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AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 1月23日 アナハイム

RACE DATA

■開催日:2016年1月23日(土)
■開催地:カリフォルニア州アナハイム
■会場:エンジェル・スタジアム
■観客数:42,943人

REPORT

450SX: C・リードが2戦連続2位表彰台を獲得

2016年のAMAスーパークロス第3戦が1月23日土曜日、カリフォルニア州アナハイムのエンジェル・スタジアムで開催された。同スタジアムでのスーパークロス開催は今季2回目。42,943人ものファンが詰めかけた。

Monster Energy/360fly/Chaparral/Yamaha Factory Racingからエントリーのチャド・リードはヒート1に参加して2位に入り、難なくメインイベント進出を決める。 一方、Autotrader/Monster/Yamaha/JGR teamのウエストン・パイクはヒート2で5位に終わったため、セミ2に回ることになった。5周で争われるこのセミ2を制したパイクはメインイベントへの出場権を手に入れた。 ジャスティン・バーシアは1月4日に負傷した手の手術のため今回は欠場。代わって前回のサンディエゴ戦でウエストン・パイクに代わって参加したチームのリザーブライダー、フィリップ・二コレッティがこのレースにも参加することとなった。二コレッティはヒート1で7位に終わったため、セミ2に参加。ここで2位となり、メインイベントへの進出を決めた。

メインイベントでC・リードはオープニングラップを終えて3位で戻って来た。ホールショットを奪ってトップに立ったのはD・ミルサップス(KTM)で、2位はR・ダンジ―(KTM)。ディフェンディングチャンピオンのダンジ―は4周目にミルサップスを抜いてトップに立つ。そして6周目にはリードもミルサップスを抜いて2位に上がった。ここからトップを激しく追撃するリードだったが、トップのダンジ―も力走。 その後、E・トマック(カワサキ)、K・ロクスン(スズキ)、さらにJ・アンダーソン(ハスクバーナ)がミルサップスを抜いて上位に上がって来た。 そしてフィニッシュまで残り数ラップとなるとトマックがリードとの差を詰める。しかしトマックはフロントのバランスを崩してクラッシュ。代わって3位に上がったロクスンがリードを追うが、リードはつけ入るスキを与えない。結局、YZ450Fを駆るリードがポジションを守り、トップと2秒873差の2位でチェッカーフラッグを受けた。

W・パイクは好スタートを決め、オープニングラップを終えてリードに続く4位でコントロールラインを通過する。そのままトップ5内をキープするパイクだったが、6周目に後方から追い上げてきたトマックの先行を許し、次の周にはロクスンにもかわされてしまう。その後、ミルサップス、アンダーソンにも抜かれ、レース中盤には7位へと後退。それでもポジションを維持していたパイクだったが、残り2周となったところで失速。結局、トップから1周遅れの14位でレースを終えた。

欠場のバーシアに代わって参加のP・二コレッティ。オープニングラップこそトップ10内の8位で終えるが、その後は10位から12位を争いながら周回を重ねる。しかし7周目にクラッシュ。ここでレースを終えることになった。 尚、レースはR・ダンジー(KTM)が優勝を果たした。

2016年AMAスーパークロス・シリーズ第4戦は1月30日土曜日、カリフォルニア州オークランドのoverstock.comコロシアムで開催される。

250SX: C・ウェブが開幕3連勝!

15周で争われるメインイベント。Yamalube Star Yamaha Racing Teamからエントリーのクーパー・ウェブはスタートで出遅れ、ライバルのC・クレイグ(ホンダ)、J・サバジー(カワサキ)、Z・オズボーン(ハスクバーナ)らの先行を許してしまう。 先ずトップに立ったのはクレイグで、1周目からレースをリードする。2位はサバジー。YZ250Fに乗るC・ウェブはオープニングラップの5位から徐々に順位を上げ、4周目にはオズボーンを抜いて3位に上がる。そして6周目にはサバジーがクラッシュして脱落すると、2位に浮上したウェブは、トップを行くクレイグを追撃。

レース中盤、クレイグとこれを追うウェブの間で、順位を何度も入れ替えながらの激しいトップ争いが展開される。しかし、11周目にウェブが再びリードを奪うと、その後は2位以下との差を徐々に広げて行く。 一方、2位のクレイグの背後にはオズボーンが迫り、残り4周となったところで逆転。結局、ウェブ、オズボーン、クレイグの順にチェッカーフラッグを受けた。これでウェブは開幕以来の3連勝を果たした。

ウェブのチームメイト、アレックス・マーティンは好スタートを決めてオープニングラップを3位で終えるが、ウープセクションで転倒。19位で完走するにとどまった。

RESULT

RIDERS RANKING

CONSTRUCTORS RANKING

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