YFRTが始動!"Suzuka Test Session"初日は総合3位を獲得
本番が1ヵ月半に迫った鈴鹿8耐に向け公式テスト、"コカ·コーラ" 鈴鹿8耐 第47回大会 鈴鹿サーキット主催 特別スポーツ走行 "Suzuka Test Session"が、5月12日に開幕しました。これに合わせて#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(YFRT)は、2026年8耐仕様のYZF-R1を世界初披露するとともに始動。ライダーは昨日発表した、ジャック・ミラー選手とアンドレア・ロカテッリ選手はレギュラーシーズンの都合で欠席となりましたが、チームの大黒柱である中須賀克行選手が参加。さらに昨年に続きテストライダーとなる南本宗一郎選手が出走しました。
また、世界耐久選手権に出場する「Yamalube YART Yamaha EWC Official Team」については今回のテストを欠場し、本番直前に行われるテストから参加します。
さてテスト初日は、気温20度超と本番と比較すると穏やかな気候の中でスタートしました。BグループとなったYFRTは、今年の2月に終わった西コースの路面張り替えから初走行となったこともあり、マシン、タイヤがどのような反応を見せるのか確認作業を中心に実施しました。まずセッション1では1台の車両を使って2人が習熟走行を実施し、このセッションを2分7秒027の10番手で終えました。
続く2回目のセッション2(60分)は2台のR1を投入し、中須賀選手、南本選手がそれぞれミッションを持って走行。その過程ではマシンをプッシュする場面もあり、中須賀選手がトップから0.599秒差の2分5秒857で4番手をマークして存在感を示すと、夕方16時45分から75分間で行われたセッション3でも着実に走行を重ね、2分6秒台から、2分5秒921更新して5番手につけると、さらにこの日ベストとなる2分5秒375までタイムを短縮して3番手とし、同時にこの日の総合結果でも3位となりました。
続く60分間のナイトセッションでは中須賀選手も出走、軽微な転倒もありましたが、2分6秒台の好タイムをマークして初日を締めくくりました。なお、各セッションの最後にはピットワークの練習も行い、本番に向けて着々と積み上げています。
明日はB組からスタートし、9時30分から80分のセッション5がスタート。さらに13時25分から90分のセッション6という2本を走行して終了します。
YAMAHA FACTORY RACING TEAM:2分5秒375/初日総合3位
中須賀克行選手
「バイク自体に大幅な変更はありませんが、まずは新しい路面への習熟に集中しました。実際、舗装された西コースの路面に最初は戸惑いがありました。以前はあったギャップがなくなってフラットになっていたり、リズムを掴みにくかったのですが、周回を重ねるにつれて慣れ、リズムはかなり戻ってきたと感じています。路面グリップは向上していてタイヤへの攻撃性も増していることは確認できましたが、本番とは路面温度が大きく異なるため、今回のタイムやタイヤは比較しにくいところはあり、最終的にはレースウィーク前のテストや本番で確認する必要があると考えています。チームメイトのジャック選手とロカテッリ選手はレースウィークのみの参加なので、明日のテストではすぐに乗りやすいセッティングを見つけるためにも、ロングランなどを進めていく予定です」
南本宗一郎選手
「レーは昨年の全日本最終戦から参加していませんし、サーキット走行自体も3月以来とブランクが大きく、最初の走行では体が硬くマシンを上手く乗りこなせませんでした。タイムもまったくで厳しい1本目でしたが、中須賀選手やチームの皆さんからのアドバイスで、2本目の走行からは硬さが解消され、マシンとの一体感を取り戻し自身のメインのテストに対しても集中することができました。チームにはデータで貢献できていると思うし、タイムも着実に向上しており、さらに改善できると自分への自信を取り戻しています。明日もリスク管理を最優先にしながら、割り当てられたテスト項目をこなすことに集中し、チームへ最大限の貢献を目指します」
吉川和多留監督
「ヤマハのテストコースでのシェイクダウンは終わっていますが、鈴鹿は今年初の走行であり、鈴鹿の路面の張り替えもあったので、今日はライダーのサーキットへの習熟とともに、マシンの確認を中心に行いました。その中でライバル勢はすでにテストをしていることもありますが、相変わらず強化であることは確認できました。ただ、我々もこの初日は計画していたテストを順調に消化し、安定したベース確立できています。また南本選手はテストコースを除いては昨年、以来の走行にもかかわらず、想定より早くペースアップしてくれテストを消化しており、中須賀選手は夜間に軽微な転倒もありましたが怪我はなく、しっかりとし仕事をこなしてくれ、明日はロングランでさらにセッティングの精度を上げてもらいます」










