MotoGP参戦2年目にして早くも実力を認められるようになった。今週末も好調をキープし、3戦連続優勝を目指している。

一方のモルビデリは前回のアンダルシアGPでマシントラブルのためリタイアしたが、自らのパフォーマンスについては自信を維持しており、第2戦スペインGPに続いて今季2回目となるトップ5、さらには前回チャンスを逃した表彰台獲得を目標に臨む。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
M・ビニャーレス選手談

「ポジティブなムードを維持したまま次のステップに進みます。2週間連続したヘレスでの戦いは全体的に成功と言え、あの過酷な暑さのなかでもマシンがとても良く走ってくれました。これまではあのようなコンディションに悩まされることも多かったので、このところの好調をとてもうれしく思い、また今後の展開にも期待を抱いています。チームも素晴らしい仕事をしてくれていて正しい方向へと進んでおり、ここからの3連戦も好調を維持することができるでしょう。とくにブルノは好きなコースのひとつですし、Monster Energyがスポンサーとなるので、何としてもここで良いところをお見せするためベストを尽くして優勝争いを目指します」

V・ロッシ選手談

「ブルノ大会がやって来ました! ここは私にとって、いつでも特別な場所なのです。1996年に125ccクラスで初めて優勝したコースなので、決して忘れることはできません。例年、素晴らしい雰囲気のなかで行われるのですが、今年は残念ながら観客席にファンの方々をお迎えすることができません。それでも美しいコースであることに変わりはないので、画面を通して私たちのショーを見ていただければうれしいです。第3戦では久しぶりに表彰台に上ることができ大いに感動しました。今回も活躍を目指し、全力で臨みます」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「ヘレス・サーキットの過酷な暑さのなかで経験した感動と興奮の2連戦。1週間のインターバルでバッテリーの充電を終え、私たちはまた、次の戦いに向けて準備を整えました。ここからは3週間連続となり、今週のブルノのあとはオーストリアのスピールベルグで行われますが、シーズン序盤のこの時期はとても大切なので、ポテンシャルを最大限まで絞り出せるよう集中していかなければなりません。とくに今回はMonster Energyがスポンサーとなるので、いつも以上に力が入ります。長年にわたり良い関係を続けてきた大切なパートナーのためにも、チームとして好成績で応えたいと思っています。3週連続の厳しい戦いでしっかり結果を残すことを目標に、今週金曜日の朝からすぐさま力を発揮できるよう準備していきます」

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
F・クアルタラロ選手談

「1週間のインターバルでは第2戦と第3戦のことを、いろいろ考えながら家でのんびりすることができました。次のブルノは好きなコースで、昨年の経験からも、最高の相性とまではいかないけれども速さとパフォーマンスを十分に発揮できる場所だと思っています。とくに最終コーナーは素晴らしくて、ここではコーナリング・スピードを高くキープしながら、同時に次のストレートに備えてパーフェクト・ラインを維持する必要があります。2勝を達成したあとの3戦目ですが、今回もまた表彰台獲得を目指して頑張ります」

F・モルビデリ選手談

「ブルノは大好きなコースなので大いに期待しています。ここは距離が長く、コース幅が広く、レイアウトはテクニカルでハイスピード。まさにオールドスタイルのコースで、MotoGPの全サーキットのなかでも最高の場所だと思っています。ヘレス・サーキットでも好調でしたが、今回はそれ以上のパフォーマンスを目指します。過去には好成績を獲得したこともあるので、今年はその記録を更新できるようベストを尽くし、好バトルを展開してトップ5を狙っていきます」

ページ
先頭へ