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スーパーバイク世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 7月28-30日 チェコ

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク・スーパースポーツ世界選手権 第8戦チェコ
■開催地:チェコ/モスト(4.212 km)

WorldSBK レース1
■開催日:2023年7月29日(土)
■周回数:22周 (92,664 km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:20度
■路面温度:26度
■PP:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分30秒801)
■FL:A・バウティスタ(Ducati/1分32秒400)

WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2023年7月30日(日)
■周回数:10周 (42.120 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度
■路面温度:25度
■PP:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分30秒801)
■FL:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分31秒254)

WorldSBK レース2
■開催日:2023年7月30日(日)
■周回数:22周 (92,664 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:24度
■路面温度:31度
■PP:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分30秒801)
■FL:T・ラズガットリオグル(Yamaha/1分31秒951)

WorldSSP レース1
■開催日:2023年7月29日(土)
■周回数:12周 (50.544km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:24度
■路面温度:38度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分34秒479)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分35秒301)

WorldSSP レース2
■開催日:2023年7月30日(日)
■周回数:19周 (80.028 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度
■路面温度:27度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分34秒479)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分35秒027)

REPORT

WorldSBK 7月29日(土)
ラズガットリオグル、ポールポジションから2位表彰台へ

Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official TeamのT・ラズガットリオグルが今季4回目となるポールポジションを獲得。レース1では難しいコンディションのなか、2位でチェッカーを受けて表彰台に上った。チームメイトのA・ロカテッリはハードバトルの末に6位でゴールした。

モスト・サーキットで行われた第8戦チェコ大会。その1日目は、天候変化による難しいコンディションのなかでタイヤ・チョイスが鍵を握る展開となった。午前中のスーパーポールはドライ・コンディションで行われ、ラズガットリオグルがラップレコードを塗り替える1分30秒801を記録して自己通算12回目、ヤマハにとって50回目となるポールポジションを獲得。一方のロカテッリはイエローフラッグの違反などでファステストタイムがキャンセルされ、1分31秒680の記録で7番手となった。

レース1は、スタート前に雨が降り出しウエット・レースとなったが、周回を重ねるごとに路面が乾いていく難しいコンディション。そのなかでPata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Teamのふたりはインターミディエートを選択し、それがまさに的中した。

レース序盤はフルウエットのタイヤに賭けた数台が上位を占拠。しかし路面コンディションが良くなってくると、ラズガットリオグルとロカテッリのインターミディエートが効果を発揮してポジションを挽回していった。

この状況に自信をつけたラズガットリオグルは、目の前のライダーを次々にパスして10ラップ目には2番手へと浮上。さらに12秒前方を行くJ・レイ(カワサキ)を追って着実に差を詰めていったが、4.007秒差まで近づいたところでチェッカーとなった。一方のロカテッリは最後まで激しい4位争いを展開し、僅差の6位でチェッカーを受けた。

この結果、ラズガットリオグルは19回連続となる表彰台を獲得し、チャンピオンシップではA・バウティスタ(ドゥカティ)との差を54ポイントまで短縮してランキング2位をキープ。ロカテッリはレイに8ポイント差と迫るランキング4位につけている。

エガターがレース1で8位獲得、ガードナーもスーパーポールで大健闘

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのD・エガターが8位を獲得。チームメイトのR・ガードナーはタイヤに苦戦して11位となっている。

午前中のFP3で十分に準備を整え、スーパーポールに臨んだGYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamのふたり。なかでもガードナーは1分31秒419の好タイムで4番手につけ、その後、レース・ディレクションによるリザルト修正で3番手となり、WorldSBKで自身初となるフロントローを獲得した。一方のエガターもハイペースで走行していたが、転倒があり、1分31秒822の10番手にとどまった。

レース1はウエット・レースが宣言され、ガードナーはウエット・タイヤを選択して序盤で上位をキープ。しかしその後、路面が乾き始めたためピットに戻り、スリックタイヤに履き替えて再スタートした。この間に大きく順位を下げたものの、ハイペースを取り戻すと11位まで挽回してチェッカーを受けた。

一方のエガターはインターミディエートを装着してスタートし、そのまま最後まで走り切った。2ラップ目には21番手まで後退していたが、ラップごとにペースを上げて次々にオーバーテイク。最終的に合計13台をパスして8位でゴールした。

WorldSBK 7月30日(日)
ラズガットリオグル、スーパーポール・レースで優勝、レース2はリタイア

Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official TeamのT・ラズガットリオグルは、レース2でトップを走行していたが、リアタイヤに不具合が出て転倒リタイアとなった。

午前中に行われたスーパーポール・レースでは、チャンピオンシップのライバル、A・バウティスタがやや出遅れたのに対し、ラズガットリオグルはJ・レイと序盤からトップ争いを展開。互いに何度も順位を入れ替えたあと、6ラップ目にはレイが第20コーナー進入で前に出たが、ラズガットリオグルもすぐさま反応してトップを奪い返し、そのまま逃げきって自己通算37回目の優勝を飾った。

レース2ではバウティスタが好スタートを切り、ポールシッターのラズガットリオグルを抑えてトップで第1コーナーへ。ラズガットリオグルはモスト・サーキットの全21コーナーのほとんどでYZF-R1の強みを引き出しながら追って行き、7ラップ目にはついにトップに浮上した。その後しばらくはバウティスタとテール・トゥ・ノーズのバトルを展開していたが、15ラップ目にバウティスタがミスによりやや後退。ラズガットリオグルはここで約0.6秒のアドバンテージを築くこととなったが、17ラップ目にトラブルが発生して転倒リタイアとなった。

チームメイトのA・ロカテッリはスーパーポール・レースの序盤で転倒してリタイア。これによりレース2を10番グリッドからスタートすることとなり、懸命の挽回を図るも7位に留まった。

この結果、Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Teamはチーム・ランキングでトップをキープ。ラズガットリオグルはバウティスタに続くランキング2位をキープしているが、レース2終了後、その差は74ポイントに拡大した。ロカテッリはランキング4位に後退している。

ガードナーが自己ベスト・タイ

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナーが、スーパーポール・レース、レース2ともに6位獲得と健闘した。チームメイトのD・エガターも両レースで11位に入り、ポイントを獲得している。

午前中のウォームアップはウエット・コンディションで行われたが、スーパーポール・レースのグリッドにつくころには太陽が輝き始めてドライ・コンディションが用意された。ガードナーは最終ラップで1台パスして6位を獲得。エガターは好スタートのあと、やや後退し、懸命に挽回を目指したものの11位に留まった。

ガードナーとエガターは、それぞれ6番グリッドと12番グリッドからレース2をスタート。ともに好ダッシュを決めてポジションを上げた。ガードナーは序盤から安定した速さを見せて5番手をキープ。後半でひとつ後退して6位でゴールし、4月のアッセン大会に続く自己ベスト・タイの成績を記録した。一方のエガターも、より多くのポイント獲得を目標に後半で順位を上げ、11位でチェッカーを受けている。

WorldSSP 7月29日(土)
Ten Kate Yamahaのマンジが2位獲得

Ten Kate Yamaha WorldSSP Supported TeamのS・マンジがレース1で2位を獲得し、20ポイントを加算した。

マンジは午前中に行われたスーパーポールで2番手のタイムを記録。一方、マンジのチームメイトのJ・ナバーロは転倒があり7番手に留まった。セッション終了後にメディカルセンターでチェックを受け、左足首の負傷が確認されたが、レース1出場は可能と判断された。また、セッション終盤で転倒したA・ディアス(Arco Yart Yamaha WorldSSP)も出場可能の診断を受けている。その他のヤマハ勢ではGMT94 Yamaha WorldSSP Supported TeamのV・デービスとEAB Racing TeamのG・ファン・スターレンが、それぞれ9番手と10番手。

レース1ではオープニングラップのアクシデントで数台が転倒し、マンジもコースアウトを余儀なくされた。転倒したマシンの1台からオイルが流出したため、すぐさまレッドフラッグが提示されて中断。その後の再スタートではマンジがホールショットを奪ったものの、タイトコーナーでの競り合いで2番手に後退した。周回が進むにつれて後方グループが少しずつ追い上げてきたが、マンジはこれを抑えきって2位でチェッカーを受けた。

ファン・スターレンとナバーロは、それぞれ8位と9位。デービスは11位となっている。

WorldSSP 7月30日(日)
マンジがDNFに終わる。ヤマハ勢トップはグラディンガー

レース2は天候変化に翻弄されて激しい展開。そのなかでTen Kate Yamaha WorldSSP Supported TeamのS・マンジは序盤でテクニカル・トラブルによりリタイアとなった。T・グラディンガー(Eder Racing)がヤマハ勢トップの6位を獲得している。

全19ラップのレースがドライ・コンディションでスタートした。マンジとチームメイトのJ・ナバーロは、それぞれ2番手と4番手でオープニングラップを終了。前日に転倒しているナバーロは、その後3番手に上がってマンジを追って行ったが、マンジはすでに3秒ほど前方を走行していた。

5ラップ目、マンジがトップのN・ブレガ(ドゥカティ)との差を詰めたところでコース上に雨粒が落ち始める。コンディションは刻々と変化し、数ラップのうちに激しい雨となり、マンジは初め継続を試みたが、まもなく作戦を変えてピットに戻りタイヤ交換を行った。一方のナバーロはタイミングを逃し、ピットに戻る前に転倒を喫した。

マンジはブレガとともにコースに復帰し再びバトルを繰り広げたが、残り8ラップでテクニカル・トラブルが発生してリタイア。ブレガもポイント獲得はならず、チャンピオンシップ・タイトルへの希望は失われていない。

スリックタイヤのまま走行を続けたYamaha Thailand Racing TeamのA・サームーンが一時、トップに浮上。その後、転倒したが、再スタートして8位を獲得した。ワイルドカード参戦のグラディンガーはスリックタイヤで走り切り、ヤマハ勢トップの6位を獲得している。

WSBK RESULT Race.1

WSBK RESULT Superpole Race

WSBK RESULT Race.2

WSSP RESULT Race.1

WSSP RESULT Race.2

RIDERS RANKING WSBK

RIDERS RANKING WSSP

CONSTRUCTORS RANKING WSBK

CONSTRUCTORS RANKING WSSP

COMMENT

WorldSBK 7月29日(土)
Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team

T・ラズガットリオグル選手談(2位)

「インターミディエートのタイヤの経験が少なく、レース序盤はかなり苦労しました。今回が3回目だったので、少しナーバスになっていたのです。5~6ラップしてからようやく少しずつプッシュできるようになり、ポジションを上げていきました。最後の6ラップは全力で攻めて勝利を目指しましたが、4秒差まで近づいたところで時間切れとなってしまいました。タイヤ・チョイスでギャンブルをして、初めは苦戦しましたが、最終的にはバウティスタ選手とのポイント差を縮めることができました。ですから正しい選択だったということになります。コンディションは誰にとっても難しい状況でしたが、チームが良い選択により素晴らしい仕事をしてくれました。明日は勝利を狙う準備ができています」

A・ロカテッリ選手談(6位)

「タイヤ・チョイスと、そのコントロールに苦労してトリッキーなレースになりました。初めは少し遅れてしまいましたが、周回を重ねるごとに挽回できるようになったので、インターミディエートは正しい選択でした。表彰台に上りたかったのですが、最後の数ラップはやや苦戦したこともあり、難しい状況のなかで最大限の結果を引き出すことができたと思っています。これからデータを確認し、改善を目指していきます。ポテンシャルは持っていますし、表彰台も狙えると思っているので、明日はドライ・コンディションを期待しています」

P・デニング(チーム代表)談

「非常にポジティブな一日でしたが、同時に複雑な一日でもありました。予選ではラズガットリオグル選手が驚異的なペースを披露し、レース1優勝の可能性を感じさせてくれました。またロカテッリ選手についても、グリッドは7番手でしたが表彰台を狙える自信がありました。レース前に雨が降り出し、複雑な状況になりましたが、ライダーとチームがタイヤ・チョイスに関して素晴らしい決断を下しました。ラズガットリオグル選手は序盤、インターミディエートを履いた他のライダーたちと同じようなプッシュができていなかったので少し心配しました。それでも、ひとたびフィーリングをつかむと実力を発揮し、7ラップ目時点で15秒あった差を4秒まで縮めてチェッカーを受けました。もちろん、優勝できればもっと良かったのですが、このような難しいコンディションのなかでは堅実な2位獲得に価値があります。一方ロカテッリ選手は難しい戦いで6位となりましたが、最後の数ラップでもう少し良いフィーリングをつかめていれば4位も可能だったと思います。でも先ほども話したとおり、今日は非常に複雑な状況だったので、そのなかで彼も堅実な仕事をしてくれました。明日、ドライ・コンディションになれば、ふたりともさらに上を目指していきます」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

D・エガター選手談(8位)

「スーパーポールでは良いパフォーマンスができましたが、好タイムで走行中に運悪く転倒してしまいました。最終セクターで最速だったのですが、欲張りすぎてラインを外してしまったのです。チームは非常に短時間でマシンを直してくれました。彼らには本当に感謝しています。今日はクレイジーな天気で、初めはウエット・タイヤを履くことに決めていたのですが、グリッド上でインターミディエートに替えました。序盤はペースをつかめなかったのですが、ラップごとに調子が良くなり、どんどん順位を上げて終盤は力強い走りができました。電子制御システムを使っており、このようなレースをコントロールするのは簡単ではありませんが、今日は私のWorldSBKキャリアに新しい経験を加えることができました。そして重要なポイントを獲得することもできました。明日は天候が安定することを願っています。スーパーポール・レースでトップ9に入り、レース2のグリッドを上げられるよう頑張ります」

R・ガードナー選手談(11位)

「スーパーポールでいい走りができ、初めてフロントローからスタートすることになりました。レース1では残念ながらタイヤ・チョイスが最善ではありませんでしたが、今日はあらゆることが予測不可能で難しい状況でした。アンラッキーではありましたが、今後に向けて良い経験ができたことをポジティブにとらえています。明日の2レースでもチーム一丸となって良い仕事ができると確信しています」

WorldSBK 7月30日(日)
Pata Yamaha Prometeon WorldSBK Official Team

T・ラズガットリオグル選手談(優勝/DNF)

「非常に奇妙なレースでした。リアタイヤがバーストしたのです。チェーンか何かが原因かと思って後ろを見ると、タイヤだったのでびっくりしました。とても奇妙で、このようなことは人生で初めての経験です。そのなかでも幸運だったのは、高速コーナーではなく低速コーナーでの転倒だったことです。おかげで身体は大丈夫です。しかしながら、最後の6ラップはとても落ち着いて走っていたのです。バウティスタとの差を少しずつ広げていましたし、気持ちよく走れていました。クリーンなバトルを楽しみ、私にとってはとてもいいレースでした。ファンの皆さんも、とくに第1コーナーはエンジョイしてくれたことと思います。ただベストを尽くそうとしていただけなのですが、このように大きなバッドラックになってしまいました。なぜこのタイヤがこのようなことになったのかはわかりませんし、ピレリに対する怒りはありません。ただとても驚いていて、とても奇妙に感じています。これからもたくさんのレースがあるので、前を見て戦い続けるだけです」

A・ロカテッリ選手談(DNF/7位)

「少し奇妙な週末であり、そして少しアンラッキーでした。結局、今大会では多くのポイントを獲得することができませんでした。すべてのセッションで最大限を目指してプッシュしていきましたが、今日のスーパーポール・レースは残念な結果となりました。雨が降ったあとの路面コンディションが難しかったですし、おそらくラインを少し外してしまって転倒したのだと思います。それでレース2はグリッド後方からスタートすることになり、さらに難しい展開になりました。この経験から学ばなければなりませんが、同時に忘れることも必要です。そして前を向いて次のマニクールに照準を合わせていきます。そこからもう一度、フィーリングと自信を高めていきたいと思っています。2021年には、ここモストでいいレースができたので、今年ももっと多くのポイント獲得を目指していました。それだけに残念な気持ちはありますが、今はひたすら仕事に取り組み、今後のレースに向けてしっかり準備していきたいと思います」

P・デニング(チーム代表)談

「好調にスタートしたウイークが、信じられないほど残念な終わり方になりました。昨日、素晴らしいパフォーマンスを見せたラズガットリオグル選手は、今日のスーパーポール・レースで優勝を果たし、レース2もバウティスタ選手と激しいバトルのあと十分なリードを築いて力を緩め始めていました。その時点で私たちは勝利を疑っていませんでした。ところが、リアタイヤがパンクしてしまったのです。そのなかで唯一の幸運は、非常に高速の左コーナーではなかったということです。おかげで彼は無事でした。ポイント差を44まで縮めるはずでしたが、74ポイントまで広がってしまいました。私たちはただベストを尽くし、毎レースでプッシュし続けるだけです。ロカテッリ選手のほうはスーパーポール・レースで転倒し、レース2は7位となりました。彼とR1の実力はこんなものではないので、次のマニクールではまた表彰台を狙ってプッシュしていきます」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

R・ガードナー選手談(6位/6位)

「全体的には、とてもポジティブな1週間でした。スーパーポール・レースではコンスタントにスピードを維持して上位グループについて行くことができましたし、レース2でもトップグループを視界にとらえながら、いいリズムで走ることができました。レース終盤にはグリップが落ち始めて、限界ぎりぎりの状態でした。他のライダーたちがうまく温存したのに対し、私は使い過ぎてしまったのだと思います。いずれにしても、今回は私たちにとって大きな自信になりました。次はトップ5に近づいて行きたいです」

D・エガター選手談(11位/11位)

「とても忙しい日曜日でした。スーパーポール・レースはもう少し上を期待していましたが、楽な戦いにはなりませんでした。そのあとのレース2では好スタートを決めることができましたが、トップについていくにはスピードが足りませんでした。スーパーバイク・マシンについては、依然としていろいろなことを学んでいる段階ですが、ここまでに何度か、とてもいいレースも経験できました。腕上がりの症状がまだ少し残っているので、夏休みの間に解決したいと思っています。チーム、ヤマハ、サポートしてくれるすべての人に感謝しています。9月からまた、本来のポジションに戻るべく全力で頑張ります」

WorldSSP 7月29日(土)
Ten Kate Yamaha WorldSSP Supported Team

S・マンジ選手談(2位)

「レースの1時間前まで雨が降っていたのですから、今日の私たちはラッキーでした。決して悪い展開ではありませんでしたが、レッドフラッグによって7ラップに短縮されることになってしまったことは残念です。というのも、私たちはいつも終盤で強さを発揮しているからです。それでも2位表彰台を獲得できたことは良かったと思っています。明日は全ラップを走行し、勝利を目指して戦いたいです」

WorldSSP 7月30日(日)
Ten Kate Yamaha WorldSSP Supported Team

S・マンジ選手談(DNF)

「望んでいたような展開にはなりませんでした。好調にレースをスタートして2番手につけ、トップ争いを展開しましたが、雨が激しくなったのでレインタイヤに履き替える決断をしました。それからまもなくテクニカル・トラブルが発生し、リタイアとなってしまいました。本当に残念です。それでも私たちはこのあともハードワークを続け、9月の再開時にはもっと強くなって帰ってきます」

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