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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.07 6月5日 カタルニア

 

RACE DATA

■大会名称:第7戦カタルニアGP
■開催日:2016年6月3日(金)フリー走行、4日(土)予選、5日(日)決勝
■開催地:カタルニア/スペイン

CIRCUIT DATA

■開設:1991年
■コース長:4.727km
■サーキットレコードラップ:1分42秒182(2014年:M・マルケス)
■サーキットベストラップ:1分40秒546(2015年:A・エスパルガロ)
■2015年の優勝者:J・ロレンソ(ヤマハ)

REPORT

モビスター・ヤマハ・モトGP、第7戦カタルニアに向けて万全の態勢

第6戦イタリアGPでは3戦連続となる優勝を果たしたモビスター・ヤマハ・モトGP。今週末の戦いの舞台をスペイン・バルセロナに移し、モンスター・エナジー・カタルニアGPに挑むJ・ロレンソとV・ロッシは相性の良いこのサーキットでのレースウィークに向け万全の体勢だ。

第5戦フランス、第6戦イタリアと2連勝をあげて勢いに乗るモビスター・ヤマハ・モトGPのJ・ロレンソにとってホーム・レースとなるカタルニア・サーキットで、ますます士気が高まっている。一方、チームメイトのV・ロッシにとってもカタルニアは得意なサーキットのひとつ。2週間前には自らのホーム・コースでリタイアに終わっただけに、その雪辱を果たしたい。

第6戦終了時点でランキングトップに立ち、2位に10ポイントのアドバンテージを構築したロレンソは、好調ぶりをキープし、地元ファンの目の前で3連勝達成を狙っている。得意のカタルニア・サーキットを舞台に、5回目(2010年、2012年、2013年、2015年)の優勝を目指す。

ロッシは、カタルニアでは、2001年、2002年、2004年、2005年、2006年、2009年に最高峰クラスで優勝。今シーズンはここまで好調を維持しており、第6戦までにランキング3位につけている。

カタルニア・サーキットは1991年に初めてF1グランプリを開催。その4年後にはモーターサイクルのヨーロッパ選手権を開催し、その後、カタルニアGPの舞台となった。例年、大観衆を集める人気のコースのひとつで、2001年には、サーキットの雰囲気やエキサイティングなレース展開が評価されてIRTA'ベスト・グランプリ'トロフィーを受賞。多くの見応えあるレースのなかでも、2009年のロッシとロレンソとのバトルは今も人々の記憶に深く刻まれている。

COMMENT

J・ロレンソ選手談

「バルセロナはホーム・レースで特別な場所。大好きなコースだし、家族や友人、知り合いのみんな応援に来てくれる。僕自身、ここに長く住んでいたので、今も自分の家にいるような気分で過ごすことができるんだ。前回のムジェロでの優勝については、様々な要素が絡み合った結果だったので特別な思い入れがある。未だにその余韻に浸っている感覚がある。チャンピオンシップのためにも非常に大きな意味のある勝利だったと思っている。今回もまた、ポイントを加算することが重要だが、僕らのポテンシャルをはっきりと見せて、もう一度、優勝を目指す」

V・ロッシ選手談

「カタルニアは大好きなサーキットのひとつ。雰囲気もとても気に入っている。ここではいつもいいレースができるし、速く走れると確信しているよ。でも前回のムジェロであったことを引きずっていることも事実。あの日の僕は、それまでのみんなの努力のおかげで確かに速かった...。今回も前回同様の準備をして、日曜日の決勝に準備万端で臨みたい」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「短い休暇をとり、今は今週末のカタルニアに向けて、またモチベーションを高めているところ。今回はホルヘのホームGPに挑むこととなる。2戦連続優勝を果たしているホルヘは、大きな自信と共に臨む。ホルヘ同様、バレンティーノもコースとの相性が良く、コンディションもマシンとのフィーリングも好調な今、彼もまた優勝候補のひとりであることを確信している。いくつもの好レースが展開されたここカタルニアでは、我々は多くの好成績を残してきた。それだけに今週のスタートがとても楽しみだ」

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