AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.16 4月27日 イーストラザフォード
RACE DATA
開催日:2019年4月27日(土)
開催地:ニュージャージー州イーストラザフォード
会場:メットライフ・スタジアム
REPORT
450SX:Monster Energy Yamaha Factory Racing Teams のグラント、イーストラザフォードで8位フィニッシュ
Monster Energy Yamaha Factory Racing Teamのライダー、ジョシュ・グラントが、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで行われたAMAスーパークロス第15戦で好走、今季最上位となる8位でフィニッシュした。
今大会もMonster Energy Yamaha Factory Racing Teamから唯一のエントリーとなるJ・グラント。クオリファイング・プラクティスを11位で終えるとヒート2に参加。ここで5位に入り、メインイベントへと駒を進めた。
勝ち上がった22名のライダーが20分プラス1周で争うメインイベント。グラントはYZ450Fを駆って、難しいコースと絶えず変化する路面に対峙しながら順位を上げ続けた。まずまずのスタートを見せたグラントは12番手につける。オープニングラップもその順位で終えたグラントだが、再びトップ10入りすることを目指していた。そしてレース中盤の11周目にそれを果たすと、次の周には9位に上がる。最後まで力走を続けるグラントは、最終ラップに8番手に浮上。そのままチェッカーフラッグを受け、負傷欠場しているアーロン・プレシンジャーの代役として参加している今シーズンのベストパフォーマンスを記録した。
Monster Energy Yamaha Factory Racing Teamは、この後、ラスベガスに向かい、5月4日土曜日のサムボイドスタジアムでのチャンピオンシップの最終戦に臨む。
250SX EAST:Monster Energy Star Yamaha Racing Teamのライダーがニュージャージーでダブル表彰台
残り2戦となったAMA 250SX東地区選手権。ニュージャージー州イーストラザフォードで行われた今大会でMonster Energy Star Yamaha Racingのミッチェル・オルデンバーグとジャスティン・クーパーがともにポディウムフィニッシュを果たした。メットライフ・スタジアムに詰めかけた大観衆を前に、オルデンバーグが2位に入ってシーズン初となる表彰台に立ち、クーパーが3位でこれに続いた。
マッディなレースとなる可能性があったものの、実際には路面は緩いダートとなり、ライダーにとってはチャレンジングなレースとなった。ヒート1に参加したオルデンバーグはそんな状況をものともせずに力走、今季初のヒート優勝を果たした。メインイベントではスタート直後に5番手につけると、そこから果敢なライディングを見せて中盤までに2番手まで順位を上げる。オルデンバーグはそのままポジションをキープしてチェッカーフラッグを受け、シーズン初となるポディウムフィニッシュを果たした。
一方、クーパーは激しい雨の後のコースに苦戦。それでもメインイベントを4番手でスタートすると、3周目には3番手に順位を上げる。2位を射程圏内に収めるクーパーだったが、チームメイトの追撃に抗しきれず、9周目にオルデンバーグの先行を許すが、ここでともにひとつ順位を上げて2位、3位に上がる。結局、クーパーはそのまま3位でフィニッシュし、表彰台に立った。
尚、5位にYZ250Fユーザーのブランドン・ハートランフトが入った。