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全日本トライアル選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど IAスーパーに関する情報をお届けします。

Rd.05 9月13日 広島・三次灰塚

RACE DATA

全日本トライアル選手権 第5戦広島・三次灰塚大会
■開催日:2026年9月13日
■開催地:広島県・灰塚ダムトライアルパーク
■観客動員数:1,100人
■気温:30度
■天候:曇りのち晴れ一時雨
■競技:10セクション×2ラップ+SS-2セクション
■持ち時間:4時間30分(10セクション×2ラップ)
■最多クリーン数:氏川政哉(ヤマハ)/14

REPORT

氏川が電動トライアルバイク「TY-E 3.0」で今季3勝目! 野崎は4位ゲット

全8戦が組まれた全日本トライアル選手権、後半戦のスタートとなる第5戦広島・三次灰塚大会は、第4戦から2ヶ月の長いインターバルをおいて開催された。会場は広島県三次市吉舎町にある「灰塚ダムトライアルパーク」で、昨年に続いての開催となった。前日、当日とも暑く、とくに当日は昼過ぎに一時雨が降る不安定な天気となった。

「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から最高峰の国際A級スーパークラスに参戦する#2氏川政哉は、昨年に続き電動トライアルバイク「TY-E 3.0」で参戦。開幕2連勝、その後も2戦連続2位と、エンジン車に負けないそのポテンシャルを存分に発揮し、ランキングトップを独走中。今回は今季3勝目をめざして挑んだ。

一方、「Team NOZAKI YAMALUBE YAMAHA」から「TY-E 2.2」で参戦する#4野崎史高は、第2戦で3位表彰台をゲットしたがランキングは現在7位にとどまっており、昨年は優勝しているこの広島・三次灰塚大会で挽回すべく勝負に臨んだ。

国際A級スーパー(SA)クラスの競技には11名が出走、4時間30分の持ち時間で10セクションを2ラップした後、上位10名が2つのスペシャル・セクション(SS)に挑んだ。

競技前半の1ラップ目、氏川は第1セクションからクリーンを重ね、誰よりも良い出だしとなった。ヒューム管を斜めに上がる出口が鬼門となった第5セクションは、惜しくも失敗した氏川だったが、1ラップ目は全員がここで失敗しているため、ライバルたちに遅れをとることはなかった。続く第6セクションは最後のヒルクライムで全員失敗していたが、氏川と「TY-E 3.0」のコンビのみクリーンして、気を吐いた。

その後も、残りのセクションを全てクリーンした氏川は1ラップ目、第5以外のセクションを全部クリーンするという走りで、1ラップ目の減点はわずか5点に抑えた。2番手の武田呼人(ホンダ)は減点17と氏川の3倍以上となっており、氏川は競技前半からぶっちぎりで優勝争いのトップに立った。3番手以下は、柴田暁(TRRS)21点、久岡孝二(ホンダ)23点、野崎が24点という接戦。5番手の野崎にも、上位進出の望みはあった。

ターニングポイントとなったのは2ラップ目。一時的に雨が降り路面はウエットに変化し、セクションの難易度が一気に高まったのだ。その中で、最小減点で回ったのは、小川友幸(ホンダ)の12点で、これに激しく追い上げた野崎19点が続いた。以下、小川毅士(Beta)19点、武田21点、柴田26点と続き、氏川は28点と6番手と大きく減点を重ねてしまった。

とはいえ、2ラップを終えて、氏川が33点でトップをキープ。武田が38点と5点差で2番手。これに小川(友)が41点、野崎43点で続いた。

SSの2セクションでは、トップが入れ替わる可能性があり、2位争いも注目された。しかし、氏川はSS最初のセクションを見事にクリーン。この時点で氏川は2番手に5点差をつけており、最終セクションで失敗したとしても同点・クリーン数の多さで上回る氏川が、最終セクションを待たずに1位を決めた。これで氏川は、今季3勝目を獲得。第5戦終了時点のランキングは2位の武田に対して、30ポイントの大差をつけることに成功。タイトル争いにおいて大きなアドバンテージを手にすることとなった。

一方、野崎は惜しくも逆転ならず4位となり、ランキングは7位から一つ順位を上げて6位となった。

次回第6戦・宮城・SUGO大会は10月11日、スポーツランドSUGOで行われる。

RESULT

RIDERS RANKING

COMMENT

YAMAHA FACTORY RACING TEAM

氏川政哉選手談(優勝)

「後半戦最初の広島大会、無事に終了しました。今日は、1ラップ目は自分の走りができましたが、2ラップ目は調子を崩してしまって自分の走りをすることができない中、最終セクションまで粘って僅差でSSに入り、最終的に1位を取ることができてうれしいです。次のSUGOは苦手なコースですが、この勢いのまま次戦も1位を目指します。応援ありがとうございました」

佐藤美之監督談

「今回のコースは、クリーンか5点かというものでした。1ラップ目は氏川選手が、事前にテストしたKYB(カヤバ)サスもマッチして乗れていました。2ラップ目は雨が降って集中力が切れて危なかったですが、最終的には優勝できました。後半戦のスタートを良い形で切れたので、次のSUGO大会も頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。野崎選手は4位の結果に本人も満足していないと思いますので、次はもっと上を目指して頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします」

Team NOZAKI YAMALUBE YAMAHA

野崎史高選手談(4位)

「今日はとにかく蒸し暑さが難敵になりました。さらに2ラップ目の中盤から後半のあたりで雨が降ってきてしまって、いっきに難易度が上がりました。早回りをしていたこともあり、20分ちょっと乾くのを待ってトライしましたが、それでも取りこぼしがあったので、もう少し作戦を変えていればもう一つ上に行けたんではないかと思っています。結果4位ですが、自分としてはまだまだいけると思いますので、後半3戦、上位目指して頑張ります。応援ありがとうございました」

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