ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.03 4月19日 アルゼンチン
RACE DATA
■大会名称:第3戦アルゼンチンGP
■開催日:2015年4月17日(金)フリー走行、18日(土)予選、19日(日)決勝
■開催地:テルマス・デ・リオ・オンド/アルゼンチン
CIRCUIT DATA
■開設:2008年
■コース長:4.806km
■サーキットレコードラップ:1分39秒233(D・ペドロサ)
■サーキットベストラップ:1分37秒683(M・マルケス)
■2014年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)
REPORT
Movistar Yamaha MotoGPアルゼンチンGPに向けて準備
2日前にCircuit Of The Americas (COTA)でのレースを終えたばかりのMovistar Yamaha MotoGPが今週末、アルゼンチンへ移動して第3戦に参戦。
V・ロッシは第2戦で3位を獲得してランキングトップをキープ。昨年はここで4位となり惜しくも表彰台を逃しているため、今年はそれを上回る活躍を心に期している。
一方、前回のCOTAでは病気で体調を崩していたにもかかわらず4位獲得と健闘したJ・ロレンソ。この活躍でランキング5位につけている。今回は日曜日の決勝までに万全の状態を取り戻し、昨年同様の3位以上を目指す。
Termas de Rio Hondo Circuitは2008年5月11日に完成。2012年には設計変更によって中米で最も近代的で安全なコースに生まれ変わり、その翌年の2013年からMotoGPコースに加わった。5つの左コーナーと9つの右コーナーからなる高速コーナーと、1,076mに及ぶ最長ストレートを併せ持ち、よりエキサイティングなレースシーンが展開されるようになったことでファンを魅了。今年も大きな拍手喝さいが聞こえることになるだろう。
COMMENT
V・ロッシ選手談
「YZR-M1との相性も悪くないし、好きなサーキットなので楽しみにしているよ!コースもレイアウトもとても気に入っているので、あとは路面の舗装の状態が改善されていることを期待するばかり。でもその前に、ちょっとひと休み。2、3日休養してから次の戦いに集中していく」
J・ロレンソ選手談
「前回のCOTAでは運悪く病気にかかってしまい、完璧な状態で臨むことができずにまた4位に留まった。今回こそ本来の力強さを取り戻して全力で臨みたい。前の2戦ではいくつかの問題に悩まされたが、それらを最良の方法で解決することができたと思っている。2戦終了時点でランキングは5位だが、シーズンはまだ始まったばかりだし、ライディングもマシンもフィーリングがとてもいいので今後に期待。アルゼンチンのコースはとても走りやすく、昨年は表彰台に上ることができた。この高速コースはヤマハのマシンに合っていると思う」
M・メレガリ、Movistar Yamaha MotoGPチーム・ディレクター談
「COTAでの好レースを終え、アルゼンチンへと向かっている。我々はチャンピオンシップをリードしており、これからも好調を維持していくことができそうだ。アルゼンチンのコースはヤマハのマシンによく合っており、今回もヤマハ、ホンダ、ドゥカティによる激しい競り合いが展開されるだろう。前の2戦の好調をそのままに、ウイーク初日を迎えたい。非常に楽しみにしている」