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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.06 5月22日 イタリア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第6戦イタリアGP
■開催日:2016年5月20日(金)フリー走行、21日(土)予選、22日(日)決勝
■開催地:ムジェロ/イタリア

CIRCUIT DATA

■開設:1974年
■コース長:5.245km
■サーキットレコードラップ:1分47秒639(2013年:M・マルケス)
■サーキットベストラップ:1分46秒489(2015年:A・イアンノーネ)
■2015年の優勝者:J・ロレンソ(ヤマハ)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、ホームGPへ!

第5戦フランスGPで、2戦連続となる1-2フィニッシュを達成したMovistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシ。この週末は、イタリアに本拠地を置くチームにとって、今シーズン初のホームGPを迎える。

ル・マンでの活躍によりランキングトップに立ったロレンソは、ポジションキープを第一に今大会に臨む。ムジェロでは何度もすばらしいバトルを繰り広げてきた。特にMotoGPでは輝かしい成績を残しており、2009年から2015年まで7年連続で表彰台を獲得。内訳は、2011年、2012年、2013年、2015年が優勝、2009年、2010年、2014年が2位というもので、GP250でも、2006年に優勝、2005年には2位を獲得している。

チームメイトのロッシもまた、同サーキットで輝いてきたひとり。今回もイタリアのファンの前で見応えあるレースを披露し、現在のランキング3位からのポジションアップのため優勝を目指している。ムジェロでは2002年から2008年まで7連勝を達成し、2009年と2014年は3位を獲得。またGP250では1999年に優勝、1998年に2位、GP125では1997年に優勝を果たしている。

伝統あるムジェロ・サーキットはフィレンツェからわずか30kmに位置し、シーズンの中で最も人気の高い大会として多くの熱狂的ファンが集まる。1976年に初めてグランプリが開催されたが、グランプリ・サーキットとして定着したのは改修工事後の1991年以降。トスカーナ地方の美しい丘陵地に建設されたサーキットは、高速コーナーと低速コーナーが混在し、1,141mのロングストレートを持つ。ライダーはもちろん、ライダーやチームに声援をおくるファンからもたいへん愛されている。

COMMENT

Movistar Yamaha MotoGP
J・ロレンソ選手談

「前回のル・マンでは、とても意味のある優勝を遂げてランキングトップに立ち、さらにモチベーションが高まった。世界有数の美しさを誇るムジェロは、いつも楽しんで走れる大好きなサーキット。そのレイアウトはYZR-M1にも僕のライディング・スタイルにも合っているんだ。今回は新しい電子制御システムとタイヤで臨むことになるが、どんな反応が起きるのか楽しみにしている」

V・ロッシ選手談

「ムジェロのサーキットも雰囲気も大好き。でもここでは、集中力をキープするのが大変なんだ。なぜなら、毎年、多くの友人やファンが集まってくれるからね。でもだからこそ、僕にとってムジェロが特別な場所になっている! 優勝もたくさん経験したし、すばらしいバトルの思い出もある。今年はマシンのパフォーマンスが上がっているし、僕自身も絶好調なので、きっといいレースができると思う。ル・マンではセッティングを煮詰めるまでに時間がかかってしまったので、今回は同じミスをしないようにしたい。この2週間で心身ともにリラックスできたので、本盤に向けさらに集中力を高めていくよ!」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「ムジェロは、我々にとって今季初めてのホームレース。今はそのスタートを待ちきれない気持ちで一杯だ。このサーキットは、上りのセクションと下りのセクション、低速コーナーと高速コーナーがうまく配置されている。過去の成績からも分かる通り、ヤマハとの相性も抜群で、ふたりのライダーはライディングをエンジョイしてきた。今年もまた最高のレースにするため、これまで同様、金曜日のフリープラクティス第1セッションから、決勝に向かって着実に準備を整え、ファンの記憶に残るすばらしいレースを展開したい」

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