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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月30日 オランダ

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第8戦オランダGP
■開催日:2019年6月28日(金)フリー走行、29日(土)予選、30日(日)決勝
■開催地:アッセン/オランダ

CIRCUIT DATA

■開設:1955年
■コース長:4.542km
■サーキットレコードラップ:1分33秒617(2015年:M・マルケス)
■サーキットベストラップ:1分32秒627(2015年:V・ロッシ)
■2018年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Monster Energy Yamaha MotoGP、アッセンへ

今週末、アッセンTTサーキットで開催される第8戦オランダGPのスタートを待ちきれないMonster Energy Yamaha MotoGP。前回カタルニアでは上位を走りながらともにリタイアに終わったV・ロッシとM・ビニャーレスは、その翌日に行われたテストでも多くの成果を獲得しており、好調を維持してウイークに臨む。

ロッシはモーターサイクル・レースの"聖地"とも呼ばれるアッセンで数多くの好成績を残している。最高峰クラスでは合計8回(2002年、2004年、2005年、2007年、2009年、2013年、2015年、2017年)の優勝のほか、2001年に2位、2003年に3位と大活躍。低排気量クラスでも、250cc(1998年)と125ccクラス(1997年)で優勝、250cc(1999年)で2位を獲得している。前回はわずか2ラップで多重クラッシュに巻き込まれてノーポイントとなったが、ここでその雪辱を果たし、ランキング5位からの浮上を目指す。

チームメイトのビニャーレスもロッシと同様のアクシデントに見舞われた。しかし決勝翌日に行われたテストではファステスト・ラップを記録する好調ぶり。ここアッセンでもその勢いを維持し、前回は届かなかった表彰台に上ることが目標となる。2011年は125ccクラスで優勝、2012年はMoto3で優勝、2013年は同2位、2014年はMoto2で2位と、過去8年で2回の優勝を含めて4回、表彰台に上っている。

アッセンTTサーキットは1955年、ダッチGPの開催地として建造。しかしそれ以前の1949年から、公道コースとしてモーターサイクル世界選手権に使用されていた。現在のアッセンは全長4.5km、6つの左コーナーと12の右コーナーを持つ。マシンの素早い向き換えや、高速コーナーと低速コーナーの適度な組み合わせがライダーたちに好まれている。とくにメインストレートへと続くGeert Timmerと名付けられたシケインでは毎回のようにオーバーテイクが繰り広げられ、グランドスタンドから激しい攻防を見守ることができる。

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team、意気揚々とアッセンへ

第7戦では初表彰台を獲得するなど急成長を続けているPETRONAS Yamaha Sepang Racing Team。F・クアルタラロとF・モルビデリは今週末、第8戦オランダGPに臨む。

クアルタラロは世界選手権デビューシーズンの2015年にMoto3クラスで、昨年はMoto2で、いずれも2位を獲得しており、ここアッセン・サーキットには非常に良い印象を抱いている。MotoGPで初参戦となる今年も開幕以来の好調をそのままに、さらに上のポジションを目指す。クアルタラロは第7戦終了時点で合計51ポイントを獲得してランキング7位。これまでにMotoGPマシンで6,871.92km、1,402ラップを走行し、前回カタルニアGPフリープラクティス第3セッションでの転倒を除いてほとんどミスは見られない。

チームメイトのモルビデリもMoto2で表彰台に上った経験を持ち、2016年に3位、2017年には優勝を果たしてその年にチャンピオンに輝いている。前回のカタルニアGP後のテストでも好調ぶりを見せており、その成果を結果につなげるべく第8戦に臨む。シリーズポイントでは合計34ポイントのランキング12位につけている。

オランダGP決勝は6月30日(日)、現地時間14:00にスタート。全26ラップで競われる。

COMMENT

Monster Energy Yamaha MotoGP
V・ロッシ選手談

「ここからはアッセン、ザクセンリンクと2週連続のレースになります。前回はピット内での作業が非常に順調に進んでいて、実際にスピードとペースが十分に上がっていました。決勝も最初の2ラップはとてもフィーリングが良かったのです。ここオランダでも、またトップを目指してハードワークに取り組みます。カタルニア・テストでの好調ぶりを生かすことができるでしょう。ベストを尽くします」

M・ビニャーレス選手談

「カタルニア・テストを終え、高いモチベーションを持ってアッセンに来ています。テストはとても順調で、前回レースでの好フィーリングを再確認することができました。セッティングについては開幕以来、最高の状態と感じており、カタルニアGPでも、あのアクシデントが発生するまではそれが十分に発揮されていたと思います。M1の好調ぶりを確かめるためにも、早くマシンに乗りたいです。チャンピオンシップは残念ながら、すでに手から離れてしまっていて、事実上、タイトル獲得は不可能です。だからこそ、来シーズンとその先の未来を見据えて、できるだけ多くのポイントを手にしてシーズンを終えたいと思っています」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「カタルニアGP翌日のテストで大きな収穫を得ることができ、自信と少しの野心を持ってアッセンに臨みます。前回は非常に残念な結果に終わり、チャンピオンシップの展望にも重大な影響を及ぼすことになってしまいました。しかしながら、私たちはここからまた力強く復活することを決意しており、カタルニアでの不運をモチベーションの燃料として、さらに上を目指そうとしています。表彰台に立ちたい。そのためにすべてのセッションでトップを走ることが私たちの目標です。バレンティーノとマーベリックはアッセンのコースを気に入っているので、自信を持って臨み、良い結果を得られると確信しています」

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
F・モルビデリ選手談

「前の2回のレースは最終的に残念な結果になってしまいましたが、私たちとしては良いフィーリングを残すこともできました。とくに前回のカタルニアではフロントローを獲得できましたし、そのあとのテストでもハイペースをつかみました。今回も好調のまま臨み、ここまでの成果を決勝で生かせるようベストを尽くします。アッセンは相性が良く、2017年には優勝もしているのでウイークのスタートを待ちきれない気持ちです。目標は好順位で走り切ること。総合ランキングのための高ポイントを期待しています」

F・クアルタラロ選手談

「前回の好成績でますますモチベーションが上がっています。でも冷静さを失うことなく、これまで通りの仕事を続けていくことが大切です。自分たちの目標が何であるかは、常にはっきりと意識しています。これからもルーキー・オブ・ザ・イヤーから目線をそらすことなく、ステップ・バイ・ステップで前進するのみです。今の取り組み方を続けていくことができれば必ず、ポールポジションや優勝など、成功にたどり着けると確信しています。前腕の手術後の経過も順調。先週のテストも好調でしたし、アッセンでは2回、表彰台に上った経験もあるので、ウイークのスタートを楽しみにしています」

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