AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.14 4月6日 ナッシュビル
RACE DATA
開催日:2019年4月6日(土)
開催地:テネシー州ナッシュビル
会場:ニッサン・スタジアム
REPORT
450SX:Monster Energy/Yamaha Factory Racing TeamのバーシアとグラントはともにDNF
テネシー州ナッシュビルのニッサン・スタジアムで行われたAMAスーパークロス第14戦はMonster Energy/Yamaha Factory Racing Teamにとって厳しい大会となった。チームのジャスティン・バーシア、ジョシュ・グラントともにメインイベントを最後まで走り切ることができず、リタイアに終わった。
バーシアとグラントは、シリーズ初開催となるニッサン・スタジアムで不運な流れを断ち切るべく、会場入りした。そして、厳しい路面状況にもかかわらず、両選手ともクオリファイング・プラクティスで奮闘、ヒートレースでも進歩を見せた。バーシアはヒート1に参加して5位、グラントもヒート2で6位に入った。
続くメインイベント。20分プラス1周で争われるレースの序盤、わずか5ラップしたところでグラントはフープス・セクション出口で転倒。マシンにダメージを与え、以後の走行が不可能となり、グラントはここでリタイアとなった。チームメイトのバーシアは負傷から完全に癒えていない中で力走。トップ10圏内をキープしていた。だがそのバーシアも、18周目のリズムセクションでタフブロックにヒット。レースを最後まで走り切ることができなかった。
Monster Energy/Yamaha Factory Racing Teamはこの後、コロラド州デンバーにあるブロンコス・スタジアム・アット・マイルハイに向かい、4月13日土曜日での選手権第15戦に参加する。
250SX EAST:クーパーとオルデンバーグがポイント獲得
テネシー州ナッシュビルのニッサン・スタジアムで開催された今大会で、Monster Energy Star Yamaha Racingのジャスティン・クーパーとミッチェル・オルデンバーグがともに力走。序盤の不運からリカバーし、AMAスーパークロス250SX東地区タイトル争いで貴重なポイントを獲得した。
クーパーは素晴らしいスタートを見せてホールショットを奪ったが、その直後、オープニングラップの5コーナーで、同じくチャンピオン候補のC・セクストン(ホンダ)と絡み、両選手とも転倒を喫してしまう。クーパーはその後、トップグループに返り咲こうと力走するクが、再び転倒を喫してしまう。だがクーパーはあきらめずその後も着実に順位を上げ、レース終了まで残り数秒となったところでついに表彰台圏内に進出。そのまま3位でチェッカーフラッグを受け、表彰台に立った。
チームメイトのオルデンバーグも、メインイベント序盤に不運に遭遇する。オルデンバーグはチームメイトより2つ手前のコーナーで、他のライダーと共に進入して転倒。ロスしたタイムを取り戻すべく、奮闘するオルデンバーグは、6位まで上がったところでフィニッシュした。
選手権は残すところあと2戦。クーパーは250SX 東地区トップと7ポイントの差の3位につけている。一方、オルデンバーグは今大会を終えてトップ5に浮上した。