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テスト初日は唯一の2分4秒台でトップ、2日目はウエットを経験し準備万端でウィークへ!

レースウィークに向けて、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の中須賀克行選手、ジャック・ミラー選手、アンドレア・ロカテッリ選手が鈴鹿に集結し、6月30日、7月1日の2日間にわたる事前テストに参加しました。

今大会に向けては、昨年は実施した3名揃ってのプライベートテストが行えなかったことから、前回の鈴鹿8耐以来の顔合わせとなった3名でしたが、昨年の激闘の中で培った絆は一年経った今なお力強く、すぐに「チーム」として機能していきます。特にミラー選手は、MotoGPの2連戦をこなし、その2戦目となったオランダGPを終えすぐに、鈴鹿へ移動という超タイトスケジュールでの参加となりましたが、チームメイトに負けず精力的に走行する姿でチームを盛り立てました。

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ミラー選手とロカテッリ選手にとって、2026年型「YZF-R1」初走行となった初日。天候は曇りながら、全5セッションをドライで走行。両ライダーはリスク回避もあり、当初は慣熟走行がメインでしたが、中須賀選手と南本宗一郎選手(テストライダー)が、「ジャックとロカがすぐに納得できるレベルの高い車づくり」を意識してきたこともあり、スピーディーにマシンとサーキットにフィットしていきましたが、さらに二人の視点が加わり、ライダーの同士のコミュニケーションも高まってセッティングなどに微調整が加えられ、マシンの完成度を高めたのでした。

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初日のセッション1は2分7秒153のベストラップで4番手発進すると、セッション2は一気にタイムを削って2分6秒439とし3番手へ。午後に入り最初のセッション3では、ここまでのチームベストとなる2分6秒137で2番手とすると、セッション4の2分6秒252(6番手)を経て、この日、最後となったセッション5では、最速かつ唯一の4秒台「2分4秒920」をミラー選手がマークしてトップで初日を終了しました。

アベレージとその安定性など、さまざまなファクターが重要な鈴鹿8耐ですが、その一つであるベストタイムによって、ライダーとマシンの好調ぶりを証明するとともに、ライバルたちにプレッシャーをかけたのでした。

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ドライコンディションではじまった2日目。初日で好タイムを確認したチームは、セッション1は2分5秒622で6番手、セッション2は2分6秒458で10番手と、最重要となる「3名が安定して速く走れるバイク」を追求。さらにセッティングの熟成やタイヤのチョイス、燃費の確認など着々と準備を進めたのです。

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さらに3つのセッションが残された午後に入ると、チームにとって恵みの雨が降ります。ミラー選手とロカテッリ選手にとって、鈴鹿サーキットのウエットコンディションをブリヂストンで走る良い機会となったのです。結果はセッション3が2分21秒539で2番手、セッション4は2'19.742で3番手、そして最後のセッション5は2分18秒906で3番手とまさに一歩ずつタイムを削り、レースウィークに向けて貴重な経験を積み上げてテストを終えました。

YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Teamは、シリーズ連覇に向けて見事なスタートを切って現在チャンピオンシップ首位に立つチームとして、鈴鹿に到着しました。2026年シーズン、ブリヂストンタイヤを装着したR1に「#1」のゼッケンを掲げる、マーヴィン・フリッツ選手、カレル・ハニカ選手、レアンドロ・メルカド選手の3名は、シーズン開幕戦「24 Heures Motos」で優勝を飾り、続いて「8 Hours of Spa Motos」で2位としました。これにより、YARTは91ポイントを獲得し、第3戦を迎える時点、2位に22ポイント差で首位に立っています。

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YARTにとって、鈴鹿はシーズンで最も重要なレースの一つ。ヤマハのホームレースであり、EWCカレンダーの中でも最大級のイベントの一つであるこのレースは、独特の雰囲気と大きなプレッシャーとともに、大きなポイント獲得のチャンスです。予選のトップには5ポイント、決勝での優勝チームには30ポイントが与えられます。全長5.821kmのサーキットが持つテクニカルな特性に加え、酷暑と高湿度、そしてファクトリーチームの参戦も相まって、このレースは世界でも最も過酷なレースの一つとなっています。

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YARTは、ここ数年、鈴鹿で浮き沈みを経験してきました。2023年はチャンピオンシップ首位で日本を訪れたものの、テクニカルトラブルにより23位。しかし2024年は、2位入賞を果たし初の表彰台という夢の結果を成し遂げました。昨年、YARTは再びランキングトップで鈴鹿8耐を迎えたましたが、リタイアとなるも、ボル・ドールで2025年のEWCタイトル獲得を獲得したのです。

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YARTは、天候が不安定な中、鈴鹿で2日間にわたる公式プレイベントテストを完了し、週末のレースに向けてYZF-R1のセットアップ、タイヤマネジメント、レースペースの調整に取り組みました。チームは火曜日に2分5秒613を記録して総合4位で終え、水曜日にはベストタイムを2分05秒213に更新して総合3位に浮上しました。テスト中、3名のライダー全員がほぼ同等のペースで周回を重ね、ドライおよびウェットの両コンディションで貴重な走行を積み重ねました。チームは、ドライコンディションでの進歩が昨年と比べて著しいこと、またウェットコンディションでも競争力のあるベースが築けていることを確認したのです。

鈴鹿8耐は、7月3日のフリー走行で幕を開け、その後、各ライダーが2回の予選セッションに臨み、夕方にはナイトプラクティスが行われます。土曜日はさらに1回のフリー走行が行われた後、トップ10トライアルで最終グリッド順が決定され、日曜日の11時30分に決勝がスタートします。

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