AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。
Rd.08 2月27日 アトランタ
RACE DATA
■開催日:2016年2月27日(土)
■開催地:ジョージア州アトランタ
■会場:ジョージア・ドーム
■観客数:61,683人
REPORT
450SX:C・リードが3位表彰台
2016年AMAスーパークロスは東海岸に移動し、その最初の大会がシリーズ第8戦として2月27日土曜日、ジョージア州アトランタのジョージア・ドームに61,683人の大観衆を集めて開催された。 これまでとは大きく異なる、ラフでわだちができやすい路面に、ライダーの得手不得手が現れるレースとなった。
Monster Energy/360fly/Chaparral/Yamaha Factory Racingからエントリーのチャド・リードはヒート1に参加して4位に入り、メインイベント進出を決めた。 一方、Autotrader/Monster/Yamaha/JGR teamのウエストン・パイクはヒート2で12位となったため、セミレースに回ることになった。そしてパイクはセミ1に出走して2位でゴール。メインイベント出場を決めた。 パイクのチームメイト、フィリップ・二コレッティもヒート2に参加するが、1周目に多重クラッシュに巻き込まれてしまい、膝を負傷。医療チームの処置を受けることになったが、以後のライディングは不可能となり、ここで今大会を断念した。
20周で争われるメインイベント。C・リードのスタートはあまり良くなかったものの、1周目を終えるまでに3位まで上がると、R・ダンジ―(KTM)、J・ブレイトン(KTM)らと争いながらポジションをキープ。その後も安定した走行を続けたリードは、そのまま3位でチェッカーフラッグを受け、第3戦アナハイム大会以来となる表彰台に立った。
一方、W・パイクは1周目を終えて14位。その後、J・スチュワート(スズキ)らと争いながら徐々に順位を上げ、7周目には9位まで浮上する。その後も10位前後を走行したパイクは12位でフィニッシュした。
2016年AMAスーパークロス・シリーズ第9戦は3月5日土曜日、フロリダ州デイトナビーチにあるSXデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。
250SX:A・プレシンジャーがAMA250SXイースト開幕戦で3位表彰台獲得
250スーパークロス東地区の開幕戦として開催された今大会で、Yamalube Star Racing Yamahaのアーロン・プレシンジャーが3位、ジェレミー・マーティンも4位に入った。
15周で争われるメインイベントで、YZ250Fに乗るA・プレシンジャーは1周目を7番手で通過すると、周回毎に順位を上げ、5周目には6位、そして次の周には3位を行くT・バウワース(カワサキ)に迫る。ところがこれを抜こうとしたプレシンジャーは、バランスを崩して転倒しかけてしまう。それでもうまく立ち直って走行を続け、バウワースをパス。3位へと浮上する。これをバウワース、R・ハンプシャー(ホンダ)らが追うが、これに続くのがプレシンジャーのチームメイト、J・マーティンで、スタート直後こそ中団グループに埋もれたが、そこから激しい追い上げを見せていた。マーティンはその後、プレシンジャーの背後にも迫る。しかし、プレシンジャーはこれを次第に引き離し、そのまま3位でフィニッシュ。250SXイースト開幕戦のポディウムフィニッシュを決めた。