AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.11 3月16日 インディアナポリス
RACE DATA
開催日:2019年3月16日(土)
開催地:インディアナ州インディアナポリス
会場:ルーカスオイル・スタジアム
REPORT
450SX:バーシア、スーパークロス復帰戦で5位フィニッシュ
トレーニング中のクラッシュにより、選手権2大会を欠場したMonster Energy/Yamaha Factory Racingのジャスティン・バーシアが第11戦でカムバック。レースの舞台となったインディアナ州インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムにbLU cRUフラッグを掲げた。熱狂的な中西部のSXファンを前に、バーシアは堅実な走りを披露し、5位に入った。
チームメイト、アーロン・プレッシンジャーは前戦デイトナ大会でかかとを負傷し、今大会は欠場。孤軍奮闘することになったバーシアは、2週間のブランクのため、フリー・プラクティスではやや精彩を欠いたが、セッションが進み、走行を重ねるごとに急速に速さを取り戻していった。そしてヒートレース1では、スタートで大きく出遅れたものの力走を重ね、1周目の10番手から追い上げて5位でフィニッシュした。
20分プラス1周で争われるメインイベントでは、バーシアはまずまずのスタートを決めてオープニングラップを6位で終える。その後、順位をひとつ上げて5位にあがると、コンスタントな走りでポジションをキープ。カムバック戦に集中力を維持してライディングを続けるバーシアは、そのまま5位でチェッカーフラッグを受けた。
バーシアとMonster Energy Yamaha Factory Racing Teamはこの後、3月23日土曜日にワシントン州シアトルのセンチュリーリンク・フィールドで行われるAMAスーパークロス第12戦に参加する。
250SX East:クーパーがポディウムフィニッシュ、チームメイトのオルデンバーグも4位に
250SX東地区第6戦で、Monster Energy Star Yamaha Racing のジャスティン・クーパーが、激闘の末、今シーズン4回目となるポディウムフィニッシュを果たした。チームメイトのミッチェル・オルデンバーグも4位でフィニッシュした。
クーパーとオルデンバーグはそれぞれスタートゲート2番目と3番目に並ぶ。オルデンバーグは好スタートを決めてホールショットを争い、2番手で1コーナーを通過。オープニングラップを終えて6番手でコントロールラインを通過する。その後、ひとつ順位を上げて5番手に、さらにレース中盤に4番手に上がると残り6分プラス1周となったところで表彰台圏内の3位に浮上した。
一方、クーパーはスタート後の1コーナーの混乱に巻き込まれ、コースから完全に押し出されてしまう。オープニングラップを14番手で終えたニューヨーカーは、すぐに先頭集団の追撃を開始。フィニッシュまで残り1分と1周となったところで、クーパーは3位を行くチームメイト、オルデンバーグの背後に迫る。そして、チェッカーフラッグが振り下ろされる前にチームメイトをパス。最終ラップにポジションが入れ替わり、クーパーが3位、オルデンバーグが4位でそれぞれフィニッシュした。