AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.16 4月30日 イーストラザフォード
RACE DATA
■開催日:2016年4月30日(土)
■開催地:ニュージャージー州イーストラザフォード
■会場:メットライフ・スタジアム
■観客数:59,311人
REPORT
SX450:リードが9位、パイク11位
全17戦で争われる2016年AMAスーパークロス。その第16戦がニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムに59,311人もの大観衆を集めて開催された。Monster Energy/360fly/Chaparral/Yamaha Factory Racingからエントリーするチャド・リードは、メインイベントに向け、先ずヒート2に参加。ここで3位となりメインイベントへの出場権を獲得した。
Autotrader/Monster/Yamaha/JGR teamのウエストン・パイクもヒート2に参加して4位に入り、やはり直接メインイベントへ進出。一方、パイクのチームメイト、ジャスティン・バーシアはヒート1に参加し、8位に終わったためセミ1にまわる。そして5周で争われるこのレースで4位に入り、メインイベントへの参加を決めた。
午後6時30分開始のイブニングプログラム最後のレース、20周で争われるメインイベント。YZ450Fのリードはまずまずのスタートを見せ、オープニングラップを終えて4番手で戻って来ると、J・ブレイトン(KTM)と3位争いを展開する。しかしその後、中盤までに2つ順位を落として6番手へ。そしてレース終盤に相次いで後続ライダーの先行を許したリードは、9位でチェッカーフラッグを受けた。
パイクは1周目を終えた時点の9番手から徐々に順位を上げ、3周目にB・ティックル(スズキ)、次の周にはJ・ボーグル(ホンダ)をかわして7番手へ。ところがレース中盤の混戦の中で順位を落とし11位でフィニッシュ。バーシアはオープニングラップを終えて16番手。次の周にひとつ順位を上げると、そのままポジションをキープ。15位でレースを終えた。
SX250:マーティンが3位表彰台、プレシンジャーが5位
250スーパークロス東地区第8戦で、Yamalube Star Racing Yamahaのジェレミー・マーティンがYZ250Fを駆って3位として表彰台に立った。一方、チームメイトのアーロン・プレシンジャーは10台を抜く果敢な追い上げを見せて5位となった。
ホールショットを奪ったのはD・アリックス(KTM)だったが、オープニングラップを終えてトップで戻って来たのはM・ダバロス(ハスクバーナ)。これをT・バウアース(カワサキ)、M・スチュワート(ホンダ)らが追う展開となる。マーティンは5番手で1周目を終えると、次の周にはアリックスを抜いて順位を上げる。その後、3周目にスチュワートがバウアースを抜いてトップへ。マーティンは、レース中盤の7周目にS・マクラス(KTM)を抜いて3番手に上がるが、以後、順位の変動はなく、マーティンは3位でチェッカーフラッグを受け、東地区のランキング3位。
一方、マーティンのチームメイト、A・プレシンジャーはスタートで遅れ、1周目を15番手で通過する。そこから周回毎に順位を上げ、中盤7周目に6番手まで浮上すると、11周目には前を行くバウアース抜いて5番手に上がる。プレシンジャーはそのままフィニッシュし、東地区のランキング2位を守った。
2016年AMAスーパークロス第17戦(最終戦)は5月7日土曜日、ネバダ州ラスベガスのサムボイド・スタジアムで開催される。