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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.14 9月25日 アラゴン

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第14戦アラゴンGP
■開催日:2016年9月24日(土)予選結果
■開催地:スペイン/アラゴン
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度 ■路面温度:42度
■PP:M・マルケス(1分47秒117/ホンダ)

REPORT

J・ロレンソが3番手フロントロー、V・ロッシは6番手

第14戦アラゴンGP公式予選で、トップ・ポジションを狙っていたロレンソは、前方にクリアスペースを確保して最後尾からコースに出る。慎重にタイヤを暖めながら最初のアタックで7番手につけ、次のラップでは早くも1分47秒934に上げて3番手に浮上した。残り6分でピットに戻り、タイヤ交換後、に再度アタック。セッション最後の最後に1分47秒778をマークして3番手を獲得した。

一方のロッシは、午前中のフリープラクティス第3セッションで転倒があったが幸い怪我はなく、予選セッションではロレンソと同様の作戦を採って後方からピットアウト。素早くペースを上げ、最初のアタックで1分48秒729を記録して3番手に。6分強を残してピットに戻り、再びアタックを開始。タイムを更新したが、周囲もペースを上げたためロッシは一時、7番手へ順位を落とす。そして最後のラップで1分48秒台の壁を破り、1分47秒951で6番手を獲得した。

P・エスパルガロは、全力を尽くして11番手を獲得

Monster Yamaha Tech 3のP・エスパルガロは、フリープラクティス第3セッションで、コースに出るやペースを上げて順調に走行を続けていたものの、中盤で転倒を喫した。すぐにピットに戻ってスペアマシンで再スタートしたが、接触され、またしても転倒してしまった。

そのような状況でも、昨日までの自己ベストで総合10番手を獲得したエスパルガロはQP2へ進出。午後からのフリープラクティス第4セッションでは決勝用セッティングの調整に取り組みながら、好タイムをマークしてロッシにコンマ5秒差につけた。そしてQP2ではスタート早々からアタックを開始し、最終ラップで自己最速タイムを記録。フロントロウに0.670秒差まで迫っている。決勝ではロケット・スタートを狙い、地元ファンの目の前でトップ・サテライトの座を掛けて戦う。

一方、A・ローズは、午前中のフリープラクティス第3セッションで転倒して左脚を負傷。レントゲン検査の結果、骨折はなかったが、腫れと血腫により感覚がなくなっていたので、フリープラクティス第4セッションと予選セッションは出場を取り止め。明日の朝もう一度、メディカル・スタッフが状態を見てから決勝出場の可否が決定される。

RESULT

COMMENT

J・ロレンソ選手談(予選3番手/1分47秒778)

「午前中のセッションではフロントタイヤにソフト・コンパウンドを使用し、昨日同様、とても好調だったんだ。問題は、前後ともハード・コンパウンドのコンビネーション。それ以外はあまり問題がなくて順調だったので、明日の決勝では、リアにソフト・コンパウンドをチョイスしなければならなくなりそうだ。ライバルたちと同等のスピードは出せないだろうけれど、とりあえず大きな問題はないからね。ソフト・タイヤは10ラップか15ラップで、とくに右側がすり減ってしまうだろう。でもハード・コンパウンドでは難しいんだ」

V・ロッシ選手談(予選6番手/1分47秒951)

「苦しい一日になった。とくに最初は最悪で、タイヤが暖まらないうちにミスをして転倒してしまったんだ。幸い、肩も手も大丈夫だったけれど、多くの時間を無駄にしてしまったし、宿題も増やしてしまった。それでも午後のフリープラクティスではまぁまぁのペースで走ることができたので、予選グリッドももっと上を目指せると考えていた。残念ながら、順調にアタックしていたラップで十分に力を出し切れず、結局、2列目ということになってしまった。決勝は、また違う展開になるだろう。長いレースなので、誰もがタイヤの消耗に悩まされる。そこにチャンスを見つけるために、明日までに最善の準備をしたい」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「今日はいろいろな出来事が起こった。ホルヘはフリープラクティスで良い方向へと進み、予選でも最後に1分47秒778という好タイムを記録して3番手を獲得。バレンティーノは午前中、温まりきっていないタイヤが原因で転倒。予選も6番手に留まったが、これは決して、彼の本当の力を反映したものではない。プラクティス中に見せていたスピードは素晴らしかったので、決勝についても自信を持っている。明日のウォームアップ・セッションまでにもう一歩前進し、決勝では表彰台争いに加わっていきたい」

P・エスパルガロ選手談(予選11番手/1分48秒448)

「昨日は順調にウイークをスタートすることができたのに、今日は11番手に留まり残念だ。午前中のセッションで2回も転倒してちょっと自信を失ってしまったし、午後にはグリップレベルにも悩まされることになったので、QP2では転倒のリスクを賭けるようなことはしたくなかったんだ。今回は僕の地元ファンの前でのレースになるので、彼らに期待してもらえるような走りをしたいと思っていただけに耐えがたい結果だよ。最初の転倒はフロントからだったが、なぜそんなことになったのかがわからないから対処のしようもない。そして2回目の転倒については、マルク(マルケス)が速く行き過ぎて僕を引っ掛けていったんだ。おかげで僕は、そのあと乗るマシンがなくなって時間を無駄にしてしまったよ。このような状況でも、僕は希望を失ってはいない。だって決勝用タイヤでなら気持ちよく走ることができるとわかっているからね。僕の前には、1ラップだけが速いライダーも何人かいて、長距離になれば僕のほうがリズム良く走り切ることができる。そのためにも、まず好スタートを決めて、それから前のライダーを1台1台抜いていく。ミサノと比べれば、アラゴンのレイアウトのほうがずっとオーバーテイクはやりやすいんだ。アンラッキーな一日だったけれど、そのなかでも怪我をせずにすんだのは幸い。明日はスタートの合図とともにプッシュし、ファンの目の前で少しでも良い位置でチェッカーを受けたい」

A・ローズ選手談

「言葉にするまでもなく、今日のことは本当にがっかりしているよ。僕はYZR-M1に乗ることや、モンスター・ヤマハ・テック3チームでレースをすることがとてもうれしかったので、今回も前の2戦と同様に、前へ進むことだけを考えていたからね......。転倒については、1ラップ目でそれが起こってしまったことが不運だったと思っているけれど、僕以外にも何人かが同じタイミングで転倒している。僕の場合は高速コーナーだったし、実際に僕の今までの経験のなかでも最大のクラッシュだったので、立ち上がって歩くことができただけでも幸いだったのかもしれない。この3レースで僕のために懸命に仕事をしてくれたチームのみんなとメカニックたちに本当に申し訳ないことをしてしまった。謝らなければならない。彼らはみんな、本当に素晴らしい人たちで、しかも僕を気持ちよく迎え入れてくれた。明日の朝まで待たなければならないが、もしもこのような形でテック3との貴重なGPの経験が終わってしまうとしたらとても残念だ」

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