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レース情報



アジアロードレース選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどアジアロードレース選手権に関する情報をお届けします。

Rd.04 8月4-5日 インド

RACE DATA

■大会名称:2018アジアロードレース選手権第4戦インド
■カテゴリ:SS600・AP250
■会場:マドラス・モーター・レース・トラック(3.717km)

【レース1】
■開催日:2018年8月4日(土)
■コースコンディション:ドライ

SS600クラス
■周回数:16周
■PP: #13 Anthony West(1'40.585/Yamaha)
■FL: #76 Yuki Ito (1分41秒701/Yamaha)

AP250クラス
■周回数:12周
■PP: #123 Rheza Danica Ahrens (1'47.952/Honda)
■FL: #123 Rheza Danica Ahrens (1'48.148/Honda)


【レース2】
■開催日:2018年8月5日(日)
■コースコンディション:ドライ

SS600クラス
■周回数:16周
■PP: #13 Anthony West(1'40.585/Yamaha)
■FL: #13 Anthony West(1'41.150/Yamaha)

AP250クラス
■周回数:12周
■PP: #123 Rheza Danica Ahrens (1'47.952/Honda)
■FL: #123 Rheza Danica Ahrens (1'48.404/Honda)

REPORT

SS600:#76 Yuki Itoが8位/リタイア、#13 West がパーフェクトウィン

Race 1
日本ラウンドから約2ヵ月のインターバルを経て再開したARRC。第4戦はインドのマドラス・モーター・レース・トラックが舞台となった。昨年このサーキットで勝利を収めているYAMAHA RACING TEAM ASEANの#76 Yuki Ito&R6は、予選で9番手3列目。それでも初日から堅実に前進を遂げアベレージタイムは上位で戦える状況でレース1に臨んだ。

迎えたレース1、グリッドにマシンを並べ終わったところで突然の降雨に見舞われたがレースはそのままスタート。#76 Itoは雨のためにペースが落ちた状況を利用して一気にジャンプアップを狙うがこれが不運を招く。ラインを変え、ライバルをかわそうとしたその瞬間にスリップ。転倒してもおかしくない状況を持ち堪えたがコースアウトし最後尾の23番手まで順位を落としてしまう。

しかし、ここからウィークで培ってきたセッティングが#76 Itoを助ける。ファステストラップをマークするなど上位陣を上回るペースで挽回。次々とポジションを上げて最終的には第2グループの先頭に立つとそのまま8位でフィニッシュした。

一方、レースウィーク初日に体調を崩しプラクティス3を休んだ#64 Keminth Kuboは、その影響もあり予選12番手と後方からスタートとなった。さらに序盤は転倒車などにラインを塞がれてしまうなどの不運もあり15番手あたりでレースを進めたが、チームメイトの#76 Itoにかわされるると、その背後につけともにポジションアップし9番手まで追い上げた。ところが残り3ラップとなったところで転倒しリタイアとなった。

なおR6ライダーでは、#13 Anthony Westがトップグループにつけてレースを進め終盤一気に勝負を仕掛けてトップに立つとライバルを抑えて優勝。またHong Leong Yamaha Malaysiaの#127 Kasma Daniel Kasmayudinもトップグループでレースを進め7位を獲得した。

Race 2
#76 Itoは3列目9番グリッド、上位に食い込むにはスタートが重要になる。しかしそのスタートは失敗に終わり第1コーナーには10番手あたりで進入し、1周目を終え9番手で終える。

ただ、#76 Itoは今回も上位陣よりも速いペースを刻んだ。次々とライバルをかわして6周目に入ったところで、#25 Azlan Shah Kamaruzaman(カワサキ)の後方6番手へ。さらに数周後、#25 Kamaruzamanを捉えて5番手とすると、数秒差にある3人のライバルが形成する2位グループを追撃し、みるみるその差を縮めてバトルを仕掛けた。

すぐに4番手としたがその先を攻略できず再び5番手となり2位グループからも離されてしまうが、もう一度立て直して4番手に復帰し最終ラップを迎えた。表彰台を目指し懸命にR6をプッシュした#76 Itoだったが最終コーナーでアクシデントが発生。ライバルとのバトルで転倒を喫してしまう。マシンは走れる状態ではなかったが、#76 Itoは最後の力を振り絞りポイント獲得を目指してマシンを押してチェッカーを受けたものの16位。わずかにポイント獲得には届かなかった。

#64 Kuboは14番手とグリッドよりもポジションダウンで1周目を終える。前半のうちに10番手まで順位を上げたが、その後は上位陣とペースに差があり順位をあげることができず、そのまま10位でフィニッシュとなった。またR6ライダーでは、#13 Westがレース中盤以降、独走状態を築きレース1に続き優勝してパーフェクトウィンを達成。これに続き、#127 Kasmayudinがヤマハライダーで2番手となる6位でゴールした。

AP250
レース1で#222 Reynaldoが自身初の3位
レース2は#250 Suciptoが優勝、#500 Sarmoonが3位

Race 1
序盤は、プラクティスから予選と常に上位に食い込んできた#500 Anupab Sarmoon(Yamaha Thailand Racing Team)と、#222 Reynaldo Chrisantho Ratukore(ONEXOX TKKR Racing Team)の2人が好スタートからトップ争いを展開する。その序盤、#500 Anupab Sarmoonがマシントラブルでリタイアとなってしまう。

しかし#222 Reynaldo Chrisantho Ratukoreはトップグループでレースを展開。サバイバルレースの中で生き残りレース中盤にはライバル2台とともに抜け出して後方を大きく引き離し表彰台圏内を確保する。しかしこのトップ争いの中では3番手となり、終盤に向けて徐々に2台に離され単独走行へ。そしてそのまま3位でチェッカーを受け自身初となるARRCでの表彰台を獲得した。

第2集団ではR25ライダーが入賞を目指して激走。最終ラップ、最終コーナーまでポジションを争いを繰り広げると#250 Rafid Topan Sucipto(Yamaha Yamalube KYT TJM WR Super Battery)が4位を獲得。また7~12番手までをヤマハライダーが独占した。

Race 2
ヤマハライダー&YZF-R25が強力なレースを披露した。

スタート直後から#500 Anupab Sarmoonがレースをリード。さらにレース1で3位の#222 Ratukore、#250 Sucipto、#45 Peerapong Boonlertらが、レース1の勝者#123 Rheza Danica Ahrens(ホンダ)らとともにトップグループを形成し序盤を進めていく。その後、#123 Ahrensが転倒すると、代わりに#108 Andy Muhammad Fadly(カワサキ)が加わり5台が後方を引き離しながらバトルを続けていく。

この5台の中でも#500 Sarmoon、#250 Sucipto、#108 Fadlyの3人が表彰台圏内を確保。毎周ポジションを入れ替えながら終盤に突入すると、#250 Suciptoがトップ、#108 Fadlyが2番手で助ポジションが固まった。

そして迎えた最終ラップ終盤。#108 Fadlyが勝負を仕掛ける。#250 Suciptoもこれに素早く反応し、コーナー手前の直線で互いにベストラインを奪うため身体をぶつけあう。この戦いを制したのが#250 Sucipto。トップをキープすると自身初優勝、2位に#108 Fadly、3位には#500 Sarmoonが入り、R25ライダーの2人が表彰台に立った。

UB150:ヤマハライダーがパーフェクトウィン!

Race 1
序盤はいつもの通り大混戦の展開。この中で、Yamaha Racing Indonesiaの#60 Wahyu Aji Trilaksanaが1周目のマルチクラッシュに巻き込まれリタイアとなってしまう。レースは中盤まで10台によるトップ争いが繰り広げられたが徐々に脱落。最後は#46 Fazli Ahmad Fazli Sham(ONEXOX TKKR Racing Team)と#24 Peerapong Loiboonpeng(Team One For All)のヤマハライダー 2人を含む4人での表彰台争いとなったが、#46 Ahmad Fazli Shamが逃げ切る形で優勝。#24 Peerapong Loiboonpengも3位表彰台を獲得した。

Race 2
レース開始から5周までにエントリー台数の約半分となる9台がトップグループを形成していたが、そこから状況が急転。上位5台が抜け出すと、さらに上位の#46 Shamと#32 Md Heimi Azman(ホンダ)が後方を引き離しマッチレースとなる。この中で#46 Shamがライバルに付け入る隙を与えることなく逃げ切り、レース1に続き優勝。SS600と同様にヤマハライダーがパーフェクトウィンを飾った。

次回、第5戦インドネシア大会は10月12日から3日間で開催される。

SS600 RESULT Race.1

SS600 RESULT Race.2

SS600 RIDERS RANKING

AP250 RESULT Race.1

AP250 RESULT Race.2

AP250 RIDERS RANKING

COMMENT

YAMAHA RACING TEAM ASEAN
#76 Yuki Ito(SS600:8/16位)

「昨年優勝しているコースということで自信を持って入ってきましたが、路面状況の変化などセットアップが決まらず、アベレージタイムはよかったのですが予選では苦労しました。レース1では雨の影響もあり不運にもタイヤを滑らせコースアウト。これで最後尾からの追い上げになりました。しかし、このレース1に向けてライディングを少し変更したことでさらにアベレージがアップ。ファステストを記録するなどとてもよい走りができ23番手から8位と、順位こそ悔しい結果ではありますがレース2につながる内容となりました。続くレース2はスタートが悪く1周目が9番手でしたが、2番手集団まで追い上げました。その後、4番手に上がりましたが、抜き返されてリズムが狂い集団から離されたものの気持ちを切り替え終盤にもう一度ポジションをアップ。でも最終ラップに転倒してノーポイントとなりました。レース内容は満足できるものだったのでインドネシではきっちりとリベンジしたいと思います」

#64 Keminth Kubo(SS600:DNF/10位)

「レース1は序盤に雨が降り路面に不安があったこと。前のライダーが転倒してラインを塞がれて遅れるなど思うような展開にはなりませんでした。そこで伊藤選手にかわされてしまいましたが、その後は伊藤選手に食らいついていくことでポジションを上げていったのですがラスト3ラップで転倒してしまいました。レース2はペース自体があまりよくありませんでした。昨日もそうですが、プラクティス3を体調不良で走行できず、セッティングに対しての理解が浅かったことが影響していると思います。次回に向けては精一杯やるだけ。できることをすべてやって表彰台を狙います」

Yuji Saiki監督

「伊藤選手は初日から着実な積み上げを行いアベレージ自体は十分なところまできましたが、予選で思うようにタイムを上げられず3列目からスタート。期待は十分にありましたが、1周目の混戦と突然の雨の中、序盤にラインを変えるなど勝負したところでオーバーラン。最後尾からの追い上げとなりましたが、ファステストをマークするなど8位まで挽回してくれました。レース2はスタートがうまくいかなかったようですが、上位陣よりも速いペースで2位集団に追いつき、すばらしいバトルで表彰台に迫りましたが、最終ラップの最終コーナーで転倒。ポイント獲得はなりませんでしたが、マシンを押してゴールした姿はチームに次の活力を与えてくれました。
一方のケミン選手は少し疲労があったようですが、うまく自分をコントロールしながらレース1を迎えました。レースでは伊藤選手の後方につけよいペースで走行していたのですが、残り3周で転倒リタイア。レース2はブレーキに少し違和感があり走りづらいところもあったようで最後までペースを上げられず10位という結果になりました。昨年、ポールポジションを獲得した得意なコースだっただけに、それを引き出してあげられなかったのはチームとしての反省点です」

Yamaha Thailand Racing Team
#500 Anupab Sarmoon(AP250レース2:3位)

「レース1はマシントラブルでリタイアとなりましたが、レース2はトップ争いの中で非常に激しい戦いになりました。そこでしっかりと表彰台に立つことができてよかったです。しかし、次のインドネシアで勝つために、そして最終戦、タイのホームレースで勝つためにはまだ改善すべきことはたくさんあると感じています。ランキングはトップに40ポイントの差がありますが、まずは2位の選手を逆転することが重要。最後まで諦めず戦います」

Theerapong Opaskornkul, Senior General Manager of Sales & Marketing Support

「ここまでアヌパブ選手はARRCに限らず多くのレースを戦ってきました。先月の鈴鹿4耐では優勝したように、ほとんどのレースですばらしい成績を残してきました。そしてこの第4戦は、ベストをつくしながらもレース1では不運にもエンジントラブルでリタイアとなりました。しかしレース2は強いアヌパブ選手が戻ってきました。常にトップ争い続け優勝のチャンスもありましたが3位表彰台を獲得しました。彼はレースを通じ、プロフェッショナルライダーとしてスキルを高め続けています。現在はランキング3位ですが、まだチャンピオンのチャンスはあるので、チーム一丸となってインドネシアラウンドを戦います」

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