AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.14 4月16日 セントルイス
RACE DATA
■開催日:2016年4月16日(土)
■開催地:ミズーリ州セントルイス
■会場:エドワード・ジョーンズ・ドーム
■観客数:57,274人
REPORT
450SX:C・リードが6位
2016年AMAスーパークロス・シリーズの第14戦が4月16日土曜日、ミズーリ州セントルイスで開催された。会場となったエドワード・ジョーンズ・ドームには57,274人の大観衆が詰めかけた。
今回のレースでは、通常午後6時30分から開始されるイブニングプログラムが、テレビ中継の関係により午後1時30分から実施された。ここでは先ず、ヒートレースが2回行われ、続いてセミレース2回、ラストチャンス・クオリファイヤー1回を経て、20周で争われるメインイベントへと続く。
Monster Energy/360fly/Chaparral/Yamaha Factory Racingのライダー、チャド・リードはヒート1に参加して5位にとどまったため、セミレースにまわることになった。そして、セミ2に参加して2位となり、メインイベント出場を決めた。
Autotrader/Monster/Yamaha/JGR teamからエントリーのウエストン・パイクはヒート1に参加するが、他のライダーとの接触で遅れて16位に終わったため、セミ1へ。パイクはここで4位となり、メインイベントへの進出を決めた。
チームメイトのジャスティン・バーシアは、ヒート2に参加して5位となり、さらにセミ2では他車とからんで転倒して7位にとなったため、ラストチャンス・クオリファイヤーに参加。バーシアは4周で争われるこのレースで1位となり、メインイベントへの出場権を得た。
こうして選抜された22選手が20周に渡って争うメインイベント。YZ450Fに乗るC・リードはスタートで出遅れ、オープニングラップを終えた時点での順位は13位。しかし次の周には3台をかわしてトップ10圏内に入ると、周回毎に前車との差を詰め、6周目には8位、そして10周目には6位まで浮上する。そしてそのポジションをキープし続けたリードはそのままチェッカーフラッグを受けた。
W・パイクは1周目を終えて8位。6周目にリードに抜かれて7位に落ちるが、その後もトップ10圏内をキープする。しかしレース後半に順位を落とし、結局トップから1周遅れの16位でレースを終えた。 J・バーシアはオープニングラップを終えて12位。レース前半は12~13位を走行するが、レース後半の混乱の中、順位を上げたバーシアは11位でフィニッシュした。
2016年AMAスーパークロス・シリーズ第15戦は4月23日土曜日、マサチューセッツ州フォックスボロのジレット・スタジアムで開催される。
250SX:YZ250がワンツー・フィニッシュ!
250スーパークロス東地区第6戦で、Yamalube Star Racing YamahaのJ・マーティンが1周目からトップに立つと、15周のメインイベント全周回をリードし、そのまま今季2勝目となるチェッカーフラッグを受けた。2位もチームメイトのA・プレシンジャーが占め、YZ250がワンツー・フィニッシュを飾った。
メインイベントでホールショットを奪ったのはマーティン。直後の第1コーナーで多重クラッシュが発生するが、マーティンはそのままトップでオープニングラップを終える。2位はS・マクラス(KTM)がつけ、スタートでやや出遅れたものの、第1コーナーの混乱をくぐり抜けて順位を上げたプレシンジャーがこれに続く3位。プレシンジャーは6周目にマクラスを抜いて2位に上がるとこれを引き離して行く。 一方、トップはYZ250のマーティンが堅持し、周回毎に2位以下との差を広げて行く。結局、マーティンはプレシンジャーに8秒以上の差をつけて最初にチェッカーフラッグを受けた。2位に続いたプレシンジャーも、3位のマクラスに10秒近い差をつけてフィニッシュした。 東地区では今季、毎戦優勝者が異なっており、J・マーティンは2勝を記録した最初のライダーとなった。