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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 1月5日 アナハイム

RACE DATA

開催日:2019年1月5日(土)
開催地:カリフォルニア州アナハイム
会場:エンジェル・スタジアム

REPORT

450SX:バーシアが2019シーズンの開幕を制す!

Monster Energy / Yamaha Factory Racing Teamのジャスティン・バーシアがカリフォルニア州アナハイムで開催された2019年AMAスーパークロス開幕戦アナハイム1で見事、優勝を果たした。バーシアのチームメイト、アーロン・プレシンジャーもYZ450Fを駆って健闘し、6位に入った。

2019年AMAスーパークロスのレギュレーションに前年からの大きな変更はなく、450SXクラスは各ラウンドともフリー・プラクティス、タイムド・クオリファイング・プラクティス、2つのヒートレース、ひとつのラストチャンス・クオリファイヤー、そして20 周(またはタイムレース方式)で争われるメインイベント(決勝)で構成される。2つのヒートレースでそれぞれ1〜9位までに入ったライダーはそのままメインイベントへと進むが、10〜20位までのライダーはラストチャンス・クオリファイヤーに参加する。ここで1〜4位までに入れば22選手によって争われるメインイベント(決勝)に出場する資格を得る。

2019年開幕戦の舞台はエンジェル・スタジアム。カリフォルニア州アナハイムでのAMAスーパークロスの歴史は古く、初開催は1976年までさかのぼる。コースが特設されたエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムは、カリフォルニア州アナハイムにある野球場で、1966年にオープン(当時の呼称はアナハイム・スタジアム)。今季はここで開幕戦と第3戦の2大会開催を予定している。今回のコースはリズムセクションとフープスが多い、ライダーにとっては忙しいレイアウトとなっている。

レインコンディションとなった今大会。YZ450Fを駆る2選手は、メインイベントを前に参加したヒートレースから好調ぶりを示し、450クラスルーキーのA・プレシンジャーがヒート1で3位に入ると、ヒート2に参加したJ・バーシアは1位でメインイベント進出を果たした。

メインイベントは20分プラス1周で争われる。雨の中、まずまずのスタートを見せたバーシアはオープニングラップを終えて4番手で戻ってきた。その後J・アンダーソン(ハスクバーナ)をかわして3番手に上がると以後、そのままの順位で着実に周回を重ねる。トップは序盤からD・ウイルソン(ハスクバーナ)が堅持し、2番手もM・スチュワート(ホンダ)がキープしていた。だがスタートから13分が経過したレース中盤の12周目、2番手のスチュワートが滑りやすい路面に足をとられて転倒。すぐに再走したものの順位を落とすことに。これでバーシアは2番手に上がり、トップをいくウイルソンの追撃を開始する。猛チャージの末15周目にこれをパスしたバーシアはついにトップに躍り出る。以後、危なげないライディングで20周を走り切ったバーシアは、そのまま勝利のチェッカーフラッグを受けた。

バーシアの450SX優勝は2013年のシアトル大会以来。今大会の勝利はヒートレースとメインイベントの両方を制するという完璧なものだった。

今年から450SX参戦を開始するチームメイトのプレシンジャーは1周目を6番手で終えるとルーキーながら落ち着いた走りで常に上位につける。その後も5~6番手を争ったプレシンジャーは見事6位でフィニッシュした。

2019年AMAスーパークロス・シリーズ第2戦は1月12日土曜日、アリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムで開催される。

250SX West:開幕戦アナハイム1でYZ250Fが1-2フィニッシュ!

2019年AMAスーパークロスの250SXにMonster Energy/Star/Yamaha Racingからエントリーするのはディラン・フェランディス、コルト・ニコルズ、そしてミッチル・オルデンバーグ、ジャスティン・クーパーの4選手。このうち西地区の開幕戦にはD・フェランディスとC・ニコルズが参加した。

レインコンディションとなった開幕戦。D・フェランディスはヒート1に参加して5番手、C・ニコルズはヒート2で2番手としてメインイベントへと駒を進める。

降り続く雨の中でのスタートとなったメインイベントは22選手によって15分プラス1周で争われる。YZ250Fを駆るC・ニコルズは序盤から好走する。ホールショットを奪ったS・マクラス(KTM)をオープニングラップに抜き去ると、難しいコンディションの中、巧みなライディングを披露してトップを快走。2番手以下を徐々に引き離していく。その走りには誰もついていくことができず、レースが進むにつれて後続との差は広がるばかり。フィニッシュまで残り2分となったところでは2番手との差は10秒以上に広がっていた。結局、最後まで集中力を維持したニコルズはAMA SXでは自身初となる勝利のチェッカーフラッグを受けた。

チームメイトのD・フェランディスも序盤から4番手につけて好走。6周目にR・ハンプシャー(ホンダ)を抜いて3番手に上がるとS・マクラス(KTM)の追撃を開始。スタートから15分が経過しようというところでこれをかわして2番手に上がるとそのままフィニッシュラインを通過。Monster Energy/Star/Yamaha Racingによる1-2フィニッシュをもたらした。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

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